Best Dam Sings / 43B

大まかだがその日その日の計画はあるので、この日の朝も、まず兼六園へ行くという計画から進めた。

ひたすら日本庭園の写真を貼っていきます(本当に写真だらけの記事になります。なります)


日本最初の銅像といわれる日本武尊像。ヒ素の含有量が多くて鳩が寄り付かないらしい(イグノーベル賞)。


当然季節によって雰囲気は変わるだろうが、夏の表情はこんな感じ。

私のBAEを阻む自撮り棒おっちゃん。


兼六園は多分初めて(記憶に残らないくらい昔には来ているかも)なので、パンフレットの地図を見ながらとりあえず満遍なく歩いた。自分の後ろにいた同世代くらいの男性も同じような感じで歩いていて、彼は途中まで間違いなく自分を参考にしていたので少しプレッシャーだった(照)

混み具合は日本だけでなく中韓の団体客が来ると当然増したが、夏の暑い日で10時前だったということもあり、そこまで酷くはなかった。

この橋の上に立ってカメラマンや照明とともに撮影している振袖姿の女の子がいた。可愛らしかったけど、顔がふっくらしていて、モデルというよりは地元の子っぽかった。

BGMは蝉の鳴き声で。


おばちゃんガールズバンドのアー写です。

餌を貰いに来る鯉。あいにくエサは持ってないよ。君らの役には立たないよ。


広い園内にはこのような店がいくつかあった。素敵じゃないか。



普通はくたびれたおばあちゃんやおばちゃんがいることが多いのに、こういったお店の店員も若い女の子だらけで活気を感じた。

金箔とプラチナ箔のソフトクリーム…。食べてみたかった…。クラウドファンディングでお金募るか…。

続いては金沢城公園。21世紀美術館も行きたかったのに、残念ながらこの日は休館日である月曜日だった。仕方ない。

天守閣は現存していないのでお城っぽさはなく、広い公園という感じ。

駅へと戻る道で通ったのは近江町市場。昨晩前を通った際はもう閉まっていたので、ここまで人が集まる場所だとは知らなかった。

氷が良い味を出している。

金沢駅。

ここから富山までは、IRいしかわ鉄道とあいの風とやま鉄道を使って移動する予定だったが、次が1時間後だったので高速バスで移動することにした。
今まで一度も飲んでいない抹茶スモアフラペチーノを飲みたかったけど売り切れだったので、いつものクリームの方で妥協ちゃん。

窓ガラスを登るバッタちゃん。

高速バスってやっぱり快適だな…と改めて思った。乗り換えもいらないし、クーラーもきちんと届くし、USBで充電もできるし。

くすりといえば富山ですよね。お元気ですよ。

富山駅より手前の総曲輪で降りた方が富山ガラス美術館に近いっぽいので下車。

何かステージを設営している。

はい、これがガラス美術館。

常設展だけでいいだろうかと適当に考えていたが、1000円はキリが良いし、1番を頼んだ。

カフェが良い雰囲気。

図書館も同じ建物に入っていることに驚いた。いろいろと魅力的。

建物の構造もユニークだし。

左の展示室が常設。でも展示される作品は定期的に変わっていくらしい。通えますねこれは。

ここからは6階のデイル・チフーリの「グラス・アート・ガーデン」というインスタレーション。


次は扇田克也の「光のカタチ」

気になった作品を何枚か撮ったのでそのままご覧くださいな。


これは階段を利用した作品で、階段の前には双眼鏡が置かれており、奥の掛け軸のようなものを覗いてみよう、といった体験型の作品でもあった。

撮影は禁止だったけど、アレナ・マチェイカの「神秘的な世界への旅」という展覧会も行われていて、大小のネズミの剥製に「ダビデとゴリアテ」というタイトルを付けていたり、ガラスのミシン台があったりと、この人のセンスは好きだなと思った。上の扇田さんの作品・タイトルセンスも結構気に入ったけど。
2人の作品に限らず全体的に見ての感想は、ガラス自体が元々ある程度の美しさを持った素材だし、そのガラスの芸術作品なのでハズレが少ないと感じた。
客数のわりに監視スタッフが多くて落ち着かなかったけど文句ではない。客が少なかったというだけで、スタッフが多すぎるわけじゃないし、雇用が生まれているのは素晴らしいことだ。

ショップも素敵だったが、今の自分の状況では持ち運びづらいので買えなかった。どうしても割っちゃいそうで。

はい。ガラスの街とやまを応援したいと思います。

ホテルのチェックインは3時からなのだが、今は2時。ってことでお散歩タイム。

行きに目にしたステージでは書道パフォーマンスが行われていた。

寄りたかったけど素通りしたソフトクリーム畑。なんかこの写真についていろいろと説明したいんだけど、やめとく()

ホテルまでの途中に富山城址公園があったので寄ってみた。

水墨美術館は気になるがちと遠すぎるので断念。

人が少なくて、カラスと自分くらいしかいなかった。

うーん…つまんなそうだけど、時間余ってるし行ってみるか。

多分これがベストの展示。

背の高いお城ではないので眺めも微妙…。

いかにも210円ってな感じの企画展だった。170円でもサプライズではないかな。うん。
でも結構盛り沢山ではあったので、(上杉はまあ置いといて)あまりスポットライトの当たらない越中や神保について学べたのは良かった。
サムライって名前に入れてはいるけど、刀や甲冑をもっと展示していたら違ったかもしれない。サムライ感は正直皆無だったし、終始あまり有名ではない富山城関連の展示品ばかりだったから。

逆側のカフェは眺め等良さげ(どうやら半年間の実験的な出店らしい)。


カラス小屋。カラスが檻に入っているのは初めて見たかも。野生の奴らに馬鹿にされてそう。

公園を後にする。

街をふらりと歩きながら思ったのは、建築等も悪くないんだけど、今のところ劣化版金沢という印象だなあと。でもそれは仕方ない。似たような環境にある街は日本にいくらでもある。ガラス美術館という強い武器があるのは間違いないし、明日にも期待している。

あ、噴水だと見つけた公園にも人はほとんどいなかった(自分的にはそちらの方が良いんだけど)。噴水の先にある山は立山だろうな。

駅からそれなりに近いということもあり、飲み屋とホテルが混在しているような場所。

そしてこれが自分の泊まるホテル。

でももう少し時間はあるのでコンビニへ行った。立山を登るのかな、登ったのかなといったアウトドア系の服装をした人たちとすれ違った。

それからチェックイン。いかにも一昔前のビジホといった雰囲気だが、フロントの彼氏がいなさそうな女の子は電話で本日満室で~と言っていたので素直に驚いた。
今日は洗濯をしないといけない。事前に計算していて、ランドリーのあるホテルを予約していた。

朝食が無料のホテル。料金に含まれてはいるだろうが、生き残りの戦略だろう。

いぇい。

眺めはまあ、うん。

あんまりお腹が空いてなかったし、何より胃を休めたかったのでこれだけ。夜も結局出歩くのが面倒で手持ちの物しか食べなかった。

登山客で洗濯機が混んだらどうしようという不安はあったが問題なかった。早めのチェックインだったし、そもそも洗濯が必要なほどの連泊はしないわ。

明日は立山黒部アルペンルートを経由して長野県側まで行きます。

でも次の日の朝、起きると雨の音がした。いや…今日黒部ダム行くんですけど…。

満室なら朝食も混むかもなという危惧は危惧のままで終わって助かった。20席くらいのスペースは4分の1ほどしか埋まっていなかった。

他にもカレー等も食べまくった。でもせっかくのコシヒカリは出されてから時間が経過していたのか、少し硬くなっていた。その点はデビッド・ボウイみたいなおばちゃんスタッフになんとかしてほしかった。

富山駅。でもJRではなく、電鉄の駅はどこにあるのだろう…。

あった。目立ちが足りない。

この窓口でアルペンルートの切符を購入。

10時3分の立山行きに乗る予定。約1時間の乗車になる。

インスタグラム等のSNSの影響だろうが、最近は本当に一眼レフを持った男子がめちゃくちゃ増えたなと感じる。待合所にいたのは日本人ではなく、中華系の若いカップルだったが、まあ海外の人もSNSの影響は大きいだろう。
自分自身ブログもSNSも更新している人間だけど、最近の写真ブームには正直うんざりしている部分はある。どうしたもんかね。でもこの気持ちわかってくれる人もいるでしょ。

バックパックを持っている人だらけで自分も登りたくなってきた。どうやら今日の天気はよろしくないみたいだけど。

様々な乗り物の切符が一枚にまとめられた複合乗車券。運賃は高いが、一枚で済むのは非常にありがたい。
抹茶スモアのリベンジをと思って行ったスタバで、もう販売が終了したと言われて、悲しみのバニラ。

知らない車窓は絶対的に楽しい。病院の1階に駅のホームがあったり、掘っ建て小屋のような年季の入った駅舎等、地元客もそう多くない地方鉄道だからこその良さがあった。
雲で山々はあまり見えていなかったが、まだ青さを残す稲穂、山に近づくと川の見える景色は悪くはなかった。

車内にはビデオカメラを回している若い女性がいて、その女性があるタイミングで車掌に、スマホの写真?を見せて質問していた。その質問から間もなくして現れたのがこの景色。
絶景スポットとして有名なのか、橋を渡る間、電車の進む速度は落とされ、じっくりとこの景色を眺めることができた。


立山駅付近の駐車場の車の量が尋常じゃなかったのを覚えている。登山客らしき人たちは更に増えたし、自分の想像以上に集客力のある観光地みたいだ。
写真の右は団体のレーンで、そこに並んでいるのは中華系の団体。


何も見えねえ。

ケーブルカー。

前の方に並んでいたので椅子に座れたはいいが、中華祭りで満員なので景色はほとんど見られなかった。7分だし、先頭で立っておけばよかったと少し悔いた。

ここからは高原バス。途中下車はしないので50分間の移動。係員が目視した乗客数によってバスを何台動かすかの指示を出していたのが印象的だった。
乗り物とは関係ないけれど、登山カップルはちょっと無敵だなと思った。正直羨ましい。

隣は中華ガイドのおっちゃんだった。彼はほぼ無言だったので問題はないが、後ろのチャイニーズたちはうるさく喋り続けていて、せっかくガイドの映像が流れているのに音声は一切聞こえなかったという不運。

でも落差日本一の称名滝で停車してくれたり、親切なバスなのですよ。

と思っていたら、カーブの多い道も結構スピードを出して進むから、しがみつくのに必死で体力を使った。

でも一番不快だったのは後ろの席に座っていた日本人おばさん。以前参加した二百名山だかなんだかの登山ツアーで、ガイドが途中で中止を判断したことへの文句を延々と垂れていて、隣のもう1人のおばちゃんが「安全を考慮したんじゃない?」「登れなさそうな人がいたんじゃない?」等なだめていた分まだマシだったけど、そんなに不満があるならツアーじゃなくて一人で参加しろよ…と呆れた。会話がわかる分日本人の迷惑客はより目立つ。

中華は静かになったのに、霧で視界が悪くなり、高原も何も見えなくなった。雷鳥見たかったな。いつか登ったときに見られることを願う。

しかしこんな日でも登山客は進む。天候や視界は完全に運要素だもんね。後ろのおばさんも「こんな霧の日に可哀想に」と同情していた。

雪の大谷も見たいな。ダムの観光放水と雪の大谷が被ってないのはやり手だと思う。

次はトローリーバスなのだが、時間がわりと余ってしまった。職員いわく、人が多いから追加の便を出すかもしれませんとのことだが、それももう少し先なのでちと探索。


ここは立山室堂という場所で、ダムへの観光客も山への登山客も拠点になる場所なので、人がごった返していた。

外に出てみたがこの霧。そして死ぬほど寒かった。山の上だから当然なのだが、おバカちゃんなので上着も持っていなく半袖Tシャツ1枚の自分。予想通り白人観光客の中には同じような格好の人たちがいて安心したが、日本人で半袖なのは自分と体が太めの人数人を除けば誰もいなかった。

売店には登山グッズ等もあり、上着も売っていたんだけど、ここで買ったら負けだろと自殺断行。(おかげでこの日の後半は風邪気味で、頭がぼーっとしていました 照)


かえでちゃんかな。

次は電気で走るトローリーバス。人生初です。時間は10分。

ドキドキ。

いや、たまらんな。

しかしここで新たな迷惑日本人おばさんの出現。車窓は実質前方しか見れないので、乗客はみんな譲り合うような形で写真を撮っていたのに、このおばさんは開始から一分少々くらいで先頭に移動して、最後の最後までiPadで動画を撮影していた。
高原バスに乗る際も我先にという勢いだったし、アクティブな中年ってタチが悪いこと多いよな…とうんざり。海外のマナーの悪い人間を馬鹿にできないのは日本人の中でもみっともない人が山程いるから。
この旅は善が行えてないな…と思っていた自分の前に座った男性がタオルを落としていたので、拾ってあげるという善獲得イベントがあって嬉しかったのだが、その彼も呆れて彼女を撮影しているのがわかる。

しかし絶景は待っていた。トローリーバスから下りてロープウェイの駅までの途中で見えた素晴らしい風景。右に見えているのは黒部湖。

また臨時の便だが、前に並んでいたおっちゃんは「こんなに空いているのは初めてだ」と言っていたので、空いていたのだろう。

自分は片道なので下りだけしか利用していないが、登ってきたゴンドラの停止は思いきり壁にぶつかって止まるという方法だったので、悲鳴のような笑いのような声が上がっていて楽しそうだった。

7分間のロープウェイの時間。今度は韓国の団体と一緒だった。


楽しくないわけがないよね。

次もまた下りでケーブルカー。5分間という短い時間だった。

黒部駅から歩いた先は、

はい、黒部ダム。ダムの気温は予想していた通りそこまで寒くはない。

放水すごーい!!!!!ってなりますよそりゃ。

見下ろしてみた。飛び込んではない。

14時前だったし、先に昼食を取ることにした。

目的は1番。

ダムビューな席。カップルに挟まれてるし、なんか椅子低いしで隣に移動したけど。

はい、ダムカレー。近くのカップルがえっ、意外と辛いっ!と言っていた通り、辛口のグリーンカレー。

柱を挟んで隣に座っていた女子たちがしていた、恋愛をしてないと恋愛の癖を忘れるという話は少し面白かった。男についても語っていたが、まあ、周りにいるカップルの方が観光を楽しめていたよね。

標高約2500mあった室堂からは1000m近く下りては来ているが、それでもまだ高所であることには変わりない。山の天気が変化しやすいように、この黒部ダムもまた雨が降ったり弱まったりの繰り返しだった。


殉職者たちの慰霊碑。171人の尊い命を犠牲に、戦後の関西の電力不足は解消された。

ブラタモリが好きで、黒部ダムの回も見ていたからより楽しめたと思う。これは破砕水で作られたハサイダー。(ダジャレでしょうか?ダジャレです)

雨が弱まったのを見計らって展望台へ。

凄まじい迫力だった。期待以上だったかも。


裕次郎。

これは上の展望台からのパノラマ。上手く撮れていないけど、気にしない。

こういうお店で買って食べながら見るのも良いよね。もう営業してなかったけど。

くろにょん可愛い。黒部川第四発電所→黒四発電所→くろよん→meetsにゃんこ=くろにょん。くろにゃんにしなかったところは高く評価したい。

では長野側へ移動します。

破砕帯の湧き水の味は普通だった。ちなみにトイレの水も最高に冷たかった。

合計で10人くらい割り込んできた中国人グループの中のおっちゃんが俺を撮ってくれとばかりに見てきていた結果。

再度トローリーバス。でも来年からこちら側は充電式の電気バスに変更されるので、今年がラストイヤー。ちなみにトローリーバスは日本ではここ黒部立山アルペンルートにしかない。

くろにょーーーーーん!!!!!!!!

さよなら黒部ダム。

この青いライトは破砕帯のエリア。溢れ出てくる地下水のせいで、それまで順調だった採掘工事は一気に暗礁に乗り上げた。

さよならトロバス。

ん?何か景色が良いのだろうか。

……。駐車場やん…。

今まで使っていた切符はもう使えないので、路線バスの切符を購入して乗り込んだ。

隣には新宿行きの高速バスが停車していたが、立山のこの人の多さを考えれば、需要があるのも納得できる。

信濃大町駅には電車が出るギリギリに到着したし、Suicaが使えないので焦って切符を購入し、ホームも跨線橋も走って移動したが、2分ほど発車を待っていたような気がする。バス客を待ってくれていたのかも。

終点の松本駅に到着して電車を下りると、白人家族のパパさんに英語で話しかけられた。この電車はここで停止なのかと聞かれた。どこに行きたいのかを質問すると、マップ上のNishi-Matsumoto Sta.を指されたが、何しろ土地勘がないので教えられなかった。
彼らと別れてから調べて、松本電鉄から行けるということはわかったが、松本電鉄にどこから乗れるのかもまたわからず。でもまだ困っているかもしれないし、駅員に聞けばわかるかもと戻ってみたが、もう彼らの姿はなかったので、きっとあのとき近くにいた車掌にでも聞いたのだろうと判断した。
力になれなくて申し訳なかった。その場で人に聞いたりしていればもっと親切に対応できたはずなのに…と後悔。

去年ぶりの松本駅。チェックしていたうどん屋は潰れていたので違うお店に入った。

長野で富山ブラックラーメンを食べるという、パキスタン人によるインド料理的なあれ。さっきまで富山にいたのは間違いないけど…。

食事を終えたらホテルへ。

6階のHotel M Matsumotoへ。

エレベーターで上がれって書いてあったけど、エスカレーターで上がっちゃおう。

しかしアートネイチャーの階で止められるという悲劇。すみませんでした…。結局下りてダイソーのエレベーターから上がった。

ネットカフェみたいなホテルのフロント前。

元エスカレーターなんだろうけど、動いてないエスカレーターって本当に酔う。


こんな感じです。

最近はドミトリーベッドのゲストハウスとかカプセルホテルよりこういうキャビン型のホテルが好き。

大浴場から戻ってくるとアジア大会のなでしこの韓国戦のハイライトが放送されていた。優勝おめでとう。

そして翌朝。駅前の店で見つけた、ファイト一杯生ビール。

元気だよ。

甲府駅で乗り換えを待つ際に食べたプレミアム信玄餅アイス。

初山梨を移動中。

中央本線で大月駅まで移動してきた。ここからはJRではなく富士急行線で移動。

河口湖を目指します。

駅で止まっていたトーマス列車。各駅の看板にはトーマスのキャラがそれぞれ描かれていた。

モデルっぽくないカッターシャツ姿の男性、その男性を写真撮影するカメラマン、電車の音を録音している音響という、謎の男ばかりのグループが同じ車両にいた。

富士山は見えるだろうか。雲が多いので心配だ。

富士山駅で間違って降りてしまい、あやうく電車を逃してしまうとこだった。

でも無事に河口湖駅に到着。ラブライブともコラボしているらしい。

駅には大勢の観光客がいた。外国人もとても多い。

ほうとうを食べたいが、行列は嫌だな。この店は有名らしいが、他の店や別店舗の方に行こうか。

歩いて移動。

中華系の団体。皆ツアーなんだろうけど、中華や韓国って団体で行動するから、きっと世界中で目立っている。

河口湖に到着。あの橋を渡ってみよう。


遠くに見えているのはロープウェイ。景色が良ければ楽しそう。

ハチワレ。

シュール。

方角的に向こうには富士山が見えるはずなんだけど…全然わからない…。

遊覧船的な。

雲多すぎないか。

富士山見えないし、こういう楽しみ方に切り替えるのもありだよな。

Foooooooo!!!!と叫びながら自分と中華系の3人の家族にアピールしていた。ノリがよろしい。

うん…見えないわ…。この周辺にいる観光客みんなが残念に思っていることだろう。外国人観光客には申し訳なさすら感じる。みんな富士山を見たくてこの場所に来ただろうに。天候はどうしようもないけれど。(外国人の割合は白人よりヒジャブを着用しているような国からの方が多かった)

今買っても…と買わなかったけど、正直山梨の桃は食べたかった。

ほうとうを食べることにします。でもここではなく、

駅前にあったほうとう不動の本店に来た。ちと歩いたし、敷地内に似たような建物が並んでいて、どれも別のお店のような気がして入り口に迷ったが。

いかにも蔵っぽい外観だったが、中は風が吹き抜けていて涼しかった。

ほうとうは一種類。潔い。

馬刺しも頼んでみた。

でもメインはやっぱりこっち。量が多くて苦しくなったけど、本当に美味しかった。また食べたいな。

近くの別の蔵は、一つはほうとう屋の先程の場所に客が入りきれなかったときに使う予備の蔵で、もう一つは手ぬぐい屋さんだった。でもハンカチは欲しい気持ちはあったが、手ぬぐいはちと長い…。

それからミュシャ展が開催されている河口湖美術館へ。


今まで観たミュシャの作品と被ってなければいいが…という心配は問題なかった。初めて目にする作品も多かった。


なんだか解説がお固くないというか、若者が作ったのかなと感じた。

ジスモンダコスプレ撮影用の衣装。

期待以上の作品の量。

万年カレンダー。

ミュシャの尊敬できる点は、ただの人気イラストレーター・デザイナーでは終わらず、最後には画家として祖国のためにその才能を捧げたところだと思う。
さすがにその国立美術館で観たスラヴ叙事詩はレプリカの小さなコピーだったが、満足な鑑賞時間だった。
ミュシャ展を置いて考えても、富士山を撮った写真が観たいと思っていたし、広重や北斎の富士山を描いた浮世絵も展示されていたので来て良かったと思う。

小さな松ぼっくりが3つ並んでいて可愛いと思って撮ったが、この写真じゃサイズがわからない。

中学校。

続いて来たのはオルゴールの森。4時以降だったので入場料が安くなっていた。

おとぎ話の世界のような可愛らしい場所だったが、ここはカップルで来るとこだな(老人等を含む家族も多かったが)。先程ミュシャ展でほぼ同じタイミングで回っていた男性はこちらに来ずにバスを待っていたのは正解かもしれない。

カップルで来たら来たで彼氏の方は彼女のインスタのために撮影し続けていたりで、大変そうだ…と思ったけど。

でも綺麗な場所であることには違いない。

それに貴重なオルゴールの音色を実際に聴けたのも嬉しかった。この場所ではタイタニックに載せる予定だった自動演奏機能付きの大きなオルゴールの演奏をガイド付きで聴いた。この手のサイズになると、中で何種類もの楽器の音色を出せるようになっているので、ちょっとしたオーケストラ感さえあった。


右側はオートマタのオルゴール。詳しく説明すると面倒だから省くが、帰ろうかなーと思っていたら眼鏡の女の子職員に捕まって、どれが聴きたいですか?とリクエストを聞かれたので、じゃあ熊で…!と選んだら、その熊はシャボン玉を飛ばしていた。

ここでは噴水ショーが行われていた。こじんまりとしていて、そこまで派手なものではなかった。

では駅へと戻ろうか。結局富士山は見られなかったな。でも、そんなときもあるだろう。

まずは大月へと戻る。広告は狂気と呼ぶべきか、狙いすぎと言うべきか。

富士急ハイランド。

大月駅からはまた18きっぷタイムに戻り、八王子経由で横浜まで移動して、宿にチェックインした。
ホテルについては次の関東編で。

つづく。


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