関東滞在中に泊まった宿は中華街の中にあって、エントランスの向かい側は関帝廟だった。
宿の名前は「global cabin 横浜中華街」 去年の夏オープンで綺麗な宿だった。
部屋の照明をつけて撮ったのは動画しかないからわかりづらいけど、角部屋だからかかなりスペースがあり、気づけばそこはダンスホールと化していた。
シャワールーム以外にも貸切風呂もご利用できますとのことだったので利用させてもらった。1つは家族風呂だから実質2つで、後半は利用中で埋まっていたが、幸運なことに前半の滞在では空いていて使えた。
21:30以降はカップ麺が無料だったので数回食べた。
ある晩のホットでもアイスでもティーで攻めるスタイル。多分頭が悪い。
ビジホじゃないし冷蔵庫はなかったが、この保冷剤とクーラーバッグのアイデアはイケてた。最低限は冷えをキープできるし。
宿については以上。珍しく横浜滞在だったからみなとみらいの夜景でも貼っておきますね。
おっと、間違えて225を貼ってしまっていた…。
一眼レフ撮影には敵わないけど、まあ綺麗よね。この夜は人も少なくて快適だった。東京ほどごちゃごちゃしてないのが神奈川の良さですよね。川崎はあれだけど。
赤レンガ倉庫を撮ろうと構えて、目を奪われるのはベイブリッジの上に浮かぶ巨大な月。(おかげで赤レンガのまともな写真がない)
悪くない。
マンホールも。
8月最後の日は小田原へ行った。
Suica可愛い。全国の放置されてるSuicaの元気を集めて自分のにチャージしたい。
到着。
白人グループの後に続いて撮ったのはHiroshige。東京からわりと近めの場所にお城があるということで外国人観光客の姿もそれなりに。
でも真っ先にお城へは行かず、小田原には小田原丼があると聞いていたので、その小田原丼を食べに駅前の商業ビルへ。
小田原丼をまとめて紹介するサイトに載っていたこの店のメニューは見つけられなかったので違う海鮮丼を注文したが、これはこれでめちゃくちゃ美味しかったので結果オーライ。わかりやすく説明すると超豪華なネギトロ丼ってな感じだった。真ん中の容器は締めの茶漬け用。
小田原はかまぼこも有名なのでこれを食べようと思ってきたのだが、でもメニューになかったから仕方ない。
いや、あるやんけ…。振り返ったらあったわ…。
気を取り直して、小田原城へ。
正規登城ルートから攻める。
無料ガイドのおじさんが小田原合戦について教えてくれた。なかなかのリンチよね。
常盤木門を抜けた瞬間の大学生くらいの女の子に「うわっ!くっさ!あっ!猿がいるー!」と中傷されたことに悲しんだのか、ひたすらにぐるぐると回り続けていた猿たち。かつては象もいたらしい。
アイスの行列ハンパない。
自動券売機は2台あるのに、左側の機械では常盤木門(SAMURAI館)のチケットを買えないという意地悪をされたので右側で買った。
まずは天守閣の方から。
展望デッキのからの眺め。小田原駅。
実際には一夜城ではないけれど、完成した直後に木を伐採して、ある日突然城が現れたと北条氏側を驚かせた石垣山城があった方向。その石垣山城は小田原合戦の際に豊臣秀吉が作らせたので、太閤一夜城とも呼ばれている。
伊豆半島と相模湾。
次は常盤木門(SAMURAI館)へ。
1階は甲冑着付け体験ができる場所で、2階がSAMURAI館。
展示スペースは決して広くはないが見応えがあった。外国人観光客たちはもうあまりの興奮にヨダレを垂らすと思う。
この花伐つ鎧という作品は、今まで見た中で最も素晴らしいプロジェクションマッピングの使い方をしていたと思う。
桜や紫陽花の季節にまた来たいな。
小田原駅でレモネードを買って国府津駅へ移動。(すぐに飲み干してしまったので持っていたペットボトルの水を入れたけど、ただのレモン風味の水でしかなかった悲しい)
ここから御殿場線の旅。18きっぷですこの日も。
先頭付近に立てば車窓はこう。
でも座席に座ると、優先席を挟むし、おばあちゃんと孫がいたのであまり前方は見えなかった。でも微笑ましいから良しとしよう。
おばあちゃんは男の子に対して、電車に乗せてあげたかったのと言っていたが、男の子はそれでは物足りない様子で「えー、乗るだけー?どっか行きたいよー。プリンとか買いたいよー」と不満げだった。でも(記憶に残っていれば)いつか君はこのおばあちゃんと乗った電車での想い出を、懐かしく思い返すときが来るだろう。
完全に坊やは電車に飽きていたので、周囲のカーテンを下ろしまくるという遊びを始めて、自分の近くも閉めて車窓が見えなくなると、おばあちゃんからごめんなさいねと謝られた。なんてことはないさ。
その後再び上げていたカーテンは、ハローキティのアクセサリーをビジネスバッグに付けたハゲたおっさんに下ろされて、自分の車窓を楽しむ時間は終了を告げた。このときはなんてことあったが、眩しい人がいるならやむを得ない。
どこか御殿場線で途中下車して楽しめる場所はないかと事前に調べた次の目的地はここ。
富士岡駅で下車。
18きっぷのポスターはいつも素敵。二階堂のCMみたいにノスタルジック。でもいつまでこんな風に感じられるだろう。
3番の駒門風穴を目指す。
駅舎前に並んでいる車は富士山ナンバーばかり。
どんな気持ちで歩いていると思う? 最高に楽しいよこういう瞬間は。
時刻は午後4時前後で、夏休みがもう終わってしまった小学生たちの下校時間とも重なっていた。
住宅が立ち並ぶ通りに突如現れたのは、富士山の火山で作られた風穴。受付で入場料を払い奥へと進む。
いざ溶岩で作られた洞窟の中へ。
一切の誇張無く、一段下りるごとに気温が下がっていくのを感じられて面白かった。
暗くてわかりづらいけど貼っていきます。
中には一組だけ家族がいてすれ違った。(受付前にはもう一組家族がいて、本当に涼しかったねーと話していた)
天井からは鍾乳洞と同じようにぽたぽたと水滴が落ちてきている。
かつてコウモリが棲息していた場所には痕が残る。
屈んでも頭をぶつけるほど低い穴を通って更に奥へと進んだり、アドベンチャー感があった。
おしまい。
受付のおばちゃんに「もう誰もいなかったでしょ?」と聞かれた。家族が出てからは洞窟探検を独り占めだった。
残念ながら世界遺産からは外されたが、おかげで穴場スポット感があってより楽しめた。
受付で長靴が貸し出されていることが証明するように、用心する必要はあるが、特別危険というわけではないので子どもだって来られるし、内部は涼しいので夏場は特にオススメ。
では駅へと戻る。
白猫を探せ。
途中にある富士見台。
富士見台なのに、案の定富士山は見えない。富士見台なのに。天使のはしごは綺麗だけども。
御殿場線をぐるりと一周するというのが目標なので、小田原・横浜方面には戻らず、終点の沼津へ。
こんなプランでね。
時間も時間だし、沼津では特に何もせず(もし寄っていたら深海水族館へ行って、深海プリンを食べたはず)、そのまま東海道本線から横浜まで戻った。
日没前の海。曖昧な青だ。
横浜に戻ってからは家系ラーメンを食べに吉村家へ。
引くほどの行列に並んで、結局席につけたのは1時間後だった。でも店員のプロフェッショナルっぷりは見ものだったし、味も満足。(硬め濃いめではなく、普通で頼めばよかったとは思ったが)
中華街に戻ってからはタピオカミルクティーを飲んだ。っていうか、この店の味が最強すぎてリピートした。他の店と比べてもタピオカもミルクティーも大勝利。
店員は気持ち平野早矢香に似た、あまりやる気のない中国人の女の子だけど、今もまた飲みたいくらい美味しかった。
次の日はサッカーを観に行ったんだけど、夜のキックオフまで何の予定もなくて、宿も10時以降は絶対外出しないといけない仕組みだったので、とりあえず中華街で食べ歩き。
それから横浜美術館に行き、モネ展とコレクション展を鑑賞した。
自分でも思ったくらいだし他の人からも、どんだけモネ好きなんだよと思われるだろうけど、モネの影響下にある他の画家の作品なども展示されていて、期待以上だった。
撮影可能だったコレクション展の方の作品をいくつか。シュールなの多め。
土曜日だったので美術館前ではダンス系のイベントが催されていた。
ちと買い物をしてから宿に一旦戻ることに。
やっぱこしあんよ。
このほうじ茶ラテも美味しかった。
ほんの少し休憩してから再出発。
朝に「もうやってます?」「ア…(首フリフリ)」「まだ?」「マダ…」という流れで食べられなかった北京ダックリベンジしたけど、
北京ダックにはキュウリが入っていることを忘れていた。吐きそうになるほど嫌いなのに。頼めば抜いてくれただろうけど。
それでは日産スタジアムへ。
ボンバーのユニフォームが一番多かったけど、ベンチにすらもう入ってないもんなあ。
ま、他に理由はそんなにないしな。
ちょうど表紙って面白いなあ。
最近の女子並の盛り写真。
試合前の雰囲気好きだよ。
レ・ミゼラブルの「民衆の歌」を替え歌の応援歌にしていて、率直にアリだなと思った。
試合結果は4-1。不調続きのマリノスがこんなにも点を取るとは予想していなかったし、レイソルの攻撃が単調だったことを除けば、先日の森保JAPAN初陣で活躍する面々が見られたというのも含めて満足な試合だった。久保君は見られなかったが。
試合終了時には雷雲が光っていたが、移動中は雨がほとんど降らず無事に帰れて、また一日が終わった。
せっかく中華街にいるんだからしっかりと食べたいなーと思いつつ、日程の都合上良い感じに店に入れていなかった。でもこの日の出発前が実質ラストチャンスだったということもあり、10時頃オープンしている店を探した。
一通り物色した後にある店の前に戻り、中国人女性店員に入れます?と聞いたら、入れるとのことだったので入店したが、ご飯が炊けていない(?)のでランチメニューはまだということで、支払った額は想定の2倍、3倍になってしまった。状況的にそこまで後悔はないけれど。
北京ダックリベンジ。「マキカタワカリマスカ?」にうーんと返したら巻いてくれた。そしてそのタイミングで「あ、キュウリいらない…」と伝えると「エー、キュウリオイシイノニ。ヤサイキライ?」「いや、キュウリが…」「キュウリダケ?」「キュウリだけ…」 という会話を繰り広げた。でもキュウリなかったんで美味しかったです(照)
エビイチドタベテミテと勧められていたのでエビチリを頼もうとしたが、一番安い芝エビではなく、車エビにしろと言われた。「200エンシカカワラナイカラタベテミテ。ゼッタイチガイワカルヨ」と。まあ美味しかったけども。
ご飯ものは炒飯だけOKというのは昨日残ったご飯を炒めるからとかそういう理由だろうか。これは海苔とあんかけのチャーハン。これもまた美味しかったが、正直苦しくなるくらいの量だった。
それでは初の群馬へ移動。
高崎駅。
高崎駅から目的の榛名神社まではバスで移動だが、少し時間があるのでタリーズで時間を過ごすことに。
美味しそう。
このバスに乗ったのだが、乗車前に、もう乗っても大丈夫ですか?と40代くらいの男性運転手に聞こうとしたら、(自分が話しかけようとしていることに絶対気付いていたのに)ガン無視されて、うわ…愛想悪い運転手だな…と引いた。
おまけに、その後バスセンターの職員の女性が構えるスマホに向かって、これから運転するバスの前でサンシャイン池崎のイェエエエエエエエのあれ以上に限界までのけぞったポーズを取って写真を撮影していて、めちゃくちゃ変な運転手だな…と思わず自分も写真を撮った。
明らかに変な人だから、当然この運転手のバス乗りたくないぞ…とも思ったが、まあ乗りましたよ…。
雰囲気は5人くらい殺してそうだし、なんか運転し始めたら、ナルシストみたいな感じで(Apple Watchをした方の手の)指をぱっちんぱっちん鳴らしまくってるし、個性的を越えて恐怖すら感じた。バスには観光客っぽい人がいないから後に自分1人になりそうだったし。
群馬バスの榛名停留所でしばし停車していたので、別に行かなくても良かったがトイレに寄った。
そこの張り紙。
この病院でおばあちゃんが下りると乗客は自分1人になった。すると運転手が「お客さんどこまで行かれます?」と話しかけてきて「神社まで、あ、榛名神社までです」と返した。
他愛もない会話が少し続いた。話の内容はどこからですかと質問され、福岡と答えると、親戚がいるけど30年は会ってないだとか、自分が群馬に来たのは全都道府県制覇を目指していて、18きっぷを使って回っていると話すと納得している様子だったり。
時間的に厳しそうだから諦めるつもりの(榛名神社の先にある)榛名湖についても話した。何もないとのことなので、まあ何もないなら別に行かなくても良いかと。
完全に危ない人だと思っていたけど、(ちょっとオネエっぽい話し方ではあるが)話してみると意外と良い人だなと安心していた。
しかし奇妙な展開になったのは榛名神社に着いてバスから降りる直前。突然「お客さん、写真撮ってましたよね?あれ、消してもらえませんかね?」と言われ、ドキッとした。
あんな変なポーズを取りながらも気付いていたのかということがまず驚きだし、あの写真を消してくれたらバスカードを通すのでお得になりますよと交換条件までつけてきたから。バスの運転手からこんな交渉を持ち掛けられたことなんて人生初。
もう立ち上がって今から降りようとしているタイミングでのいきなりの取引で、見られていたなら撮ってませんと否定はできないし、昔ネットで嫌な思いをしたことがあってね~とか言ってるし、ほぼ誘導されるような形でその提案を呑んだ。
帰りもこのバス乗ります?とも聞かれたが、湖に行けるかどうかは神社での滞在時間次第だからわからなかったので、帰りのバスカードもその場で1000円で売ってくれた。
傘を貸そうかとも聞かれたが、同じようにこのバスにまた乗るかはわからなかったし、そもそも折り畳み傘を持っているのでそれは断った。
ちなみに、写真を消す際の画面を確認された。iPhoneだと削除した後も、まだ最近削除した項目に残っていることも知っていて、それもお願いしますと言われ、そこから完全に消去するのもまた見せることになった。
一瞬でわけのわからないことが起こって理解が追いつかなかったが、とりあえず会釈をしてバスから離れて考えてみると怖くなった。
そんな提案をしてまで消させたいってことは、顔を絶対知られたくない逃走犯とかなんじゃないかといったことも考えた。
高崎駅から榛名神社までの運賃は1100円。そしてバスカードは1000円で購入ができて1100円分利用可能。まあ普通に払う形なら往復で200円のお得にはなっているか…。いやでも、バスカードは普通にバス車内で購入できるらしいので、その仕組みを知っていれば別にお得ではない…。
なんだこれ…。上手く乗せられたのか?と貰ったばかりのバスカードを見てみると心から驚いた。
いやいやいやいや、これ6000円分もある………。絶対ヤバイ人やんさっきの運転手…。写真1枚消させるために1000円で発売額5000円のもの普通譲らねーだろ…。絶対何かしらの事件に関わってるわ…と肝を冷やした。
誰かにLINEで画像送っておけば残ってたのになー、でも通信環境悪かったからなー、なんてことを考えていたが、いや…消しといて正解だった…。これ以上彼に関わると危険だ…。復元ソフトとかも止めとこう…とビビるしかなかった。
とまあ最高に話が逸れたけど、榛名神社参道です。
こういう自然に包まれた場所で食べるいわな塩焼き定食とか美味しくないわけがない。
本殿まで歩く。
神社の境内でも騒ぎながら写真を撮ってる若者を見ると、SNSブームほんと去ってくれないかなと最近よく思う。(人々が写真を撮らなくなるのなんて想像できないけど)
日曜日で参拝客が多いのは残念だったが、でもこの空間自体は、自然で癒やされるし、情緒があって、素晴らしい雰囲気だった。
榛名湖への遊歩道もあるらしい。いつかまた来た際に、時間があるときに、この道を歩いてみよう。もちろん平日に。
参道からは細い滝も見えた。
誰にでも理解できるような、古き時から繋がる時間(もしくは侘び寂び)がひしひしと伝わってきていた。
ここが本殿。お参りを済ませて戻る。
湖への道はどうなっているのだろうか。どうしても気になった。(走って行こうかとも考えたが、もし最後の便を逃したら本気で帰れなくなるのでやめた)
来た道をそのまま戻るのもあれなので、川に近い下の道を歩くことにした。
同じ考えの人は数人だけだった。
また参道に合流。
こけももか山ぶどうのジュース飲んでみたかった。
行きにすれ違ったおばちゃんが言っていた通り、どこの店ももう閉店ガラガラ。午後4時半なので仕方ないが。
大鳥居前のバス停でバスが来るのを待つことにした。帰りのバスではなく、湖へ向かうバスを。
バスが来ると乗り込んで、自分以外の乗客は誰もいないバスの車内で、湖へと続く山道に揺られていた。
しかし新たな恐怖は突然やって来た。いかにも山道らしい何度も曲がりくねる道の途中で、別の路線バスが完全に停車していて、運転席にはあの男性の運転手が乗っていたから。
こちらに気づくと彼はクラクションを鳴らした。自分が乗っているバスの女性運転手はただの合図だろうと手を上げただけでそのまま進もうとしだが「ちょっと待ってちょっと待って!!」と勢い良くバスから降りてきたので、こちら側の運転手もなになになに!?と驚いていたし、自分はもう震えるほどだった()
予想通り自分に近づいてきた。お客さんごめん!バスカードの値段を間違えちゃってた!と。うん、まあ、要は1000円のカードを渡すつもりが、5000円の方を渡していたとのことだった。最近手元が見えなくてね~とオネエっぽく弁解していたが、運転手から聞きたくない言葉すぎる…。
用を済ますと彼は自分のバスに戻り、山道を下って行った。値段は間違えとのことで本気で危険な人説の可能性は少し薄まったが、もうなんなんだこの一連のエピソード。本気でわけがわからなすぎる。
自分は座っていた座席は、決して見やすい位置だったわけではないが、あの位置で見下ろしながら待っていたんだと思うとやはり怖い。運転の業務を中断して、ずっと自分を待っていたわけだから。
女性運転手も事態が把握できていなかったので、実はこんなことがあって~と話しても良かったんだけど、こっちはこっちは絶対元ヤンでしょって雰囲気の太った30代後半か40代の女性だった。
バスが着いたときに聞いてきた「帰りの時間わかってる?」という質問も、タメ口どころか、完全に舐めたような口調・態度だったし。
群馬本当にヤバイなとシンプルに思った。高崎を歩いていてもそれは感じた。他の地域なら、いわゆるキモオタとか陰キャ認定されているような男性がピアスつけてイキって歩いているし、もうね。
こんな風に身の毛もよだつような感覚を覚えたのは、終電過ぎの宇都宮駅にいたホームレスのおっさんに「あっちでヤクザがう○こしたから気をつけろ」と言われたとき以来。
茨城は鹿島くらいしか行ったことないので詳しくは知らないが、街中に行けばチンピラとか多そうだし、予想というか偏見だけど、きっと同じ感じだろう。
40都道府県以上行った自分だから断言できる。北関東は日本の闇。間違いない。disるわけではなく、面白いと感じたから言うんだけど、絶対に日本の闇。
それと、グンマーって本当に存在するんだとも思った。外国にいる際と同じくらい注意を払って行動しよう…。
このバスの折返しが高崎駅へと向かう最後の便なので湖滞在は15分程度。
でも僅かな時間だとしても来て良かった。ほとんど人気のない(数人の釣り人以外は誰もいなかった)湖には霧雨が降り注ぎ、霧がかかり、幻想的な光景が見られたから。
少しだけ歩いて散策してみた。右側のお店のおばあちゃんからは「何か探しているの?」と聞かれた。帰りの電車はかなりお腹が減っていたので、この店のコロッケを買って食べておけばよかったなと後になって思った。
ぐんまちゃんでイメージ回復図ろうたって無駄だぜ…!左右の服に描かれているホラーなキャラが本体だろう…!
でも白鳥は可愛いかった。スワンボートならぬスワンシップ。
では、さようなら。湖にはトラウマがあったが()、思いの外満足な滞在だった。
また1時間以上バスに揺られて高崎駅に着いた。電車の発車時刻が迫っていたので、ご当地ものなど物色する余裕はなかった。
チアの大会でもあったのかやたらとチアガールっぽい子たちが駅周辺に溢れていた。
21時半頃横浜に戻ってきた。明日で帰るので夜の中華街もしばし見納め。
あのバス運転手のことを思い出してみた。あの写真をSNSで拡散されたら確かにマズいだろう。会社から注意を受けるのは間違いないだろうし、下手したら更に重いペナルティを課せられるかもしれない。
でもそんなリスクを気にするなら、高崎駅だとかあんなに人が大勢いる駅のバスロータリーで目立つ行動なんてしなければいいのに。出発のタイミングで手を振り合っていたから、写真を撮っていた女性とは特別な関係だったりするのかもしれないが、あまりに不注意だろう。人によっては動画を撮られていたり、消さずに拡散されていたりする可能性だってあるんだから。
まあ、話のネタにはなる出来事だったかな。ある意味現地の人との交流もあったわけだし。
ちなみに、もしも5000円のバスカードを回収されていなかったら、多分バス待ちをしてる人に適当にあげたと思う。群馬バスなんて次いつ乗るかわからないし。
最後の日は品川のルノアールでお茶をしてから、マクセルアクアパーク品川へ行った。
最近はもうBAEを意識してない場所の方が少ない。普通に綺麗だから良いんだけど。
良き良き。
クラゲも良き良き。
4コマ写真。
荒ぶるコツメカワウソ。
水族館におまえはありなのか。メリーゴーランドとかもあるから許すか。
大人気チンアナ●。
アシカタイム。
カメラ目線。
にっこり。
前に座っていたカップルがやたらと内カメで写真を撮るのはうざかったが、イルカショーは今まで見た中でもトップクラスにエンターテイメント性があって楽しめた。
帰ろうとしたらちょうど餌やりのタイミングで、このとき左側にいた男の子は「あぁあああ~~~食べられてるぅ~~~」と叫んでいた。
この水族館は初めて来たが、評価はわりと高めかも。都会のど真ん中にある水族館なので面積はそれほど広くないが、見所が凝縮されているような、あるいは洗練されているような印象を受けた。
嗚呼、秋田が私を待っている。
羽田空港には早めに移動して、気になっていたプラネタリウムカフェのある国際線ターミナルへ行った。
プラネタリウムを見ながら飲食できるという時点で充分素敵なんだけど、メニューはPRONTOが提供している本物なので味も美味しいし、このときは客も少なく落ち着いて過ごせたし、制限時間もないし、もう最高に素敵なカフェだと思う。
ちなみにイケメン店員が接客してくれたんだけど、彼ってカフェ店員でありながら、プラネタリウムの解説員でもあるんだよね。なんか無敵すぎてお手上げだったわ。強い。
前回この展望デッキに来たのはカミーノ出発前。どんな旅になるのかわからず不安と期待が入り混じった心境だったけど、今となってみれば、まだ3日目しか書いてない旅の自分に不安しか感じておりません()
あえて長くは書かないけど、ずんだシェイクの美味しさはエグすぎる。西は大阪までというのが本当に悔やまれる。こんなに美味しい飲み物って他にあるか…?というくらい衝撃だった。次飲んだときも同じように感じるならもう、ずんだになる。あたい、ずんだになる。
では目的を果たしたので、モノレールで国内線ターミナルへ移動。
乗るのはスターフライヤーです(実際に乗ったのは写真の機体ではなく、まだ来ていない別の機体)。
これで今回の旅も終わりだ。
ふと雲の上から見つけた横浜。
最後の最後で富士山が見えるっていうお情けのようなオチ。
悪くはないけどやっぱり雪を被ってる方が綺麗だね。
海の中道ちゃん。
普段は感じないけど、こうして見ると霞んでるから、PM2.5なんだろうな。謝謝チャイナ。
実は帰りも台風の心配があったのだが、意外と速度が遅かったので帰宅に影響はなかった。
でもその台風は21号として関西に多大な被害をもたらした。プラン次第では関空を利用するという可能性も0%ではなかっただろうから、もしかするとあの橋の先でスペシャルすぎる時間を過ごしていたかもしれない。
今回の旅のように観光を詰めすぎてないのは良かったと思う。ガンガン回りまくるのもアリだけど、ゆとりがある方が一つの場所をより楽しめる。
これで43個の都道府県に行ったことになる。残すは4つ。新潟、福島、山形、秋田。
いつ行くんだろうな。今年の冬にもう行くのかもしれないが、でもどうなるかはわからない。
ただ自分が行きたいときに、行きたい場所へ行くだけ。すべては気分次第。ってな感じでこれからも旅をするだろうから。
おしまい。