キトリの音楽会#2 @福音ルーテル博多教会

秋の香りに誘われて、福音ルーテル博多教会で行われた「キトリの音楽会#2」に昨晩行ってきました。
2月に行われた#1以来だから約半年ぶりのKitriライブですね。

福音ルーテル博多教会は、文字通り博多にある、満席でも120人くらいの小さな教会。
教会でのライブってだけでもうオシャレなのに、そんな神聖な場所で、Kitriを生で聴けるなんてね、本当に幸せな時間でしたよ。
(めちゃくちゃ個人的な話になるけど、この教会がある須崎町・古門戸町ってまさに自分の母方のルーツで、たまに行く菩提寺もかなり近くにあったりと、馴染みありすぎる場所でってところも嬉しかった。道路混みまくりで入場ギリギリになって猛ダッシュしたけど

ミサ関連での生演奏・生合唱を教会で聴いた経験ならあるけど、こうした興行的な形でのライブは初かな。Kitriにとっても初めての教会での演奏だったらしい。
舞台照明などは特に設けず、開演時間になると奥に吊らさがっている2つの照明だけを灯してのライブで、その薄暗い雰囲気がとても良かった。

今回の公演は、自分が東北を旅していた(ゆえにすぐに聴けなくて悔しかった)7月に発売された2nd EP 「Secondo」に伴うツアー。

今作をCDで聴いていると、正直、前作「Primo」やパイロット版の「Opus 0」に比べると、おとなしめの曲が揃っているというか、もうちょっと冒険感が欲しいというか、少々物足りなさを感じていたのは事実なんだけど、教会という状況で見事に4曲とも化けたなという印象。
だから昨晩の福岡と、来月行われる品川教会の観客はとても恵まれていると思う。札幌の時計台ホールとかもきっと素敵だっただろうけどね。

やはりKitriは素晴らしい、と改めて言いたい。
クラシックのコンサートともJ-POPのライブとも違うあの空気感を言葉で説明するのは難しいけど、「身近にある神聖さ」とでも書いておこうかな。
クラシックほど荘厳というわけではなく、J-POPほど大衆的でもない。でもそこにはKitriならではの、親しみやすい美しさ、みたいなものがあって、
心が洗われると表現してもいいんだけど、自分としてはもっと手前、手の届く位置にいてくれていて、抱きしめるだけで疲れた心をそっと癒やしてくれる人形やぬいぐるみのような、そんな存在に感じる。
そういった意味でも小さな教会というのは、Kitriの音楽を象徴するような会場になったんじゃないかな。本当にマッチしていた。

前回のライブも踏まえての感想となると、何よりもHinaの演奏技術の向上を感じた。別に前回が下手だったってわけではないんだけど、各楽器への努力に励んでいるのがとても伝わってきた。
Monaの歌唱力・安定感にも更に磨きがかかっていたし、二人とも経験を積んで余裕が生まれてきたなと思った。
その余裕が、歌唱者・演奏者としてだけでなく、表現者としての部分にも発揮されているような気もしたかな。多分本人たちも気付いているだろうけど。

でもまだまだ初々しい部分がMCで、ミュージシャンに対して失礼だけど、もうあのほんわかトークの可愛さだけでチケット代の価値あるもん()
汚れを知らない女の子たちを見守ってあげたくなるというか、油断したらお家モードの会話になっちゃう姉妹の会話をそわそわしながら見つめてるというか、
とにかく、良い子なんだろうな~と感じられるし、頑張れ…!頑張れ…!と応援したくなるような、うん、これあれだな。MCの間はもう地下アイドルを応援する人たちの心理に近いのかもしれない。
うんうん、梅ヶ枝餅美味しいもんね()

客席の拍手の大きさでどちらの曲をやるか決めるというコーナーでは、姉妹の工作おっちょこちょいで、僕の好きな「傘」は「ずっと心に」に大敗北したけど、満足です。ええ。
ロックバンドの曲をカバーしても、アイドルの曲をカバーしても、やっぱりKitriの曲にできちゃうし、もっといろんな曲をライブで聴きたい。

今年中にまたツアーをやるとは想像していなかったように、驚くくらい精力的に曲を作り続けてるし、次作も本当に期待している。
NHKみんなのうたや、佐久間由衣主演の映画「“隠れビッチ”やってました。」の主題歌に決定したりと、着実にステップアップしてるのも嬉しい。
今回ちょっと応募にミスがあって前回より離れた位置になってしまった(といっても5列目では観れた)けど、いつまでも近くで観ていたい気持ちもありつつ、ファンが増えていってもっと大きな会場でライブができるようになってほしいという気持ちもある。(オーケストラをバックにとかも絶対素敵だろうから)
客席を見渡すと、綺麗な格好をしたカップルが前回よりも増えてたからそれが面白かったな。いろんな意味でこれからが楽しみ。
とりあえず、応援してます僕は。

うん、その音楽にずっと触れていたいから、KitriにはずっとKitriでいてほしい。そう願いたくなる一つの夜だった。こちらこそありがとう。

セットリスト
1. Allegro Tangabile (Astor Piazzolla)
2. 目醒
3. 生きるすべ
4. 細胞のダンス
5. LIFE
6. リズム
7. 一週間 (ロシア民謡)
8. 深夜高速 (フラワーカンパニーズ)
9. ずっと心に
10. 矛盾律
11. さよなら、涙目
12. アン・ドゥ・トロワ (キャンディーズ)
13. real
14. 羅針鳥
15. Dear
EN1. 一新
EN2. 終わりのつづき

【追伸】
Kitri Staffさん、キャンペーンのコンパクトミラーありがとうございました。
グッズは黒TシャツのLサイズがなかったんで、白のLを買いました()


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