30歳前後で発癌して、しばらく闘病してた知り合いと、昨日近況報告がてら久しぶりにじっくり話したら、
なんと結婚していて、しかも来月赤ちゃんが産まれるとのことで、まあビックリした。
ガンが発覚したというとこから、がん保険に入っていなかった後悔とか、闘病の苦しみ、寛解してからも痺れが残っていていつ仕事に復帰できるかとか、
経過で遭遇する様々なトラブルで落ち込む彼女を、その都度励ましたりはしてたんだけど、
「今までいろいろと励ましてくれてありがとう」とお礼を言われたら、なんだかジーンと来た。まるで映画みたいなストーリーだなとも感じたし。
ちなみに相手は昔付き合ってた人で、ずっと想ってくれていたらしい。旦那さんも受け止める勇気が必要だったろうし、立派な人だと思う。素敵な話だ。
諦めてた子供も授かるという出来すぎのような展開だけど、有り余るくらいの幸福でも手にしていい権利が彼女にはあるはず。無事出産も終えてほしい。
幸せを勝ち取ったのは本人が頑張ってきたから。それは間違いない。
「神様は乗り越えられる試練しか与えない」って言葉は、最後まで戦ったけど救われなかった人に対しても言えんの?って感じで好きじゃないけど、
闘病中に途中で投げ出していたら、結婚も出産も訪れなかっただろうし、嵐が去るまでずっと耐え続けてきたんだろうなと考えると、尊敬しか浮かんでこない。
月並みだけど「頑張った分、より幸せになって」という言葉を贈った。適切な言葉かどうかはわからないけど、間違った言葉ではないと思っている。
一方僕はですね、嵐の真っ只中のような気分で日々を過ごしております。暴風雨です。ええ、コロナのせいですね。
仕事は前から調子を落としていたけど、コロナが決め手となったかのように絶不調突入だし。
人生、生活という面でも、旅でしかリフレッシュできなかった人間が自由に旅ができなくなるとね、こんなにも苦しいのかって感じです。
そりゃ国内ならどこへでも行けるっちゃ行けるけど、感染への恐怖を抱えながらってのがね、もう旅とか関係なく、日常生活から常に(先の見えない)不安を抱えていて、多くの制限もあるし、そんな風に過ごしていたら、いつの間にか外出すら億劫になって、これもうね、コロナ鬱ですわ。
あとね、あれも苦手なんだ。この状況で炙り出される、余裕のない人々や、どうしようもなく愚かな人々を目にするのが。
暇だったり、ストレスが溜まってたりするんだろうけど、差別のビラだとかSNSでの中傷だとかね。当人は気持ち良さしかないんだろうけどね。
愚かな人々はマスクつけずに夜の店だとかで拡大される人々です。もう何も言葉は見つからないけど。
頼みのスポーツ観戦も、トリニータは5連敗だし、ホークスも首位ではあるけどいまいちピリッとしないし。
「鬱々とした気分をどう切り替えればいいのか?」を考えてるんだけど、そう簡単に見つかるわけでもなく、わりとどん底です。どうすればいいんでしょうね。わからないね。いろいろ試してはいるんだけど。
まあ、やるべき作業をこなしたりだとか、そうやって時間を無駄にせずに過ごすべきなんだろうけど、気力がね。いやー、結構困ってます。
僕もまた、嵐が去るのを待つしかないのでしょう。前代未聞の嵐すぎて恐ろしいけど、いつかはきっと去るだろうし。
もうね、苦しみに耐え続けてるからか、菩薩の心なのかな。
今はただ、自分に関わってくれた人たちがみんな幸せであってほしいなと思ってます。
これを読んでくれているあなたもね、本当に幸せであってほしい。
うん、どういうメンタルだこれ。
多分体を動かすべきだとはわかってるから、この暑すぎる夏が早く終わることをただ願ってます。やりたいことは沢山あるし。
コロナも!!!猛暑も!!!早くどっか行きやがれ!!!!!!!!
おしまい。