ふと、思い立って、唐突に、突然に、福岡県唯一の観光地太宰府へ行ってきました。
博多バスターミナルからほぼ直通の「ライナーバス旅人」が出てはいるんだけど、だいだい混んでるから西鉄天神駅から電車で行くのがおすすめ。バスは座れなかった時が辛い。座れたけど。
太宰府駅までは行かず、手前の大宰府政庁前で下りた。修学旅行生も外国人一般観光客(ほぼほぼ韓国人だけど)も少しずつ戻ってきて、マスク以外はコロナ前の様子とあまり見分けがつかないかもしれない。すべてが元通りになるのも時間の問題かな。そうであってほしい。
7世紀後半から12世紀後半までは大宰府は西の都として、外交と防衛の最前線で政治の中核をなしていた。その政庁跡が今は史跡公園として残されている。
からの坂本八幡宮。令和の由来となった梅花の宴が開かれたとされる大伴旅人邸跡にある神社。ほとんど観光客は来ていなかったであろう神社が、元号が令和に変わったことで最も注目された場所になった。
普段は宮司が常駐していない(天満宮の方に勤務している)ので、御朱印は住所等を書き込んで郵便受けに入れたら、振込用紙?と共に送られてくるらしい。ちなみに御朱印の授与は令和初日から始まった。
初春の令月にして 気淑く風和ぎ
しかし慣れない土地に高齢で送られ、妻も亡くし、寂しい想いをしていた旅人。1300年後の脚光をどう感じているだろう。
歴史の散歩道を歩いて、次は観世音寺・戒壇院へ。
おそらく旅行会社の人が、班行動をする生徒たちが訪れそうな場所でそれぞれ待っていて、写真を撮ったり案内をしていた。
九州随一の仏像彫刻の宝庫と呼ばれる観世音寺の宝蔵ではそりゃもうご立派な仏像が見れたんだけど、関西弁を喋る夫婦のおっさんが職員の女性に「ここら辺で食べるとこはないとですか~?」「知らんとです~」といった感じで、めちゃくちゃ上から目線で話しかけては、馬鹿にしたような九州弁を使っていて、なかなかに不快だった。
自分が関西の人間なら絶望するくらいには関西人に民度が低い人が多いのはなぜだろう。旅先でそういう場面に出くわすとだいたい関西弁を喋る人達がやらかしている。妻の方は「大津よりマシやわ」とのことだったので、多分滋賀県民以外の関西人なんだろう。
境内も広い古寺。再建されていない梵鐘は国宝。千社札は品が無いから好きではない。
そして太宰府天満宮の参道エリアへ。
福太郎のめんたい焼きおにぎり(しそ+明太子トッピング)から食べ歩き開始。
写真からでは味の想像がしづらいけど、明太子がガッツリ主張していて美味しかった。ぜひ食べてほしい。
喉が乾いた+甘いものが欲しくなり、隣の茶和々(SAWAWA)で冷たい抹茶ラテを。
天山という和菓子屋さんでは鬼瓦最中を。食べ歩きってThe観光って感じで楽しい。久しぶりにした。
いちご大福を挟んだものが食べたかったけどなかったので八女抹茶味に。今はモンブランを挟んだメニューもある。
ジブリのお店にふらりと。シシガミ…首が…
隈研吾デザインでわりと有名な木組みのスターバックス。
現在は「特別受験合格祈願大祭」中で、楼門が登龍門伝説にならい「飛龍天神ねぶた」の装飾とのこと。ライトアップされる夜の姿も見てみたかった。
天満宮にお参りしてからはもろ住宅地の民家へ突入。チーズケーキ研究所。
10月半ばなのに普通に暑いから持ち帰りは断念したけど、とても美味しかった。また行きたい。りんごと栗のチーズケーキも食べたかった。
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次はどこへ行くか迷ったが、蚊にしか見えない何かが描かれたコミュニティバスまほろば号で宝満山の方へと上ってきて、
竈門神社へやってきた。
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紅葉の季節もすぐそこ。
竈門炭治郎の名字の由来なのではないかと一躍有名になり、鬼滅の刃ブームの際はえげつない人数が押し寄せた竈門神社。絵馬もガチ勢のファンが沢山。いや、お上手。
花みくじはまったくロマンを感じない文面だったけど()
バスで下へと戻ってきてから、連歌屋珈琲というカフェにも行った。
めちゃくちゃ美味しくて金平糖がのったミルクセーキや、食器にもこだわりを感じて、素敵なお店だった。
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街中にこのサムライブルーのミニフラッグが掲げられていたけど配ったのかな。全国でもそんな地域がありそう。組み合わせは置いといて、ワールドカップは楽しみ。帰りのバスの車窓で見たこれをマントにしたスヌーピーの写真撮りたかった。
うん、もう何度も来たことがある太宰府だったけど、まだ行ったことのない・ずっと気になってはいた場所も回れてとても満足。
カフェだけで考えても、太宰府はオシャレなカフェがもう山ほどあって、美味しそうなメニューも溢れんばかりに用意されていて、良い観光地だと思う。
同じコースをまた同じように回っても楽しめる気がする。福岡観光をする際は参考にしていただいても構わんとですよ。