PUNKSPRING 2023

3月26日にPUNKSPRINGというまあ名前の通りのパンク系の春フェスに参加するためにインテックス大阪へ行ってきた。
コロナ禍直前にZepp Fukuokaで観たとはいえ、二番目に楽しみにしていたSum 41が家族の事情(もしくはプロモーターとのトラブル?)で出演キャンセルになり残念ではあったけど、解散期間を含めて12年ぶりに来日するMy Chemical Romanceのためにチケット購入したようなもんだし、まあ…仕方ない。

最終的なラインナップはこちら。

チケットも買っていたけど、コロナでキャンセルになった幕張メッセでのダウンロードフェスティバル2020のラインナップはこれ。

正直パンクスプリングの日本勢に好きなバンドいないし、ヘッドライナーのマイケミだけじゃなく、オフスプリングやエヴァネッセンス、ジミーイートワールドとかもいてね…いや…めちゃくちゃ観たかったな…コロナめ…。

でもうだうだ言ってても仕方ないので大阪へ。ホテル近くの河童ラーメン本舗で腹ごしらえ。

余裕ぶっこいてAkash Cafeにも寄った。寒くなければアイスで飲みたかったし、ホテルに預けたバックパックの中にモバイルバッテリーを忘れたことに気付いて少し落ち込んだけど。何のためのモバイルバッテリーなんだ…と。

一週間前になっても発表されず運営のクリエイティブマンに呆れつつ待ち続けたタイムテーブルはこちら。

東京より出演者数も少ないし、海外勢が出てくる16時からでいいかなとその時間に合わせて行くことにした。ちょっと気になっていたサバプロがシンプルプランの前だったらそこも観たんだけど。

チケット販売開始から少しちんたらしていたらゴールドチケットが売り切れていて、一般で買うしかない…と諦めて行ってみたら、ゴールドと並ぶA2エリアだったという幸運。
まあ、日本でも人気の高いSum 41の出演キャンセルやラインナップの不評?物足りなさ?で当日券も売っていたし、ゴールドチケットへのアップグレード券も販売してはいたんだけどね。

はい、近い。かなりの数の外国人がいるのに、スクリーンに表示される注意事項が全部日本語で、禁止されているはずのダイブやモッシュが発生していたのでそのタイミングと、出演者入れ替わりの流れに合わせて、ここからかなり前へ進んだ。マイケミの序盤でもう3列目まで近づけてめちゃくちゃ迫力を感じられて楽しかった。

Simple PlanもBad Religionもパンク・メロコア系のバンドの中では、上にも書いたSum 41やJimmy Eat World, Green Dayやblink-182, Fall Out Boy, The OffspringだとかNew Found Gloryだとか、もっと遡ればSex PistolsやThe Clash等に比べれば、そこまで聴いてきたバンドではないけど、
ちゃんと予習はしていったし、声出し解禁もされてるし、外国人客が多いということはサビ以外の英語詞も結構覚えている人が多く、あれだったら音程外れてても気にしない人も多く、予想を遥かに超える盛り上がりだった。休憩(セッティング)時間に流れている他バンドの曲でも合唱が起きたりしていたし。

Simple Planはこのジャンルが最も賑わっていた(そしてファンも望む)2000年代前半のヒット曲満載で、あの時代が蘇ってくるようだったし、まさかのキラーズのMr. BrightsideやアヴリルのSk8er Boiのカバーもあって楽しかったな。

Bad Religionはもうメンバーほぼ還暦ってくらいなのに、老いを感じさせないスピーディーな楽曲の数々、ステージでの立ち振舞いはまさに重鎮という印象を受けた。

MCRさんはもうね、どんだけファンが集まってたんだろうという熱狂っぷりだった。日本人や白人だけでなく、マイケミを観るために訪日したであろうアジア圏の観客も一定数いたかな。


Emoというジャンルがゴシックファッションと結び付いていたし、バンドもファンも要は病んでいる感じの雰囲気を持っている人が結構いて、ヴォーカルのジェラルドはEmoと同一視されることを嫌っているけどメイクもステージ上の振る舞いもまさにEmoのそれだし、死をテーマにした楽曲も人気で、熱狂的というか狂信的なファンが多いのは間違いない。
自分の前(2列目)にいた白人の女の子は160cmないくらいの身長で、もうヒステリーを起こしているんじゃないかというくらいの熱狂っぷりで歌って飛び跳ねてしていたから何度ぶつかっただろうな。ぶっ倒れないか心配ではあったけど、日本人ではまず見られないテンションだったから面白かった。

ジェラルドのライブ時の歌唱に不安があるのは十何年前から知っていたけど、本人がヴォーカルエフェクターを操作しつつのライブだったから特に気になることはなかった。
うん、大ヒットしたThe Black Paradeが発売されたのが2006年で、LostprophetsやMuseと並んで中学2年生だった自分のアイドルでもあったから、ようやく生で観られて嬉しかったな。何十回何百回と聴いてきた曲をライブで聴けるってのはね。12年ぶりの来日だし、同じような人も沢山いたんじゃないかと思う。

夕方からとはいえ、まだ完全回復はしていない体だったから立ちっぱなし+押しくらまんじゅうの5時間を経た終演後はかなりの疲労だった。足や膝というより腰がね。

マスクも外してよかったんだけど、周りは外国人+ピアスとタトゥー10個以上の日本人ばかりだったから、これから会う人達にもしも感染させたら怖いなとつけたまま大合唱に参加していたから喉も余計ダメージを喰らったかもしれない。いや、喰らった。

一つ心残りがあるとすれば、600円と引き換えたドリンク交換をするタイミングがなかったことかな。まあ、マイケミの屈強な黒人セキュリティがライブ中に水を配るように指示しててそれを貰えたからノープロブレムとしよう。

ってな感じです。また一つ楽しい経験ができて良かった。

コロナ前と比べると来日するバンドが極端に減っていたけど徐々に戻りつつあるのかな。
次はおそらく4ヶ月後のフジロックです。全部は観れないかもしれないけど、Foo FightersとSlowdiveとAlanis Morissetteが観れたら嬉しい。もちろんまさかの追加で来たELLEGARDENも。

チケット代…?遠征費…?知らないな…()


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