Tales Of The Pilgrim

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四国歩き遍路の旅 30日目

2017.01.03

6月22日。
夜中には男女の笑い声が聞こえたり、改造マフラーのバイク集団が来たりした。国道沿いの道の駅だから仕方がない。

遍路が死の旅なら、 今の自分が死ぬということだろうか。それはつまり、新たな自分に出会うということなのか。別にそんな再生は望んでないけど。

夜の間に靴の中には大きな蜘蛛が入っていた。
翌日になって改めて感じたのは駐車場で車中泊している車の多さ。でも遍路以外の人がほとんどだと思う。いろんな形の旅があるから。

爪は歩く前から痛んでいるが、僕の中のリトル弘法大師が()、いや、手に握る金剛杖の化身が…歩けと言っている。足が腐ることはないからと。

控えめな宣伝。
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5時過ぎに起きたが、もっと早く起きても良かったなーと思いつつ、いつもより入念に準備体操をして6時7分に出発した。

雨がいつ降り出してもおかしくない空だった。

民家の前を歩く際は、杖を地面に突く音は小さくなるよう常に意識しているが、こういった朝早い時間はより意識して歩いていた。紐を握って鈴も鳴らないように心掛けた。
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海はそれなりに近いが見えることはない。
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山の方を歩いているから。
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西条市に入る頃には汗が出るくらい体が温まっていた。

6時半過ぎに栴檀寺(世田薬師)で木の剪定をしているおばちゃんから道を教えてもらった。遍路道行きます?もしくは最短コースならこっちと、遍路道も新しい道もどちらも教えてくれた。今歩いている道(新しい道こと県道159号線)をそのまま真っ直ぐ歩くことにしたが、おばちゃんがいなかったら遍路道は普通に見落としていたかもしれない。
ちなみに世田薬師は番外にも入ってないけど(新四国曼荼羅霊場というものには入ってるっぽい)高野山真言宗のお寺。外からしか見てないが、わりと大きくて綺麗なお寺だと思う。

四国のみちの道標が古びて読み辛くなっている場所で、今度は散歩のおじちゃんに、どちらへ行かれるんですか?と尋ねられた。横峰寺に行きたいんですが…と話すと、下が遍路道だけど〜と返ってきたので、遍路道にはこだわってませんと伝えると、じゃあこのまま真っ直ぐですと教えてくれた。最後には頑張ってくださいと応援もしてくれた。
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それなりに歩いたような気がしていたのに、距離を確認するとまだ3kmしか進んでいなくて、遠いなと心の中で呟くしかなかった。
でも足は痛くても動いてくれている。あと一週間と少しぐらいだろうから、どうにか保ってほしい。

昨日の先達おじさんの話を思い出していた。お接待も善根宿もする側が高齢化してかなり少なくなったらしい。四国の中でもお遍路自体に興味を持たない人が増えて、お寺の名前を言ってもそのお寺を知らず、道を聞いてもわからないと。

先程から小雨が降り出したが、山を切り開いたような場所を抜けて平野に出た。
通っている車も皆無に等しくて、周りは田園で、遠くには山が見える。気持ちが良くて深呼吸をするように両手を広げてみると、今の自分には何もないなーと思った。でも、だから沢山のものをこれから手に入れることが出来るはず。いずれ手放すことになるものでも、この手の中に一度はやってくるだろう。そんなことを考えていた。
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遍路道ではないので遍路マークも無いからひたすら真っ直ぐ進んできた。しかしここで行き止まり。
この場所で道を調べている間に、降っているのか降っていないのかよくわからなかった雨がきちんと降り出した。
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そこからは一番わかりやすそうな道を選んだが、その道には歩道が無くて、しかも雑草だらけで、トラックのような大きな車は少なかったからまだましけど、乗用車に申し訳なかった。
その道の待避所に車を停めて何かをしていたおじさんから、次は?横峰さん?と話しかけられたので、はいと返事をした。まだまだあるねえ、きいつけてねと。
7時46分頃には無人精米所のわずかな軒下で少し休憩をした。本格的な大雨になっていたのでレインウェアを着た方がいいんだろうけど、着ても着なくてもびしょ濡れだし、着ないまま歩くことにした。

なかなかキツい状況だったが、しばらくして神ファミマを見つけたので寄った。イートインスペースもコンセントもある正真正銘の神ファミマ。
ほとんど全身濡れているからさすがに冷えるなと感じた。でも風邪を引くことはないだろう。知っている。
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昨晩と今朝ろくに食べていないので味噌ラーメンを食べた。お腹は満たされるし、体は温まって最高だった。
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充電もさせてもらった。フルまではいかなったがかなり助かった。
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気をつけてはいたけど、床濡らしちゃってごめんなさい…となりながら退店。

どしゃ降りの雨の中こんな写真を撮っていた。わざわざ悪天候で…と思わなくもないが、きっと撮りたかったんだろうな。気持ちはわかる。
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10時前からもう靴の中は濡れている。ずっしり重たく感じるのは荷物も浸水しているからだろうか。

向こうには山があるはずだが、見えているのが雲なのか山なのかはわからなかった。幻想的な風景ではあっても、これからそこへ登るということを考えると狂気を感じた。
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爪の痛みは酷く、ハイヒールで踏まれているような痛みが常時続いていて、冗談抜きで、親指が取れそうだと感じていた。

鯉。
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新たなファミマでまた休憩を取って、モンスターエナジーを飲んだ。休憩をしないと痛すぎて死んでしまいそうだ。時間を消費するとしても必要なこの時間はやむを得ない。
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本当にバッドタイミングで発表されたハイエイタスの新譜。
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大雨でも、足が痛くても、ただ歩くしかない。ただ歩くしかない。
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徐々に山へと近付いている。
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高架下という濡れることのない大正義区間。
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いんとぅーざわいるど。
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自販機がやたらと並んでいる場所。これから各地に運ばれるのだろうか。
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横峰寺まで7.2km。登山も待っている。
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東屋があったので腰掛けた。靴も濡れ切っているから意味はないが、靴下を絞ってみたら予想通り大量の水を吸っていた。
今は12時前。聞いていた休憩所がここなら、1時間半で着くのだろうかと考えたが、歩き出して少し経ってから、そういえば水場がなかったなと、先程の東屋がそれではないのだと気付いた。冷静になって考えれば、距離もまだかなり残っていたし勘違いにも程がある。
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足が重い。そして急に気温が下がってきた。
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なんだろうかあれは。怪しい。
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似た色の建物が下にもあった。怪しい。
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確実に登ってこそいるが、舗装はされている。
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山の中の喫茶店。営業しているかはわからないが、良い感じだ。
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湯浪橋があって、ここが湯浪かと思っていたら、ちょっと先には集落を発見した。道沿いには休憩所がなかったからまあ集落の中にあるんだろうなと、集落の方には行かずそのまま進んだ。
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途中すれ違った車のおじいさんが僕を見て、深く頭を下げたのがわかった。今のはただの挨拶ではなく、これほどの年齢差があっても、尊敬の念を抱いてくれていると感じた。

傾斜12%の上り道。
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カーブを曲がった先、もしくはそのカーブを見上げた位置から、嬉しくも予想外の展開。
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東屋があって、トイレもあって、登り口もあった。ああ、ここがそれかと、遂に噂の場所にたどり着いたということに気付いた。
ここから1時間半か、ここから1時間半かを繰り返してきたが、もう同じ手を食うことはないだろう。
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どこの誰かは知らないが、柱に書いているこの長谷川はよろしくない。どれだけ気持ちが高ぶっていても、ノートがあるんだからそれに書けよと思った。他にも柱に書いている人はいたが、この人のが一番目立っていた。
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トイレに谷水だから飲めませんといった張り紙?があった。道路の反対側には飲めそうな水場みたいなものを見つけたが、先程の張り紙を読んだ後なので非常に飲み辛い。
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ここの休憩所にはしつこい蚊がいて苦労した。靴下を脱いでまた絞った。足はしわっしわになっていて、薄くなっている足裏も奇跡は起こっていないから薄いままで、爪付近の腫れは絆創膏の下まで広がっていて、エグいなと自分で引いた。

そして、ここから本当の登山。時刻は1時20分頃。休憩している間にだいぶ蚊に刺されてしまった。
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2.2km、頑張ろう。
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たまらない橋。
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川の流れが凄かった。轟音が聞こえていた。
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山道。
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どれもこれもブレまくっているとは知らず、撮りたくなるような景色ばかりで、写真を撮りまくっていた。でも撮りすぎて進まないから、ちょっと自粛することに。
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辛かったけど、思い返せば美しい道だったと思う。僕の遍路旅が終わって去年(2016年)の10月にはここの遍路道が国の史跡になっていた。なんだか嬉しい。
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ストックを持ったおじさんが下りてきていたが、自分に気付いてなくて、距離が近付いたのでこんにちはーと挨拶をするとかなりびっくりされた。うわ、びっくりしたー!と言っていたので、すみません…(笑)と謝った。無心で下山し続けていたんだろうけど、いやあ、びっくりしたーとまた言うからもう笑い合うしかなかった。お互い頑張りましょうとも声を掛けたけど、笑い合ったことの方が印象的。
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靴の違いについて考えた。軽登山靴で舗装道は少し重いけどまあ歩ける。だがウォーキングシューズで登山は絶対に無理ではないが厳しい。というか、登山を舐めている。なんでそんなことすら考えつかなかったんだろう。もっと遍路に山が多いことを調べておくべきだった。ただの準備不足だが、あまりに間抜けすぎる。

登り口から半分を越えた。
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重さを気にしてしまったが、水を補充しておけばよかったと後悔した。山道では余分に持っておくのが鉄則だろうに。

ずっと無かったベンチをようやく見つけたので休憩を取った。風が吹くたびに木の葉に付いている雨粒が大量に落ちてきていた。
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そして水確保。恵みの水だ。
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先へ。
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木の案内肌。
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ひらすら登り続けた。写真はブレではなく、躍動感の演出です。技法です。
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登り続け、登り続け、そして山門らしきものが見えた。その手前の階段は整えられてこそいたが、一段一段が結構高くて、背が低い人だと更に過酷だろうなと思った。
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仁王門。なぜここまでブレているのか本当にわからない。もったいない。
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14時40分着。第60番札所石鈇山横峰寺。
とりあえずベンチに荷物を置いて、自販機でチチヤスの乳酸菌ソーダを買って飲んだ。
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境内は開けているので雨に打たれながらお参りをした。
本堂。本尊は弘法大師作の大日如来。
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大師堂。
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横峰寺は西日本最高峰の石鎚山の北側中腹にあるお寺。石鎚山は山岳信仰や修験道の修行道場でもあって、役小角がシャクナゲの木に金剛蔵王権現を刻して小さな堂を建ててそこに安置したのがこのお寺の創建らしい。その後行基が入山したり、弘法大師も大日如来坐像を刻み、このお寺の本尊とした。といった歴史がある。

納経所の喋りも動作もキビキビしたお兄さんから、次のお寺までだいたい3時間だと納経を書きながら教えてもらった。でもお兄さん(自分)なら詰められる気がしますとは言われたけど、時刻はもう15時だから猶予はあと2時間しかない。とりあえず次の休憩所で考えるか。次への道も教えてもらった。

境内では5人程見かけた。1組の夫婦を除けば全員男性の単独参拝客。
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山を下り始める際、香園寺への分かれ道の上、バス駐車場からは団体が来た。
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無駄にスリリング。
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下りていく。
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木があるのであまり景色は見えなかった。そして風が強かった。雨はそんなに降っていないので、レインウェアを脱ぎたかった。

景色が見えないと思っていたが、下り続けていると木がない場所があり、そこからは壮大な景色が見えた。うわ…凄い…と思わず声が出た。雲の上だ。
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くねくねと舗装道を下りてきたが、ここからは本格的な下山に。
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また見えた。雲海だ。
たまにこんな風に、視界が開けている場所から遠くが見えたが、そうやってたまに見える景色が、絶景と言っていいくらい見事だったのを覚えている。
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17時までに61番を打とうとペースはかなり早めで歩いていたが、これは奥の院で寝たほうがいい気がすると思い始めた。あまり急ぎすぎても足の状態を悪化させるだけだし、62番付近に善根宿はあるらしいが、そこまで行く時間や体力を含めて、泊まる場所も難しいし。
ということでペースを緩めて歩き始めた。
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山の中で飛行機音が聞こえて思い出す。徳島を歩いていたのが遥か昔のことのようだ。
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がんばるよ。
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一枚岩に水が流れているような下りにくい道だったり、ただの下山ではなくアップダウンもあって普通に登らされたりもしていたので、とても疲れた。
だが奥の院はほとんど何もないだろうから、水を節約すべきだと我慢。
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確かに。
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16時過ぎにびしょびしょのベンチで休憩を取った。歩行距離はもうすぐ30kmになろうとしている。そりゃ疲れて当然だ。山登りも込みだし。 
足元を見れば、靴もレインウェアも泥でひどく汚れていた。
だがそのベンチがある場所には涼しい風が吹いていた。鳥の鳴き声も聞こえた。この山の中の道は木々と雲の景色が良い。こういう場所はやっぱり1人がいいな。
いろんな意味で若いときは1人がいいのかも、そうも思った。だがそんなことを言っている人間は、年老いても1人だろうか。
誰かが来そうな気がしていたが、誰も来なかった。20分に再出発しようと決めた。

その先には、見晴らしが良すぎる場所があった。
切り株の上に立ち、この景色を眺めていた。雲だけがただ動いて、自分のいる場所にも上ってきていた。
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黒い部分が多くて残念だけどパノラマ。素晴らしい景色だった。
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東屋があった。だがここではない。
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塩レモンキャンディーの袋が捨てられてあった。塩分を気にするくせにポイ捨ては気にしないのかと呆れながらも拾った。しかし土の固まりが振り落とせなくて、さすがにこれをポケットに入れるのは…と躊躇って、ゴミ袋を用意するまでレインウェアの折り曲げているズボンの裾に挟んで歩いた。

土砂崩れを避ける迂回路。
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霧が濃くなった。歩いている道は見えるが、周りは何も見えない状態に。ワクワクするような面白さは感じたが、下手したら遭難してしまう。
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そんな霧の中で、白い線の入った黒蝶が飛んでいた。
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奥の院いつになったら着くんだ問題勃発からしばらく歩き続けている。もう17時なのに。
と思っていたら山道が終わり、舗装道に出た。やはり車も通れる道は安心感がある。一台も通ってはいないけど。
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川の音が近かった。

舗装道に出てからはすぐだろうと思っていたがそうではなくて、目安の時間などもまったくわからずに、まだかまだかと歩くしかなかった。
日が暮れなければいいが…とも少しは不安になった。だが歩き続けていると幟や道標を見つけた。もうすぐか。
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そして17時15分頃に61番香園寺の奥の院である白滝に到着した。人はいなさそうだが、建物の中は電気がついている。時間内なら納経もここでしているらしい。
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川や木々に囲まれているので虫がいそうな場所ではある。どうだろうか。

建物の奥にある赤い橋を渡ると、川の先には滝があり、その滝には迫力ある不動明王像を真ん中に、脇にはセイタカ童子とコンガラ童子の像も置かれていた(ここの不動明王像は今まで見た中で一番かっこよかった)。
更衣室もあるので夏は泳げるのかと一瞬考えたが、いや、滝行をする場所だとすぐに気付いた。
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暗くなってしまう前にテントの設営等いろいろと済ませておかなければいけない。
洗濯はここの川で行った。こういう修行の場でもあるお寺で白衣を洗うのはなんだか粋に感じた。
大雨じゃなくてよかったと思う。今はぽつぽつと当たるくらい。その後降ってきたけれど。
昨日道の駅で買ったキャラメルは雨で箱ごと死亡していた。ほとんど食べていないのにゴミ袋に捨てることに。

東屋があるらしいが多分ここのことだろうとテントをこの場所に張った。ありがたいことにハンガーが沢山あったので濡れていたり、洗濯した衣服等を干した。湿度がかなり高い場所なのであまり期待は出来ないけれど。 
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相変わらず様々なものが濡れている。完全に読めなくなったり、故障したりしても何ら不思議ではない。でも今日履く下着が濡れてなくてよかった。不快度が段違いだから。
貴重品等はテントの中に、それ以外の荷物は(濡れないように)テントから少し離れた建物の軒下に置いた。何か必要なものに気付いたりして往復するのは、距離があるのでやはり面倒だった。いつ雨が降ってもいいように一応折り畳み傘はテントに持ってきた。
風が強く吹いて荷物が飛びませんように。あと誰も来ませんように。それと雨もあまり降りませんように。と沢山願った。

テントの下は地面に石があるのでかなりごつごつしている。マットありでこれなのだから、マットなしでは更にキツかっただろう。板みたいなものでもあれば楽そうだが、でも屋根があるだけでありがたい。
携帯の電波は圏外。天気予報が調べられないのが痛いが、まあそこまでは変わっていないだろう。どうせ雨だ。時間ごとの予報ぐらいはスクショしておけばよかったとは思うけど、変わっていたらそれはそれで困るから気にしないことにした。

ご飯はおにぎり2つとスローバー。ジュース(味がついている飲み物)大好きマンが川の水だけで我慢しているというこのサバイバル感。
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テントの中も寝袋も少し濡れていた。昨日も思ったが枕は空気が抜ける。どこか破けているのか。

今日も歯が痛くなったからイブを飲んだ。夜になると痛くなるのは気が抜けるからだろうか。かなり痛い。
足の状態は変わらない。膿もたんまり出ている。

そして64番から65番までは距離が空いている。明日64を打ってからどう移動しようか。ヒッチハイクはこの天気じゃ厳しいだろう。おとなしく交通機関にするか。
残念だがチタとはもう会わないだろう。多分ゆうたくんとも会えない。ほんとに一期一会だ。

イブが20時前に効いてきた。滝の音が聞こえるが、ぐっすり眠れますようにと目を閉じた。きっと大丈夫なはず。

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