先日31歳になりまして、青年ではあっても若者ではなくなっちゃったなと感じつつ、生活に特に変化がないから自分自身にも何かが変わった感覚はなく、まあそんなもんなんだろうけど、まあそんな感じです。
誕生日が来る三連休にELLEGARDENのアリーナライブと、大分トリニータのアウェイロアッソ熊本戦が重なるという大好きなもの同士の奇跡的なコラボ(?)が熊本で開催されたので行ってきました。
最初は高速バスで行こうと考えていたけど博多祇園山笠のフィナーレ追い山にも重なってる日(7月15日)だし、予約ができない区間だから乗れなかったら洒落にならないなと、出発数日前に九州新幹線に変更した。
とりあえず首まで埋められたくまモンでも。
ONE PIECEは一応追いかけ続けている。早く最終巻が読みたい。
最強のチャイティーラテを探す旅を続けているので、見つけたならば寄りますよ。
アウトドア用具売り場に併設された「Snow Peak Cafe アミュプラザくまもと」
まあ…本格アイスチャイというだけはあって…スパイスは感じられたかな…。
この日はラグビー日本代表戦の日でもあったので、熊本駅はELLEGARDENTシャツと赤白のジャージを着た人々で溢れていた。
市電いいよね。中心街である桜町へ移動。
サクラマチクマモト。
いや、立派な建物ができたもんだ。昔のバスセンターなんて建設現場の仮設事務所みたいだったのに。大分駅の変貌を真似するかのように熊本は大分を追いかけてるね!
熊本滞在中に何匹のくまモンと出会えるか数えるの忘れてた。やらかした。多すぎてストレスに感じた可能性もあるけど。
この連休は日本中どこでも暑かっただろうけど、熊本も猛暑日に届いていて、何をせずとも汗が噴き出るのでぶっ倒れないように用心し続けていた。
君たちはどう生きるか。まだ観ていないが気に入るだろうか。
最速の15時にホテルへチェックイン。一息ついてからシャトルバスでライブ会場へ。
「Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023」会場のグランメッセ熊本。大規模会場ツアーは本来なら九州はマリンメッセ福岡だったんだろうけど、世界水泳で使えないので熊本になったのだと思う。間違いない。
フォトスポット行きたかったのに混みすぎていて断念した。おまけに一人だし。
整理番号は812番だった。もう少し若い番号がよかったと当然思ったが、10000番だとかの人からすれば神引きも同然だろう。
いや、楽しかったです。大好きだから何度観ても楽しめる。そしてこれで野外フェス・ドーム・ライブハウス・アリーナのエルレを観れた。ホールとスタジアムだけ残しているけど、ホールは(ハイエイタスは観たが)エルレとしてはやらなさそうだし、スタジアムもこの先縁はあるだろうか。うん、ZOZOマリンに行く人楽しんできてね。
モッシュに巻き込まれるのが嫌だったから柵まで近づきたくて、その条件でステージへ近寄れるだけ近寄ったわけだけど、自分の前が190cmくらいある男性二人で、さすがに間に入らないと観づらいから、後ろがもうね、日本人の平均身長では楽しめない状況だったからちょっと空白できてたよね。申し訳なかったけど好きで身長が高くなったわけではないんだ。許してほしい。
泊まっていたホテルの向かいにあった「ラーメン龍の家」のこく味玉子。ライブ後で疲れていたこともあり、めちゃくちゃ美味しく感じた。
コンビニでなんとなく買ったクラフトコーラアイスバーと、
レモン水ゼリー。夏ですからね、どんな味か想像できなかったけど、こういうのが最高なわけですよ。
翌日16日も酷暑だったが、まずはアーケード街にある「オモケンパーク」へ。
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このカフェでもチャイを飲んだが、なかなか優勝チャイには出会えない。というかチャイって当たり外れが激しすぎて、優勝以外のは「あ、これ苦手な飲み物だ…」ってなる感じのものが多くて、”ほとんどの日本人は本当に美味しいチャイを飲んだことがない”ってのが日本でチャイが流行りきらない理由だと思うな。もったいない。
美味しいのを提供できないお店はもうKALDIのアレを出してくれてもいい。バスクチーズケーキは最高だった。
続いて炎天下の中、藤崎八旛宮へ。
もうちょっと落ち着いて参拝したかったんだけど前撮りが同時に二組いたから仕方ない。どうぞどうぞと言われても早く退いてほしいのは間違いないだろうし。
今結婚するのはほとんどが同世代であって、そういう人々の姿を見て、この人たちは一生苦しみ続けるような地獄なんか一度も経験せず、普通だったり幸福な家庭で育ったんだろうな。自分もそんな環境に生まれていたら今頃結婚して子育てなんかできていたのかなとか考えると、正直涙が出そうを超えて、気が狂いそうになるんだけど、まあ、うん。
いろんな人間がいる。いろんな人間がいるから、生まれながら地獄に突き落とされた人間もいる。うん、でも、そこでもがき続けているから自分はまだ生きている。充分だろ。きっと誰よりも頑張っている。既に大往生さ。救いがあるのなら一秒でも早く救われたいが。
八幡宮だからかな、鳩だらけだった。
この店目当ての観光客ならまだしも、真夏によう並ぶわ…と感心した激辛「つけ麺 魚雷」の行列。暑いからこそ辛いものを食べたくなるのだろうか。わからんくもないけど…
こちらは体を冷やさせてもらう。ほんと殺しに来てる暑さ。Cruel Summer…Killer Summer…
早めに食事を済ませておきたい+熊本名物が食べたいということで「あか牛Dining yoka-yoka」のあか牛丼を食べた。これまた美味しかったんだけど、なぜか焼き肉が食べたくなった。ってかこのお店博多にもあるんだよね。
今日もバス(+徒歩)で移動。
えがお健康スタジアム。入場前に自分の腕を見たら「人間ってこんなに汗かける生き物なの…?」と引くぐらい汗をかいていた。でも以前来た際は大雨だったからまだこちらの方がマシかな。
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試合結果は1-3の勝利。右隣後ろの席の男が前の座席に足乗せるわ、ずっと咳し続けるわで、さすがにこの暑さだから公共機関の移動中以外はマスク外してるし、いや…ここでこいつからコロナもらうのか…?ともう不愉快すぎたけど、連敗脱出したから良しとしよう。ニータンたちだけじゃなく、くまモンまで見られたし。
でも帰りが難儀だったな。まず最寄り駅までのシャトルバスがあることを忘れてて約30分歩いたしね。フジロックへの体力作り!という気分にはなれてたし、街灯もない暗い道を歩いていたら自転車に乗った若者グループに「大分おめでとー!」と言われて「ありがとー!」と返したりするのは面白かったけど。
あと市電への乗り換え駅をミスった。「新水前寺駅」で降りなきゃいけなかったのに「水前寺駅」で降りてしまった。水前寺二つあんのかよってね。
天守閣復旧おめでとう!熊本城は本当に素敵なお城。
風俗嬢たちよ、おふくろが泣いてるぜ。泣いてくれるおふくろがいない嬢もいるだろうけど。
そして7月17日。31歳の誕生日は熊本にて一人で迎えました。
もう帰る日だがどこも寄らないのはちょっと寂しいなあ、でも熊本市なんて観光し尽くしてるからなあ…と悩んだ結果、あ、水前寺公園は行ったことないわ!と来てみた。
水前寺成趣園。
熊本藩主細川家の大名庭園で、水がとても澄んでいて美しい場所だったわけだけど、中華が蝉以上にうるさいうるさい。
彼ら集合写真好きすぎだし、多分国民全体が声のボリュームがデカいから自分たちの会話のためにみんな声がデカいのよね。「声の大きさ2メモリくらい下げましょう政策」やってほしいほんと。飛行機の中で風情というものを勉強させてもいいな。まあ、無理だろうけど。
桜も紅葉もない季節だけど、青空と緑というのも嫌いじゃない。
せっかくだし、誕生日だし、古今伝授の間という茅葺き屋根の建物で抹茶とお菓子をいただくことにした。
歌人としての細川藤孝が特別好きなわけではないけど、彼が多才なのは間違いない。
いやはや、まさか、この文句のつけようがない景色の中まで中華が乱入してくるとはね。お金を払う場所にまでは上がってこないと予想していたのに、外の見学は無料だからさ。
うん、ここ完全に有料にしてしまうべきだと思う。お金払ってるのにデカい声と写真撮影で台無しだもん。
かき氷やソフトクリームも食べたかったけど近場ではしごはできなかった。
桜町・熊本城付近まで戻ってきて「桜の馬場 城彩苑」へ。
この巣房蜜ソフトクリーム食べたらよかったな。プチ後悔。
陣太鼓ソフトをテイクアウトで受け取った瞬間に店内の席が空くっていうね。中にお餅が入っていて美味しいんだけど、帰り際にメロンソフトを見つけて、陣太鼓ソフトは前に食べたことあったんだからこっちにすればよかった!とまたもやプチ後悔。あるよねそんな時も。
くまモンサイダーでフィニッシュ。家族の写真撮影を待ってあげていたら、しっしと手を払うようなジェスチャーをした中華男をみんなに見せてあげたかったな。日本人全員イラッとくると思うあれ。
やっぱり中華は中華だわ。白人がそういうことしないし、品の無さオリンピックが開催されたら中韓でメダル独占されることでしょうよ。
Suicaでも乗れるんだけど切符買っとくかと右のバス券売機で購入したら、ギャグみたいな速度で切符が飛び出してきた。床に落ちてた誰かの切符も近くのスタッフに渡すことに。
帰りのバスは皆一人で座れるくらいには空席があったのに、隣同士で座りたいまあまあ高齢のご夫婦が来て、自分と反対側にいたラグビーポロシャツの男性くらいしか荷物をどけなかったから隣にご夫婦が座ることになりまして、高速走行中だったし、すぐにおばあさんがお弁当を食べ始めたから、重たい荷物を熊本から博多まで膝に乗せ続けることになったという、正しい人間が損をするいつものアレでした。譲らなかったら譲らなかったで後で胸が痛む性格だから別にいいんだけどね。
とまあ、そんな感じの三連休でした。バスが到着して、もはや何の新鮮さもない博多を歩いていると「博多歩くのつまんな!!!!」と秒で感じたのに、自分より身長高くて肩幅が三倍くらいある外国人女性スイマー集団とすれ違って、ああ…世界水泳の選手たちか…Oh…Welcome Fukuoka…ってなったから問題なし。
精神状態はずっと道路の縁石の上をふらふら歩き続けているような感覚というか、車道側に倒れてしまえばもうおしまいなんだけど、でも歩道側を自分が歩いても許されるんじゃないかという気分になれる日もあって、
いや、それでは意味がわからないけど、いつか本当にどうしようもない、どうすることもできない日が来るのはわかっていて、そうなればもう泥水をすするしかない。問題はいつその泥に顔を突っ込むか、もしくは泥水をすするのかそれを拒むのか。とか、そんな未来の選択肢しかないような気がする。抜け出す方法も見つからないし。
もはや自分は既に無敵の人なのではないか…?と思う日もある。人に危害を加えるタイプではなく、もう楽しめるだけ楽しもうといったそういうタイプで。100%心から楽しめることなんてないんだけど。
でもどうするにしろ、どうなるにしろ、もうちょっと頑張りたいな。もうこれ以上がないほど心は疲れきっているけど、楽しい人生にしたいから。自分自身でもそう感じられて、人から見てもそう映るように。悲観的なのは別に趣味ではないし、悲劇だけではつまんないし。
ただ願うのは、人生で誰にも言ってもらったことはないけど、歩き続けた先で、這い進み続けた先で「今までよく耐えたね」と声を掛けてくれる誰かがいたらと、ただそれだけ。
7月後半はなかなかハードスケジュールになっていて、世界水泳で「人生で観たことのないものを一度は観てみようキャンペーン」をいくつか消化して、月末は二度目のフジロックを観に新潟へ行く。
31歳もBleedにBleedを重ね、でもできるだけ明るく振る舞っていこう。数少ない心配や期待にきっとこの年も応えられないだろうけど、感謝の気持ちは忘れず、投げ出すことはしない。もう彷徨うなら彷徨うでもいい。
So what now? / Never clear to see what’s waiting down the line / I just never quit and keep breathing on 🙂
みたいな感じで。
いつもありがとう!