こいこい恋するまち こいこい鯉のいるまち 小千谷市

フジロックの為に新潟へ行くのはいいけれど、それだけになっちゃうのもちょっと寂しいなということで、前日に小千谷市という市に行ってポケふた巡り兼観光をしてきたので書いていく。

福岡空港のいつも利用する搭乗口とは違うほぼ地上と同じ高さの搭乗口からバスに乗って移動。

IBEXの小さめな飛行機。フジロックに行くんだろうなという格好の人も何人か見かけた。金曜(今日)から開催なので昨日は更に多かったかもしれない。

IBEXってJDLのグループ会社って知ってた?

フライト時間は1時間半ほど。

着陸前には佐渡島も見えた。

日本酒で酔っ払ったトキがお出迎え。

新潟空港からはバスで新潟駅へ移動し、そこから特急しらゆきで長岡駅へ。

前回行った2019年のフジロックでも拠点にした長岡。近くの宿が取れないのでね…。

予約していたホテルニューグリーン長岡で一旦バックパックを預けて、

「長岡小嶋屋」という人気の蕎麦店へ。

へぎそばと天ぷらのセット。へぎそばは初めて食べたけど、ここまで歯ごたえがあるそば自体が初めてでとても新鮮だった。美味しかったです。

出たなNegicco。新潟が誇る全員経産婦アイドルグループ。

続いて「江口だんご」というお店に。新潟名物満喫のために次は笹団子を狙う。

残り5つと売り切れていなくてよかった。

食べる場所がなかったので長岡駅の待合室で。一緒に購入した小倉杏仁は完全に予想通りの味だった。

普通に食べたことあるヨモギのお団子だったけど満足です。

フジロック会場の苗場スキー場最寄り駅でもある越後湯沢駅行きの普通電車で移動。

到着した小千谷駅の真ん前。鯉の街ということで…

コイキングのポケふた。新潟県には小千谷市だけにポケふたがあるということ、長岡からそう離れていないという理由で今回来てみた。

鯉の口から入るとまさかのステンドグラス地下道。

屋根付き助かります。連日の酷暑なのでね。

屋根なくなっちゃった。この橋の下はかの有名な信濃川。

「今日はゴルフです」というお休み宣言。人生でも見習いたい姿勢。

マグロの自販機は初めて見たかも。

レンタサイクルのある「小千谷市総合産業会館サンプラザ」へ来た。本当は駅前にあるのが理想なんだけど小千谷駅にはレンタサイクルもコインロッカーもないということは事前に調べておいた。

延々リピートされていた「小千谷こい唄」という曲。チープすぎるのに妙な中毒感がある恐ろしすぎる曲だった。

シュールすぎるからぜひ聴いてほしい。一応小千谷市の名所てんこ盛り。

地元のおばちゃん達が踊るポップなバージョンもあるんだから。こっちの方が耳に残ってるかな。こいこい恋する街~こいこい鯉のいる街~こいこい来いやこの街~小千谷市~♪

洗脳されそうになりながらも意識を強く持ち小千谷こい唄のループから抜け出し、まだレンタサイクルは借りず、建物を抜けた場所にある「錦鯉の里」へ。

二つめ!ヒンバスはある意味コイキングの対となるポケモン。

JAPAN UNDERGROUNDって響きが良すぎて、フジロックに着ていく服用意してなかったらこれ買ってたと思う()



入場料とは別に餌代も払うと、この大量の鯉たちに餌やりもできます。ちょっと恐怖を感じるくらい集まってきてた。


外の庭園にも様々な模様の鯉がいて面白い場所だった。錦鯉発祥の地ということでこのような世界唯一の錦鯉限定展示施設が建てられたらしい。

レンタサイクルを借りる人が年間どれだけいるのかはわからないけど、こんな青空の下で初めて訪れる田舎町を自転車に乗って駆け抜けるというのはめちゃくちゃ夏を感じられてよかったし、ある意味フジロックよりも非現実的だなと思った。

遠方からの観光客なんてほとんど来ない地元のプールも良いね。子供の頃の記憶が蘇るよう。

体育館の前にピジョンに連れ去られるコイキングというイケてるデザインのポケふたがあった。おぢや風船一揆という熱気球のイベントがモチーフになっている。

電動アシストサンキュー!想像以上に距離があったし、借りて正解だった。

最後は市役所の前に。

隠れギャラドスが描かれている。これで小千谷市の4つすべて制覇だ。やっぱりポケふた巡りは面白い。正直ポケふたがなかったら小千谷市に来るきっかけもなかったと思うからありがたい。

(暑すぎて)店のメルヘンすぎる外観を撮り忘れていてショックだけど、「クレープハウス 果実の星野屋」というGoogleの口コミ数が1000近くある超人気店へ来てみた。

すべての食べ物の中で桃が一番好きだから、この時期の果物屋さんはもう天国に見える。買える状態ではないけど。

アイスクレープの桃チョコにメロンをトッピングしてみたら優勝だった。桃パフェだとか果物のフローズンドリンクなんかも気になったな。近くにあれば通うのに。

電動自転車もあるし、せっかくなので他の場所も適当に回ってみることに。
日本有数の豪雪地帯がゆえの居住スペースが二階から始まるような家の造りが印象的だった。落雪注意といった看板や小さなアーケードのような屋根の多さも。

一番口コミ数の多い神社を選んで、魚沼神社へ来た。

彌彦大明神が祀られているというのも西日本のそれらとは大いに違いを感じる。離れた地域の風土は実に興味深い。

観光地ナイズドされていないが、長い歴史を持ち、立派な造りの神社で、来てみてよかった。

長岡駅に戻ってからは「佐渡の魚と村上牛 長岡窯蔵総本店」でまさにこの地で作られた魚沼産コシヒカリや新鮮な海産物、村上牛などを食べられてもうこの時点で大満足新潟旅。


長岡まつり大花火大会を翌週に控える街からは既にお祭りムードを感じた。一度は観てみたいな。長岡のちょうどいいお街っぷりも好きだしまた訪れる日があってほしい。

なんとなくこの日すれ違う人々を見て思ったことだけど、新潟県民ってスタイル良い人が本当に多い。背が高かったり、顔が小さかったり。
福岡は顔面偏差値は高いけれど、スタイルでは間違いなく完敗だ。暖かい地域の方が身長が低いとは聞くが、やはり雪国ということが関係しているのだろうか。

日本三大美人県に秋田が入っているのは、新潟と同じく日本海側で日照時間が少なく美白の人が多いからだろう。
博多(福岡)は大陸との近さから、目鼻立ちがはっきりとした顔の人が多いから。
京都は…京都は…なぜだ…?

早朝から動いたことで完璧な一日になったけど、一つ残念だったのがホテルが酷かったこと。清掃が行き届いておらず埃まみれだったし、シャワーは1分お湯を出してるだけで詰まる、という最悪な衛生状態で、自分が泊まった日本のホテルでもワーストかもしれない。他でもない自分自身が駅前という立地の良さとリーズナブルさで選んだわけだけど、よくこのホテル潰れてないな…と不思議に思った。
まあ、寝て起きればFuji Rock Festival ’23が、アラニス・モリセットが、ELLEGARDENが、Foo Fightersが待っている。楽しみでしかない。夏と山の気候に打ち勝てれば。


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