6時の奥の院の勤行(お勤め)に間に合うように念のため5時半にKokuuを出発。宿から御廟までは徒歩約20分。
空が美しい。一晩寝て疲労もかなり回復したし、もうあんなに歩かなくていいし、気持ちが良すぎる朝だ。肩は少し痛いけど。
落語家がお墓に落書きするのならここにしてねと作った楽書塚(本のような石碑)は、落書きよりシールやステッカーの方が目立っている。
明るくなって大杉林も供養塔もはっきりと見える。
昨晩少し会話をしたカナダ人のおばちゃんも朝のお勤め(The morning ceremony)に出ると聞いていたので、彼女がこちらへ来た際に「ここから僧が食事を運んでいくよ」と生身供の説明をしたり、その場所で待っている間に、自分の巡礼の話や、彼女がかつて英語の教師で日本に滞在していた頃の話、今じっくりと時間を掛けて改めて日本を旅行している話等をした。
しばらく英語で会話をする機会がなかったので英語力の低下を感じたけど、「あなたの英語はとても上手ね、伝えたいことがちゃんと伝わってくるし、私の内容もしっかり理解してくれる。独学なんて信じられないわ」とべた褒めされたので調子に乗っておきます。実際大したことはないんだけど。
生身供の後を追いかけ、御廟橋を渡り、最も神聖な場所での勤行へ。
奥の院の勤行はやはり美しかった。至上だ。ただの読経には感じず、約1時間という時間があっという間に過ぎていく。言葉で言い表しようのないこの感動は実際に参加してみないとわからないだろう。日本人なら一度は経験してみてほしい空間。俗っぽい表現で説明するのなら、千年以上続いている超ロングランコンサート。
杉の木の木漏れ日も濁りに濁った心を洗ってくれるようだった。
大河ドラマにもなった江姫の五輪塔。
上島珈琲店もあったっけ。完全に記憶から抜け落ちていた。
こちらはわかりづらい場所にある親鸞聖人のお墓。
朝食はゲストハウスのオーナーが料理してくれたもの。チャイかコーヒーを選べるんだけど美味しいチャイだったな。余裕があればおかわりしてた。
朝食を食べながらカナダ人のおばちゃんとまた話をした。彼女は特定の宗教・信仰を持っているわけではないが、こういった神秘的な場所に来るのが好きで、そしてどの宗教でも先程のような空間には何か似たものを感じると言っていたが、自分もまあ似たようなスタンスなので、サンティアゴ巡礼を歩いた時の話をしていると、
近くにいた白人男性が「僕はスペイン出身だよ」とのことで今度は彼と話をすることになり、3,40代の眼鏡を掛けたとても知的そうな男性だったけど、彼とも様々な会話をしたな。おかげで朝食を食べる暇がなかったけど()
「カミーノを歩いてみてどんな風に感じた?日本の巡礼とはどう違う?」といった感じで真剣な眼差しで聞いてくるし、カミーノが終わった後はスペイン国内を旅したよと話すと、「どこが一番印象に残ってる?」といった質問もされた。
彼がバルセロナ出身だったので、リップサービスではないけど、その後話題が広がるのは予想できたから、「ガウディの建築が好きだから彼の作品群を見て回ったよ」だとか、ぱっと思い浮かんできた「アンダルシアで見たキリスト教とイスラム教の文化が混ざった建物の柱やタイルが強く記憶に残っている」といった風に返したのを覚えている。
うん、楽しい朝食タイムだったと思う。まじまじと質問されることで自分がどう感じていたかを改めて再確認することになったし、やっぱり自分の国のことはみんな気になるよね。
その朝食の場には4人しかいなかったので、自分がスペイン人男性と話している間、英語がアレなゆきちゃんは大丈夫かなと心配だったけど、カナダ人おばちゃんは少し日本語ができる人だったので助かったというか、良かったと思う(?)
外国人二人は自分たちと同じくもう丸一日高野山に滞在する予定みたいだけど、一応「この先も日本での滞在を楽しんでね」と言うと「ありがとう、また会えるなら会いたいね」と返してくれた。
ほとんど会話はしてないけど、他のゲストはモデルみたいな女の子がいる白人ファミリーがいて、カプセルの上にいた男の子ともう一人いたラガーマンのような日本人青年も感じが良かった。
高野山って訪れる人たちのマナーも比較的良いから好きなんだよね。なぜかはわからないけど中国人・韓国人が少ないことも起因していると思う。どうか見つけないで。
朝食後はゆっくり過ごしたり、準備をして、納経を貰うためにもう一度奥の院へと向かった。
チェックアウト後でもバックパックは一旦宿に置いておくべきだった。重すぎて重すぎて。
この地蔵に化粧をすると美人になれると噂のあるお化粧地蔵。しかしそれを良く思っていない人が定期的に消すので攻防戦になっているという話をどこかで読んだけどどうなんだろう。
小林製薬はちょっといかんだろ…紅麹的に今はマズいだろ…。
お盆時期なのでお墓参りの家族もちらほら見かけた。どの場所にあっても故人への想いは変わらないと思うけど、奥の院参道に先祖のお墓があるって素敵だ。
参道終わり、宿坊協会一の橋案内所で「諸堂共通内拝券」を購入し、バスに乗って町の中央部分へ。
今日泊まる宿坊、福智院に一旦荷物を預けて身軽になってから、散策開始。
内拝券は拝観が有料の金剛峯寺、霊宝館、大師教会、大塔、金堂、徳川家霊台から霊宝館以外の拝観券がセットになっている。総本山金剛峯寺は明日の午前中に来ます。
ウーラオスのポケふた発見。昨日も通った場所にあったが、バスに間に合うようかなり急いでいたので見落としていた。
山の上なので気温は地上より5度程低いが、日差しはまだまだ夏のそれだったので、和歌山みかんジュースを飲むという最高の選択。お味噌のお店だったけど。
昨日はやむを得ず素通りするしかなかった町石を探す。まずは一町石からになった。
更に奥に二番石。後は根本大塔だけだ。
中門をくぐり、壇上伽藍へ。
まずは金堂へ。弘法大師の手で最初期に建設された講堂・総本堂。
自分でもぎって入場していくスタイル。左下のこうやくんの部分が霊宝館だったなら最強だったが仕方ない。5つ回って700円お得になる。
そして根本大塔。真言密教の根本道場の象徴。これで町石道制覇だ。ようやく根の本にたどり着いた。
こちらで納経を貰い、篠栗遍路の納経帳は埋まった。
どれもありがたいものだし、本来比べるものではないが、明らかに高野山の納経はレベルが違う。芸術的でもあり、ちょっと若杉山が見てられないくらいには圧倒的なクオリティだ。
昨日の到着時に聞こえていたのはこの鐘か。高野四郎。
三鈷の松と御影堂。
続いて霊宝館へ向かった。前回寄れなかったことが一番気掛かりだった場所だが、これでもかというほどの仏像や仏画を見ることできて満足。撮影はできないが国宝や重要文化財だらけ。最も印象に残ったのは一字金輪仏頂尊坐像。
寺カフェ成慶院でかき氷が食べたい!と思ったが、今はランチタイムなのでカフェタイムの予約をする形になった。また後ほど。夕食に備えてお昼はガッツリは食べない作戦。
観光情報センターで一休みして、
再びお寺のカフェへ。対応してくれたお兄さんは高野山一爽やかだし、この部屋の景観から既に優勝。
ラムネコラボになっちゃったけど、夏だしね。
中にはバニラアイスも入っている最高のラムネかき氷だった。8月中旬で、平地では信じられないけど、入ってくる風だけで快適だったし、文句のつけようのない時間になった。
さよなら、たけとらくん。高野山の寺院もただのお寺では中央と東端に最強格がいるので、宿坊を営んだり、寺カフェを経営したりで色々と工夫しているみたい。
それから、大師教会で受付をして「授戒」という儀式に参加した。
授戒というのは阿闍梨(位の高い僧)から直接、戎(教え)を授かる儀式で、共通券の中の一箇所でもあり、誰でも気軽に参加できるようになっていたから説法に近いものだろうと予想していたら、
真っ暗闇にロウソクの明かりだけが灯ったお堂の中で、阿闍梨様と先導する僧のお経を参加者も復唱して、最後に(代表者が呼ばれ)菩薩十善戒という十箇条の戒めを阿闍梨様から手渡しで授かるという内容で、予想を遥かに超える真言密教の世界を体感できる空間で、正直圧倒されて緊張しっぱなしだった。
仏教らしいことをするというのが今回の滞在のテーマだけど、いや、驚いた。このまま真言宗に身も心も委ねるべきなのではないかと考えるほど惹き込まれる雰囲気で、悪い方に想像をするなら確実にカルト宗教が真似しているような演出かな。
非常に濃い経験が積めて良かった。呼び出された名前は間違ってたけど(受付の人の聞き取りミス)。すえむらさん。
菩薩十善戒は四国遍路前にも学んでいったが、不慳貪(貪らない)と不瞋恚(怒らない)がなかなか難しい。生身の体と生身の心はこの憂き世で迷走しまくりだから。
もし本気で菩薩へ近づこうとしたなら、すべてを捨てて修行の道へと進んだなら、どこまで悟りに近づけるのだろうか。
どこで読んだかは忘れたが、苅萱が高野山へと戻ってきた石童丸から母が死んだと伝えられて、自分でも気付かずに涙を流してしまい今までの修行が台無しになるという(亜種のエピソードの)ような人間臭さが捨てられないままで修行と生涯を終えることになる気はするが。
所詮煩悩だらけの人間さ。誰かに期待し失望し、くだらないことに固執しては、興味も次々に移りゆく。お土産屋で好物キャンドルの写真を撮ったりね。
この日の行程を終了すると、宿坊福智院へと再度向かった。宿坊自体は四国でも泊まったがこんなに豪華なのは初めてだ。
綺麗な中庭。作庭家、重森三玲作の庭園らしい。
お部屋はこんな感じ。
窓の外。まあ、静かに過ごせそうで何より。上の部屋からは少し物音が聞こえていたけど。
泊まる部屋が47番で、食事の部屋は25番と説明を受けた。ここ福智院は高野山で唯一の天然温泉が売りで、正直どの宿坊にしようか迷っていたのでそれが決め手になった。
色が女の子みたいと言うのはジェンダー差別ですね。この時の入浴客は自分以外全員外国人で、なんていうか、日本ではトップクラスだろと誇っていても、ワールドカップとなると厳しい戦いを強いられたよね…(え?)
食事会場にはこのような張り紙で案内があった。屏風で仕切られているようだ。
大雨が降り出した。昨日の登りの終盤も決して弱い雨ではなかったが、このレベルではなくて助かった。守られていたに違いない。
そして一番のお目当てだった精進料理の時間。一生に一度かもしれないしと調子に乗って一番良いプランにしたからか二人なのに個室。
もうね、精進じゃなかった。最強料理だった()正確には五味・五法・五色といった基本を踏まえ、法会の後に僧侶へのお布施として丹精を込めて振る舞った料理。その様式にのっとった夕食「振れ舞い料理」という最上級の精進料理で、地産の旬の野菜や高野豆腐などもうどれも美味しすぎて感動した。味も見た目も豪勢で、食にここまで感動したのは人生初。
デザートはメロンと葡萄。ダメだこれ、全力でむさぼってる()
最高の夕食でした。まだ記憶の中でも美味しい。
夕食後は宿坊の中で写経体験もしたが、担当の太っちょ僧侶はどこぞのお坊ちゃんなのかめちゃくちゃ頼りないし、参加者多すぎて予約してた人でもギリギリに来た人は追い返されていたし、外国人半数で数十人いた参加者の中で一番マナーが悪かったのはミニスカ履いた日本人のおばさん(母親)でその人が写真をパシャパシャ撮ったり、私語をひたすら繰り返していてもう絶句だったね。せっかくの機会だったからもっと集中できる環境で取り組みたかった。参加者に数珠が配られたことと始まる前に日本語で挨拶してくれたスラブ系の女の子が可愛かったこと以外良かったところが思い出せない()
翌朝は本堂で行われる福智院の勤行に参加したんだけど、まあ、正直に言うと、途中退席しようかと検討するほどには読経が下手すぎた。太っちょとチェックイン後の挨拶で先祖供養等の提案を伝えに来た若い二人の僧侶のレベルがね…。何が原因だろうな。多分息継ぎと抑揚だな。
奥の院の勤行を知っているからその質の差に気付いたわけだけど、あちらは僧侶による読経で、こちらは宿坊スタッフによる音読といった感じ。参加者はかなり多かったが、これを勤行の実態・すべてだと認識してしまう人がいるであろうことはとても残念なことだと思う。
隣にミニスカおばさんが来たのも不愉快だったな。10才ぐらいの娘は終始落ち着きがないし(子供には退屈な時間だろうけど)、良い齢した日本人女性があの格好で寺院のお堂に来るという時点でね。まだ気持ちというか、自分の中では若いつもりなんだろうけどさ。
勤行の後のベテラン僧侶による英語も混ぜた法話は少し面白かった。各国語での挨拶もあったけど、世界各地から来ているわけだから覚える価値と需要は当然あるだろう。
まあ、朝ご飯も美味しかったから良しとしよう。ヴィーガンもたまらないだろうな。福智院は食事と温泉が魅力の宿坊だ。総合的にはかなり満足度は高い。
今日はチェックアウト後も荷物を預けて出発。位置的にもそれがしやすかった。
徳川家霊台は小さな霊屋だった。
高嶋政宏…お兄さん…?
宿坊近くにあった笹巻あんぷ麩善というお店にも寄ってみた。
名物の生麩まんじゅうはもちもちで美味なり。夏の長距離移動のお土産には向かないが。
そして高野山滞在の最後は金剛峯寺へ。
ちょうど書道の大会の受賞作品を貼り出す準備がされていた。凌煙閣。
この金剛峯寺のトイレ前でKokuuで上のカプセルだった青年とまさかの再会があり、「お久しぶりです!」と話しかけられて少し会話をした。話し込む時間がなかったから会話の内容も限られているけど、きっと時間があったならもっと楽しく話せたと思う。彼はこれから町石道を歩くとのことだったので応援の言葉を送って別れた。
前回訪れた際も休憩所で法話を聞いたが、今回は尼さんが担当で、法話中に高野山にどんな理由で来ましたか?という質問に「お遍路のお礼参りで来ました」と発言する機会があったからか、法話後も少しお話する流れになって、なんだか可愛らしい尼さんに「偉いわ~、もう仏門に入っちゃえばいいのに!」と言われて笑った。
最後を締めくくるのは(事前に予約していた)阿字観体験。阿字観とは真言宗における呼吸法・瞑想法のこと。
国内最大級の石庭「蟠龍庭」の中に建つ(一般非公開の)道場へと進む前に、阿字観の先生(僧侶)や参加者と会話する時間が少しあり、福岡からですと言うと、先頭にいた今回で5回目だという名古屋の男性は実は柳川市出身で、先生も普段は埼玉のお寺にいるが出身地は北九州ということで謎の盛り上がりがあった。
約1時間の阿字観体験では、瞑想の方法を初心者にも丁寧に教えてくれて、慣れないことなので緊張も感じたが、高野山という聖地で静かでゆったりと流れる時を感じることができたし、今後はいつでも実践することが可能になり、とても有意義な時間になった。一回の定員は14名と限られているが、高野山を訪れる人にはぜひお勧めしたい。
それでは帰路に着こう。期待していたよりも遥かに楽しく、濃密な時間を過ごせた。ありがとう町石道と高野山、そして出会った人々。(写真は大正ロマン感もある交番)
バスは高野山駅に到着。
ケーブルカー出発までは時間があるので展望室へ。
見えているのは方角的に九度山かな。とんでもない道のりを歩いてきたもんだ。
さよなら高野山。また訪れる日まで。できれば今世でありたい。
みんなこの位置が大好き。ケーブルカーに乗っている時間は短いけどね。
極楽橋駅で乗り換えてからは後はあっという間。大阪へ向かう。
停車時間がもっと長ければおむすび弁当購入チャレンジをしたんだけど…。
天下茶屋で降りて、「ぽち」という名のたこ焼き屋で昼食を取った。美味しかったけど店内に正気を失ったような老人がいて怖かったな。
つい先程まで高野山にいたのに、下界中の下界とも呼べる西成を歩いている。そう、修羅の国に帰るためにね。戦いの日々に戻らなきゃ。
無駄に大阪っぽい光景。
フェリーまでもう少しだけ余裕があるので、北加賀屋のチャイ専門店へ。
Talk withというお店。隣の書店の方は閉まっていた。
スパイスのこだわりがユニークで、味も結構美味しかった。チャイ専門店が福岡からなくなったのである地域が羨ましい。
スパイスと食べるレアチーズケーキも良かった。自分にとって気軽に来られる場所ではないが、近くにあったなら確実にまた訪れていただろう。
それからまたバスに揺られて、
ここからは名門大洋フェリーのお時間。
可愛い。ノリーナちゃんという名前らしい。一切ひねりのないネーミングだ。
きっと帰りは疲れているだろうからと個室を取っておいて正解だった。最後までテンションが上がる旅だ。
お風呂やトイレは共同だが、くつろぎ畳スペースもあるタイプのお部屋。
清掃が行き届いていないとも言えるけど、こんなテレビの裏にティッシュを隠す人間ってどう育つんだろう。
夏休み真っ只中なので子供連れも多かった。みんな楽しそうだったな。高速渋滞よりは良い思い出になるに違いない。
九州共立大学レスリング部は室内でラーメンを食べて臭いテロを起こしていて面白かった。同部屋なら笑えなかっただろうけど。
明石海峡大橋。淡路島にあるルギアのポケふたは回せず。
バイキングに行こうかと考えていたが、そこまでお腹は減っていなかったので売店でお茶漬けを買って食べた。これはこれで良し。
夜の瀬戸大橋。
翌朝門司港到着。5時半着だったので最終日まで4時起き。隣の部屋は赤ちゃんがいたけど乗船と下船の前後にしか泣かなかったので助かった。
無料送迎(オールド)バスで小倉駅へ。
小倉駅からの電車の中では、泥酔状態の南アジア系の男が突然大声で叫んだり、ふらふらと彷徨ってはビールをこぼしたりしていて、煙草を吸い始めた時にはさすがにこれは火災が起きるぞ…と不安になったが、緊急停止ボタンを押すのは躊躇われたし、駅員に伝えようとしてもその時停車した折尾駅はホームがカーブしていて端が見えずに伝えることができなかった。
その後の駅で車両の扉に頭突きを繰り返す流れで急に降りていったけど、正直言うと、移民の連中、日本に対してリスペクトを持てない外国人は全員祖国に帰ってほしい。うん。
こんな感じで今回の旅は終了です。
あんなに楽しかった高野山が嘘みたいに、帰ってきてすぐに酷く落ち込む出来事があり、メンタル的にしばらく立ち直れずこの記事を書き終えるのも9月になっちゃったけど、でもこうして振り返りながら書いていく作業でまた楽しい時間を思い出せてよかった。
次の旅の予定はまだ未定。何も計画はしていない。どこかには行きたいけどね。
なかなか日常は思い通りにいかず、日々こなせる少ないタスクをこなしていくしかないわけだけど、どんなに遅くてもちゃんと一歩ずつ進んでいきたい。
元気になったり、落ち込んだり、わりと平常運転です。
ああ、良い旅だった。