懐かしき総武線、或いは宇宙としての東京

そんなに長くはないけど、いっとき関東で過ごしていた。
今年は旅以外の往訪や滞在といったものがなかったのでその類のやつかな。多分そう。
時系列ではないけど適当に写真貼ります。ぺたぺたと。

まずはここ最近目が無い(というかこのブログそればっかだけど)神社さんを貼っておきますかね。
熊野古道のときから始めたから御朱印集め(テーマは日本神話や総本社)はそろそろ1年になる。御朱印は全ての神社で貰うわけじゃないけど、ほんとこの1年はかなり参拝してる気がする。

鹿島神宮はいろいろと上品だなという印象を受けた。神主さんや巫女さんの応対も親切だったし、社殿だけじゃなく、お茶屋等の建物の雰囲気も良かった。参拝客ですらなんだかそんな気がした。
落ちていた(捨てられていた?)ガイドマップはそのまま捨てるのもあれだし、再利用というか、拾って自分で使った。
ただ、鹿島線Suica使えないってことだったのに、鹿島神宮駅の下車だけ使えるあれはトラップ感すごかった
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鹿島神宮で神の使いは鹿。鹿園という場所に集められていたけど、見た目はかなりワイルドだった。
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神社ではないけど、皇居にも行った。
東御苑の入り口の大手門で写真を撮っていたら、突然同世代の男の子に話しかけられて、一緒に見て回ることになった。
多分誰かに少し説明してもらえたら的な感じだったんだろうけど、話しかけてくれたのは僕が爽やかだからですね。まあ、今まで近くは通ったことあっても、皇居自体は僕も初めてでしたどうも()
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かつて江戸城の天守閣があった天守台。
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高層ビル群と綺麗に整備された芝生のコントラストが素晴らしい。こういう光景は東京以外ではあまり見られない気がする。
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スカイツリーも武道館も先端だけ見えるのはシュールだった。
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彼(西村君という名前だった)は高知の大学に通っていて、今回東京へは商社の内定式の為に来たらしい。爽やかでとても良い子そうで、初めて?付き合った彼女と出来るだけ早めに結婚したいと言っていた。
お互いにちょっと話し足りない感はあったけど、彼の帰りの飛行機の時間もあるし、自分もその後に予定を立てていたから、そのまま別れた。
最後には握手を求めてきた好青年である彼の社会人としての成功と彼女との幸せを僕は願っています。うん、心から。

東御苑から出て歩いていたら、ちょうど皇居のお昼の一般参観の整理券の配布が行われていた。
先着180名と書いてたからまだ大丈夫ですか?と尋ねたけど、大丈夫ということだったのでそれに参加することにした。
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受付時間まで待ってから、身分証明書での本人確認、ボディチェック、コース・注意事項説明等を済ませていよいよ出発。(実は中に売店があって出発前に行くことが出来る)
ちなみに参観には皇宮警察の方がガイドとして付いてくれてるんだけど、この日の割合は日本人3割、外国人7割と言っていた。
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皇居内にガソリンスタンドがあった。
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富士見櫓。
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宮内庁。
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坂下門。
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ここは新年の一般参賀で皇室が手を振っている長和殿という場所。想像していたより低い場所にあって驚いた。
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伏見櫓。
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この先は御所。
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鉄橋の先でUターン。
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乾門から続く道の手前。きっと紅葉の季節は綺麗だと思う。
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蓮池壕。
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これで一般参観終了。1時間ちょっとだけどなかなかの充実感。

この時の参加者の中に175cmはありそうなめちゃくちゃスタイル良くて綺麗な女性がいて、間違いなく彼女の美貌は日本人トップクラスだろうなーと正直見惚れた。
参観終わってからの方向も一緒だったから、モデルかなにかやってますか?とか、スマホケースがそうだったから、スターウォーズ好きなんですか?とか聞いておけばよかったと今では後悔してます!!!はい!!!煩悩です!!!!どうも!!!!()
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その次は靖国神社へ向かった。
歩いて向かっている途中で武道館前を通った。ちょうどこの日は大原櫻子のライブで、開場待ちのファンを見て、こんなに皆が爽やかなファンが集まるライブなんか行ったことない…と衝撃だった
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靖国神社。外国人も結構いたけど、若い女の子二人組が意外と多かった。御朱印ガール良いと思いますよ、ええ。
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明治神宮。神楽殿で御朱印を貰ったらポストカードが挟まれていてそれがとても美しかった。
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ここで唐突なサンタ投下。可愛い。久しぶりのもふもふだったからめちゃくちゃ癒された。もふもふ優勝。
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こっちにいる友達とご飯を食べるといったそういう機会ももちろんあった。
森美術館で開催されてた「宇宙と芸術展」に男二人で行ったけど、それが一番たまらなかったかもしれない。宇宙と芸術とかそりゃもう最高なのは行く前からわかりきっていたけども。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ガリレオ・ガリレイ、竹取物語、曼荼羅と三千大千世界、挙げきれないけどもうね、ええ、最高ですよ。宇宙とか大好き本当。
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宇宙人、生命とは何かみたいなコーナーもあった。そこにあった変なのっていうか、ヤバイの3連発。
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隕石で作った刀もグッときたけど、ISSに滞在中の若田光一さんが撮った月の写真を音符に見立てて作られたシンフォニーも素晴らしかった。発想の大勝利。
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一番期待していたチームラボは八咫烏がテーマだった。八咫烏大好きというか、財布に八咫烏のお守り(熊野大社で買った)入ってるくらいの人間だからもうね、参るね。
展示スペースに入った際は乗り物酔いするんじゃないかというくらい空間全体と音楽を使ったアートだった。
鑑賞が終わった後、テンション上がっちゃって、普段美術館や映画館でパンフレットとか買わない人間なのに、3000円する分厚いガイドブックを買ってしまったよね。宇宙食も買ったけど。
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川越に行く機会もあった。ちょうど日曜で観光客だらけ。そして暑かった。皇居に行った日も32度くらいあったし、侮れないわ10月。
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馴染み(稲毛にある従姉妹)の家に泊まったりもしたけど、二泊だけ宿にも泊まった。最近続いていたゲストハウスには今回は泊まらなかった。

まずは秋葉原にある飛行機のファーストクラスを意識したというカプセルホテル。名前はファーストキャビン。
カプセルホテルとはいっても一部屋一部屋が独立して中は立てるぐらいの高さで快適だった。
アメニティもかなり充実してたし、無料貸し出しも多くて、設備がどれも綺麗で、寝間着だけちょっとかっこ悪くて使わなくて、乾燥もしてたけど、でも感動した。値段も高くないのに、これは最高じゃないか…?と。
しかし、この日ぐらいからなぜか風邪引いて辛いは辛かった。加湿器借りれば良かったんだけどなんかだんだんしんどくなって、借りに行くの面倒だったからマスクで耐えた。
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池袋にある泊まれる本屋こと「BOOK AND BED TOKYO」にも泊まった。
同世代の女の子が受付してくれたけど、かなり気さくに話しかけてくれる女の子だった。ここは現金支払いがなくて、宿泊料は事前にクレジット支払いしてたんだけど、タオルを購入するのに東京駅記念Suicaを使ったら、あー!これ初めて見ました!!私も欲しかったんですよー!!どうやって手に入れたんですか??とテンション上がってるのが無駄に伝わってきて、なんかちょっと愛おしかった。
宿はなんていうかもう、オシャレの極み。ソファで寝転がって本読んでたらもうそこで寝れそうだった。ってか実際その場所で寝る人もいると思う。
日本人や白人の客もいたけど、東アジア系の人が意外と多そうな感じだった。
チェックアウトする日は午後から取材ということで出勤日ではないスタッフも来てたりして、なんだかそわそわしていて楽しそうだった。
居心地良くて、というか本好きにとっては天国のような宿だったから、チェックアウト時間ギリギリまで過ごした。
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うーんと、こんなもんかな。

東京は久しぶりに来ると刺激的だけど、でもやはりすぐに馴染んでしまう。
過去もそうだったように拠点を置くとすぐそうなってしまうから、たまに来るのがベストなんだろうか。
国内にも刺激を感じられるような場所を一つ残しておきたいなと思いつつ、利便性という点では母国語で過ごせて、様々なものが充実しているというのはやはり便利っちゃ便利だなと改めて感じた。

そして、最近どういうスタイルで生きていこうかと少し考えている。長期的な計画ではなく、これから何年かのこと。
今のように拠点をほぼ1箇所に置いて旅を繰り返すのもありだけど、拠点(海外を含め)を移しつつ生きるというのもありだなあと。
まあ、しばらく悩むとしよう。

やらなきゃいけないことが溜まってるから、この秋(と冬?)はおとなしく過ごすことになるかな。
とはいっても、ふらっと出かけたりする可能性は大いにあるんだけど。


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