C’est la vie. Que sera, sera

4月なんてあっという間に来るだろうという予想は外れようがなかったみたいだけど、出発まであと1週間というのに現実味がまったくないのはいかがなものか。
ワクワク感で満ち溢れていると助かるのに、なんだか遍路の出発前と似たような状態。もう残り1週間かーと思うだけ。

準備の進み具合はというと、だいたい必要なものは揃えたと思う。でも荷造りはこれから。バックパックには水入りペットボトルを昨日まで詰めてたから。
本番を想定したそれっぽいトレーニングを行ったのはたったの2回。低山や神社を往復して、距離はだいたい15kmや20kmちょい。
はい、余裕ぶっこいてますね。遍路前よりはましでも、多分3週間後には現地で苦しんで後悔してると思います()
あれだったら3月はジム行こうかなとも考えたんだけど、まさかの2ヶ月分前払いだったし、仕方ないんです。ええ。言い訳です。

他の準備もそうなんだけど、不安症のくせにめんどくさがりだから、あれこれと心配になってそわそわしていたかと思いきや、気付けば「まあ、なんとかなるだろ」みたいな感じになってることは多い。
遍路中の普通なら歩かない状態のときも「まあ、死にはしねーだろ」と旅を続けたし、これは長所であり短所でもあるんだろうけど、なんていうか、スマートではない。
投げ出してるのか、今さら足掻いても仕方ないだろと腹をくくってるのか。まあ、どっちでもいいけど。

お遍路の話続きで、あの旅の失敗(不運)を挙げるなら、まず装備を選び間違えたこと(+買い替える勇気もなかったこと)、不眠症からのスタート、わりと序盤でマメ処理を誤って皮膚の赤い部分を露出させたこと、レアポケモンをゲットするかのようなまさかの爪の化膿。といった感じ。そりゃ辛いわ。
自分への情けなさも感じるほどに自分のせいで過酷にしてしまった部分はあるけど、今回はあの時に比べれば装備も知識も少しは準備ができている気はする。
でも現代人の体は、毎日20kmや30km歩いて何の異常も起こらないようには作られていないと思う。よほど特殊な環境で生活していない限り、当然マメもできるし、疲れも溜まる。
だからまあこの手の旅は、修行だったり、信仰を深めるという面もあったように、何かしらのトラブルを抱えながら踏破を目指す旅。
テロや病気、大怪我といった洒落にならないトラブルがなければ多分歩き切るとは思うので、辛いだろうけど、どれだけ楽しめるかが重要。

語学力はやはり、ここ何年かずっと同じように、使わなきゃ衰えるなーと感じている。
英語に関して言えば、今より17や18のときにネイティブの友達とSkype繋いでた頃の方が遥かに聞き取れたし、喋れた。
フランス語とスペイン語は20フレーズくらいは頭に入れたけど、実際使うのは数個な気がする。
怠惰すなあ。Oui, 怠惰ですなあ。でもケセラセラでしょって感じなんですなあ。

うん、でも良いところというか、自分を褒めたいところもある。
25歳になったときは、もうアラサーやん…と震えてたけど、docomoのハピチャンは25までだし、ヨーロッパの交通機関は25まではYoung personのようなので、「20代前半は25歳まで」とすると、今回の巡礼の旅も、(ギリギリではあるけど)20代前半で歩くことになる。
自分の中で大きな目標(憧れ?)だった3つの巡礼路を20代前半で制覇できそうだということは素直に嬉しい。
いや、褒めたいじゃないなこれは。かっけーじゃんだな。
やりたいことはやれるうちにやってしまおう委員会と、自分がかっこいいと思う生き方は追求していきましょう倶楽部の一員なので、この調子で行こうと思います。20代前半はもう終わるけど。

なーんか頭の中ごちゃごちゃしてて、いろいろ書きたいのに何が書きたいのかよくわからない。
とりあえず、ここ最近、ブログを読んでくれるだけじゃなく、感想をくれる人たちもいて、それに心から喜んでおります。
いいねとかそういう反応があるだけでも嬉しい。今ならインスタ女子の気持ちもわかる気がする()
サンティアゴ巡礼の記事も楽しんでもらいたいなーと、書く前から、歩く前から願っています。

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