宇宙ネコ子 – 君のように生きれたら

平成の終わりと令和の始まりが近付いて、崩御ではなく譲位に伴う改元ということもあり、世間は10連休GWでお祭り騒ぎなのに、自分は連休感ゼロな上に、YouTube様に1ヶ月収益無しペナルティをいただくという災難に見舞われてます。
でも平成生まれとして初めて体験する改元だし、ゴールデンな気分になるために(という理由を付けて)、4月24日発売の宇宙ネコ子の「君のように生きれたら」というアルバムを購入した。
CDを買ってもすぐにデータ化するから、手元に置いておきたいというよりは、応援してる証、次作も楽しみにしてるよというエールを込めての購入になるわけだけど、まあ、このアルバムが平成最後に購入したCDということになるだろう。(令和になってCDというものが生き残っているかはわからない)

その宇宙ネコ子を知るきっかけになったのは(冬日さつきさん経由で)表題曲の「君のように生きれたら」を聴いたことから。

ユニット名やアートワークを見ると、サブカル女子が好きそう…感に溢れてるけど、
音楽性はわりと正統派なオルタナティブ・ロックだし、日本人の女の子ボーカルということを含めるとこの手のバンドは正直貴重だと思う。

人生のスピード

誰にでも聞けることではないし、誰もが答えてくれるわけでもないけど、人の生い立ちだとか、どんな日常を過ごしているかとか、そういう個人的すぎる個人的な部分の話を聞くのが好き。
でもそれを聞いて自分の人生に活かすとかではなく、ただ単に聞くこと自体に満足感を覚え、やっぱりいろんな人がいて、いろんな人生があるんだな~と感慨深く思うだけ。
本当に、いろんな人生がある。もちろんうまくいっている人もいれば、うまくいっていない人だっている。

誰だってそうだけど、人はよく自分の人生を他人の人生と比べてしまう。そして気にしてしまうのはいつも、自分が誰かより劣っている部分。
あの人に比べて自分は、異性にモテない。偏差値の高い学校に行けなかった。収入が少ない。休みが少ない。結婚ができていない。子供がいない。等々、わりと際限なく挙がると思う。
身体的な部分や性的指向的に例外の人は今回は置いておいて、人生においてほとんど誰もが通る道で、同年代と比べずにはいられない点を挙げるなら、
それはきっと「初体験、結婚、出産」辺りになるだろう。(こうして見るとどれも異性絡みのイベントだ)

自分も20代後半になったので、同級生たちが結婚式の写真や、子供の映像をSNSにアップしているのを頻繁に見かけるようになった。
その一方で、まだ結婚していない同世代も多くいるわけだけど、出産へのタイムリミットが迫っているのは事実なので、男子よりも女子の方が遥かに大きな焦燥感を抱いているように思える。
彼女たちの愚痴を聞けば、まるで自分自身の存在価値が薄れているように感じているのがわかる。でも残酷なことに、若ければ若いほど需要が多いというのは世の常だ。

同年代・同世代と比べてしまって、このままでは行き遅れてしまうと焦る気持ちは確かにわかる。猶予が長いとはいえ、男だって馬鹿にはしていられないことだから。
でも、焦りすぎるのは違うと思う。そういった人生の通過点が早ければ早いほど正解なのかというと、決してそうとは限らない。
なぜなら、何が正解かは誰にもわからないから。

サンティアゴ巡礼の持ち物リスト

【最終更新 : 2025年2月】

スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへと向かう巡礼旅(またの名をカミーノ巡礼、スペイン巡礼)の持ち物リストを作った。
自分はカミーノの前に熊野古道やお遍路を歩いた経験があるので、そういった過去の経験も踏まえた上でのリスト化。多分どのブログよりも参考になる最強のリスト。
自分が歩いたコースはフランス人の道だけど、ポルトガルの道や北の道などでも共通する物がほとんどなはず。

カミーノに初めて行く人の傾向として、歩き旅自体が初体験の人が多いと思うが、そんな人にとって手助けとなるような記事になることを願う。もちろん巡礼経験者の参考にもなるように。老若男女問わず。

以下がリスト。太字はより重要な物なので、必需品と捉えて構わない。

巡礼必需品

  • 巡礼手帳(クレデンシャル)
    アルベルゲ(宿)や教会でスタンプを押してもらうための手帳で、これがないとカミーノ旅を続けられない。日本国内でも購入できるが、出発地点の巡礼事務所にて2ユーロで入手する人が大半。
     
  • パスポート
    宿に着くと身分証明書として巡礼手帳と一緒に提出する。当然無くしたらシャレにならないのでご用心を。
     
  • 現金
    道中は田舎を通過していくので、クレジットカードはアルベルゲでは基本使えないし、レストランでも使えないことがある。自分は現金が少なくなってくるとATMで200ユーロを引き出していた。ATMがない区間も結構あるので常に100ユーロは持っておくと安心。
     
  • クレジットカード・キャッシュカード
    クレジットカードの海外キャッシングが個人的にあまり好きではないので、あらかじめソニー銀行で外貨預金(ユーロ)をして、Sony Bank WALLETというVisaデビット付きキャッシュカードで現地通貨のままやり繰りしていた。ATMを利用するたびに両替手数料が掛かるといった事態が起きず、我ながら賢い選択だったと思う。
    でもどちらにしろATM手数料は掛かるので、海外旅行保険が付帯したクレジットカードで問題ないと思う。保険がある場合は緊急連絡先のメモ等を忘れずに。

Scroll to top