宇佐新道 筑紫の路 第九段「100億ドルの昼景」

12月4日。
起床の4時半までに10回は寝て起きてを繰り返しても、まだ空も真っ暗で凍えるように寒いのに着替えている自分に「何を考えてるんだ?」とちょっと正気を疑いながらも、もしかしてスペ体質なのでは?と思うくらい右膝に加えて前回の左足付け根も仲間入りしたような不安を感じながらも、やっぱり出発するといつかの旅立ちを思い出させてくれるような気分になれて、泥沼の中の溺死体のような人間の泥まみれみたいな一日でも、今日は特別な日だと錯覚させてくれるのはありがたい。何に感謝すればいいのかはいつもわからないけど。

始発では日の出を迎えられなくなったのでギリギリを調整した鹿児島本線に乗り込んだ。車内で聴いていたのはシガー・ロスの胎児アルバム。いつまでもこの錯覚が続いてくれたらいいのにな。センチメンタルな爺さんも逆にエモいかもしれない。まあ、今日もなんとかなるだろう。

朝6時50分のJR黒崎駅。

バス乗り場は(おそらく)八幡高校の生徒で溢れていた。

53番に乗って前回の終了地点の小嶺車庫へ。

宇佐新道 筑紫の路 第八段「回復途中膝栗毛」

約1年半前にこのシリーズの前回で4つの山を縦走した際(もしくはその直後に)膝蓋腱炎になり、何かと不便を強いられながら生活してきたわけだけど、まだ完治はしていない。
いくらなんでも遅すぎだろと自分でも思うんだけど、絶対安静が不可能な部位だから仕方ないということにして、篠栗遍路を経ても特に悪化することはなかったから、多少痛みを抱えていても、ほぼ完治ということでもういいかなと再開することにした。完全に痛みや違和感がなくなる日なんて現状では想像もつかないし。

これまでは立ち寄る山や神社仏閣に番号を振っていったり、短歌を挟んだりしていたが、期間が空きすぎて感覚を忘れたというか、正直そういう気分ではなくなったので、もう道を進めていくことだけを考える。
街道があるようなところは街道歩きや史跡巡りと呼べるけど、ただ最終的に目指す場所があるだけで、もはやそれ以外は近場の街を強制的に非日常化する動機付けを与えてのただの街歩きかな。まあ、何も問題はないでしょう。

10月10日午前6時半、JR教育大前駅下車、赤間宿から歩き始める。

31 I Scream / Keep Breathing On

先日31歳になりまして、青年ではあっても若者ではなくなっちゃったなと感じつつ、生活に特に変化がないから自分自身にも何かが変わった感覚はなく、まあそんなもんなんだろうけど、まあそんな感じです。

誕生日が来る三連休にELLEGARDENのアリーナライブと、大分トリニータのアウェイロアッソ熊本戦が重なるという大好きなもの同士の奇跡的なコラボ(?)が熊本で開催されたので行ってきました。
最初は高速バスで行こうと考えていたけど博多祇園山笠のフィナーレ追い山にも重なってる日(7月15日)だし、予約ができない区間だから乗れなかったら洒落にならないなと、出発数日前に九州新幹線に変更した。

とりあえず首まで埋められたくまモンでも。

ONE PIECEは一応追いかけ続けている。早く最終巻が読みたい。

最強のチャイティーラテを探す旅を続けているので、見つけたならば寄りますよ。

アウトドア用具売り場に併設された「Snow Peak Cafe アミュプラザくまもと」

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