4月11日。
5時に起きた。そして、大丈夫な気がした。いろいろと。
割れたクッキーを食べてから着替えて、ヒステリックマダムに怯えながら最後の荷詰めをした。(昨晩文句を言われたら、高級ホテルにでも行けと言い返そうとしてたのは内緒)
廊下で上半身裸のサファテみたいな男性とすれ違い、フロントへ下りた。チェックアウトの手続きを済ますと2ユーロが帰ってきた。カフェのBGMはBon JoviのI’ll Be There For Youが流れていた。
宿を出て、駅へと歩いていると荷物の重さに嘆きたくなった。これを40日続けるなんて、こんなのすぐに体壊すと。別に初めての経験ではないけど。
片側がやたらと重い気がするが、宿に着かないと弄れないだろう。一回中身を全部取り出して、パッキングをやり直したい。
Belleville駅に着いて一旦荷物を下ろしただけで肩が痛かった。久しぶりに10kg超えの荷物を背負うので体が悲鳴を上げている。
メトロをBelleville→Châteletと移動し、それからMairie de Montrouge行きに乗り換えてGare Montparnasseまで。
既にちょっと辛くて、気持ちは昂ぶりとは逆の状態。とりあえず乗り遅れませんように。
左に写っているのは颯爽と進むセグウェイマン。この駅の長い長い、動く歩道では通勤者が年間11.5時間も節約できているらしい。なんとも言えない。
Gareとは駅という意味。モンパルナス駅は主にフランス西部や南西部への始発駅となっている。