和気をたずねて

岡山駅から山陽本線で和気駅へ。思いの外時間が経過して、学生たちの下校時間になってしまった。
和気駅。

岡山県和気郡和気町の人口は約1万3000人。

今の自分に片道徒歩4,50分は死の道だし、16時前だったのでモタモタしていると御守りとか買えなくなっちゃうなと、珍しくタクシーに乗った。

晴れの国は晴れていた

和気を訪ねたくて岡山に行きたいとは思ってたんだけど、もう一つ、複数の目的が欲しくて来るべき日を待っていたら「トリニータのアウェイ岡山戦を観る」か「Kitriの岡山のお寺でのライブを観る」の二択が生まれた。
その二つが続けて観れたなら最高だったけど、二週間違いだったので、どちらかを選ぶしかない。
それで「ここ最近引き分けか敗北しかないトリニータ」と 「教会でも観たKitriを今度はお寺で観れるチャンス」を天秤にかけたら、もうね、後者になったよね。DAZNもあるし。
ちなみに前者を選んでいたら、決して劣勢ではなかったのに最後に失点して0-1で敗戦するという試合を目撃することができました。スポーツ観戦の難しさよ。自分は憂さ晴らしの飲み会もできないし。

まあ最近めっきり減った気がする旅なわけだけど、心から楽しみというわけではなかった。膝の怪我がまったく治っていないから。
どのくらい痛いかというと、桜井日奈子がベッドで待っていても正常○位を躊躇うくらいには痛い(池田エライザだったら勢いに任せて事○後に後悔するパターン)
でも、こんな直前で中止にすると高いキャンセル代を払うだけなので、もう行くしかない。しかし歩けば片足を引きずるくらい痛くなる、という絶望的で不安ばかりな状態。
旅・観光=歩く、みたいなもんなのに、できる限り歩くのを控える必要があるという難しい旅だった。いや、とにかく怪我のタイミングが悪すぎた。

だが故意に怪我をしたわけではないので仕方ない。もう博多駅で新幹線を待ちながらメロンフラペチーノを飲むしかない。心のモルヒネよ。

おじゃまします、晴れの国、岡山。

18才の青春18きっぷの旅

全都道府県制覇まであと4県となったのは去年の夏で、満を持してといった感じで(何かしらやることあって余裕がなかっただけ)、1年後のこの夏に全クリしてしまう予定なんだけど、
多分”旅をする若者”になったきっかけは、18才なりたての高校生の夏休みに、青春18きっぷを使って日本横断(?)旅をしたことだと思う。
当時僕は福岡市の高校に通う3年生で、まあ、今よりずっと若くて、大学には行かないと勝手に決心したぐらいの頃で、きっとここではないどこかへ飛び出したいような気分だったんだろう。

旅の内容を端的に言えば、鈍行列車で福岡からひたすら北上して北海道まで行って、札幌からは夜行列車で上野へ。しばし千葉に住む従兄弟の家に滞在して、博多へと戻るといった行程だったかな。帰りはあっという間だった。
もう9年前のことだし、予定なんて一切組んでいない行き当たりばったりの旅だったから、印象的なエピソードを中心にかいつまんで話そうと思う。

始発の電車でスタートした初日は、宮島に寄って、広島市内もちょっと散策して、岡山までたどり着いて、ネットカフェに泊まった。
本当は四国で泊まるつもりだったんだけど、瀬戸大橋線でたどり着いた四国の駅前(坂出駅だったかな?)は、ジョイフルしかねえ…これは泊まれないぞ…と焦って岡山まで戻った。
でも岡山駅に降りてみると、ホストとキャバ嬢の大行進みたいな謎の集団が歩いてるし、ガラの悪い男たちのグループの中にいたおっさんが、薄汚い犬を強引に掴んで噴水に投げ入れてて、犬の嫌な鳴き声聞こえてるし、岡山ってヤバいとこだ…と焦ってネットカフェまで移動した。
途中、地下道からストリートライブの音が聞こえてきて気になったけど、とにかく今日の宿を確保しないと…とビビりながらね。

んでそこに泊まれたはいいんだけど、朝になって顔洗ったりなんだりしたいのに、トイレ汚いし、どこか水道のある公園でも探すかーと出てみたわけですよ。
でもなかなか見つからなくて、岡山城の近くにある公園が大きそうだし、ここならあるだろう…と橋を渡っても、5時前だったからか時間が早すぎてかなんだかで入れそうになくて、ここも駄目なのか…もう引き返すしかない…と駅方面へと橋を戻ろうとしていたら、
橋の向こう側から何かが猛スピードで近付いてきて、
え…?何…?何だあれは…?ええ…?えええ…!!!!
と、近付いてきたそれは自分の横を通って、公園の奥の方へと消えていったんだけど、まあ、それが何だったかというと、
「自転車に乗って、セーラー服を着た、全身毛むくじゃらの、デブのおっさん」だったわけですよ。

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