クオーターライフ・クライシス

内容的には、以前書いた「人生のスピード」という記事に重なる部分はあるけど、
まず、タイトルの「クオーターライフ・クライシス」というのは、生まれてから四半世紀が経過した20代後半ならではの悩みのこと。
人生の半分にはまだ全然届かないけど、確実に4分の1は終わってしまい、まだ若者ではあっても、若者ではなくなって(いられなくなって)いくのを感じる時期。
でも大人として見れば、社会的経験や地位もまだ未熟で、堂々と胸を張れるというわけでもない時期。
そういった時期に感じる、自分や現状に対する不安や焦燥感が主に挙げられるかな。

なぜそういった負の感情を感じてしまうのか、実際に20代後半の自分が体感してわかったからちょっと書いてみようと思う。
26歳になって、なんだこの焦りは…?と違和感を覚え始め、27歳になって、(大阪の街を歩いていたらふと)ああ…そういうことか…と自分なりに理解できたので。

年代が変わる時期に、年齢を意識する悩みってのは付き物だと思う。
でも10歳前後の自我なんてあってないようなものだし、19歳や20歳頃の実質最初のステージアップも、まだまだ子供で「大人ってどんな感じなんだろう…?」という関心は持っても、大半は学生の年齢だし、次のステージのことを深く考えている方が圧倒的少数。それが未知なるものすぎて…ってのも理由にあるはず。
多分、人生の転換期となりうる時期でもあるし、ステージアップで悩む最初の時期が20代後半なんだと思う。

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