4月7日。
夜中に突然アルゼンチン男が電話をし始めてとてもハッピーな気分だった。二度寝をして8時に起床。同じタイミングでベッドから離れたカナダ人の女の子と朝の挨拶をした。
白人のお兄ちゃんたちはカーテンを閉めず、下着だけというほぼ裸のような格好で寝ている。日本のゲストハウスでもよく見かける光景。1人はジェイソン・ステイサムに似ている。
大谷がメジャーで華々しいデビューを飾り、日本やアメリカでは盛り上がっているようだが、フランスの新聞では野球の記事なんて1文字も載っていない。

カフェのテラス席の先のちょっとした広場では、2人の少年とその父親らしき男性がサッカーをしていた。ゴールは少年たちが脱いだ上着。

夕方や夜はなんだか気分が沈んでいるのに、朝になったら元気を取り戻している。これって完全に遍路のデジャヴだなと思った。まだ観光しかしてないけれど。
犬ヶ島。

じーっ。

KIRIN。

シャトレ駅で白人の中年女性にフランス語で道を尋ねられたが、土地勘なんてまったくないわけだし、そもそもフランス語を理解してないから答えられなかった。でも尋ねられるということはジモッティー感が出てきたということですね()

でも今日はなんだかいろんなところが臭いと感じる。下水清掃の日とかなんだろうか。
Pyramid駅で下車。オペラ通りの先に見えているのが今日の最初の目的地。

自分がいつも行ってるフランプリは庶民的で、このMONOPRIX(モノプリ)は逆に都会的。値段は高いけど、フランスのスーパーといったらモノプリってくらい有名なので、日本人観光客もよく利用するみたい。
でも9時オープンで、今は10時半で、店内は営業開始している様子なのに入り口が見当たらなかった。(入り口が限定されているというだけだったのだが、さっと通り過ぎたこのときは気づかなかった)

パリのオペラ座こと、オペラ・ガルニエ(ガルニエ宮)に近づいてきた。

信号待ちをしていると50代くらいの日本人夫婦が横に。

外観から既にきらびやか。

事前に調べていた入り口のある左側へと回る。署名軍団は本日もしっかり活動中。


日本人が少しばかしいるなと感じた。韓国人は極少数だったので、東アジア人は日本と中華で半々くらい。絶滅危惧種の日本人観光客がこんなにいるなんて、とても珍しい状況だ。
チケットは事前に購入していたが、正直その必要はなかったと思う。そんなに混んでいない。

オーディオガイドは少し迷ったが購入した。

BGMや効果音にオペラ座感があって、劇的だな、さすがだなと。

オーディオガイドの指示通りに見て回ることに。

パーカーやトレッキングパンツなどではなく、おめかしして来たくなるような豪華絢爛っぷり。まだまだ序の口だけど。

ここは中央階段。

観光客はだいたい2パータン。写真を撮りまくるか、ただただ見惚れるか。

この先はボックス席。


ステージと客席。見切れている天井画はシャガール。
リハーサルがやっている際などは見られないらしいからラッキーだったかな。写真はなぜかこの1枚しかないけど。

ボックス席はいわゆる年間シートのようなもので、この席を持っていた富裕層はテレビを見るような感覚で通っていたらしい。見飽きている演目があったり、社交目的で来ていた人もいるから、劇場側は楽しんでもらうためにあれこれ工夫をしていたとのこと。

一部フロアが軋んでいたことを私は知っている。

オペラ座といえばこの大広間。グラン・ホワイエ。もはや圧巻。


社交場であったこの場所でどんな出会いがあり、それからどんな展開があったのだろう。
オーディオガイドのサブタイトルに「金が多すぎる金が多すぎる」というのがあったが、言い得て妙だと思った。

バルコニーに出てみた。ここからの景色は多分何十年とあまり変わってないんじゃないかな。道行く人々の服装や車などを除けば。

ガイドのおかげでかなり楽しめたと思う。ちなみにオペラ・ガルニエのガルニエというのは設計者のシャルル・ガルニエから。


御手洗いだけでなく衣服を預かる場所もあった。100年以上前に外套や毛皮のコートを受け渡す人々の姿を想像した。

なぜかハーゲンダッツ。

衣装も展示されていた。


見学終了。ショップにはこの劇場に縁があるであろう作品が並んでいた。

独特でなかなか面白い売り物だ。

子供用のバレエ衣装も販売されていた。やっぱり高いんだろうな。

出口付近の階段で少し休憩。奥はレストランのテラス席。

もう一度正面側に回り、外観を見納めてから移動。さよならオペラ・ガルニエ。

お昼時の日本食街。

多分この辺りの店で最も人気がある「こってりラーメン なりたけ」口コミで読んでいたとおり行列ができている。まあ、並んだよね。

1人だけいる日本人店員が店内へと誘導してくれた。自分1人だったので前のグループをすっ飛ばしてカウンターに早めに座れてツイてた。
注文を聞いてくれたのはかなり日本語ができそうなフランス男子。大将のような存在はまさかのインド人っぽい人だったけど。

店内には日本人らしき客がちらほら。パリ在住の人は多いだろうから恋しくなって来るのかな。観光客の自分も来てるけども。

メニュー。

ここだけ見たら普通に日本だよなーなんて思うけど、厨房からはアルデンテ!とか聞こえるのがまた面白い。

餃子と、

しょうゆ味玉ラーメン。

味は悪くはなかったんだけど、普通ではなくサッパリを頼むべきだった。というのも油の量がヨーロッパ仕様で、こってりを越えて凶悪な感じだったから。
口コミにも、メニューにも書いてあったんだからサッパリを頼めばもっと美味しいと感じられたかな。でもまあ日本っぽいものを食べたい気分だったし、お腹は膨れたので良しとしよう。
他にも行列ができている店があり、日本食めっちゃ人気やんと、その賑わいに驚いた。実際ブームらしいけど。

茶タイムという台湾系のお店に寄った。台湾人かな?って感じの女性店員が簡単な英語で対応してくれた。氷なしや砂糖の量などかなり細かくオーダーできる店。

Matcha Red Bean Milk Teaこと、宇治金時ミルクティー。タピオカも小豆も似た感じだから黒いのが底でゴロゴロしまくってる。

雨が降ってきたので店内の狭いカウンターで飲んだ。つい先程ラーメンを食べたばかりなので正直苦しかったけど美味しかった。
最後出る際店員と目が合ったのでAu revoirと言うと、とびっきりの笑顔で見送ってくれたので、こっちまで笑顔になった。小さくてぽっちゃりしてて、少し浅黒い肌の女の子だった。
それから日韓系スーパーに行った。ずっと手軽に食べられるものを探してるから、こういうとこは希望あるなと感じる品揃え。今は要らないけど。


おにぎりあった。そうだよ、こういうのが楽なんだよ。


それから朝見たモノポリへ。こういう店が近くにあれば楽だなと思った。何でも揃っているから買い物しやすい。例えるならイオンの1階って感じ。
歯ブラシの横にコンドームならわかるけど、プレジャーバイブて。パリ土産として買ったんで欲しい人は連絡ください。

お菓子もいろいろ。

チョココーナー。ここでパリ土産として買う人も多いみたい。スーパーで買ったなんて現状を知らなければわかりゃしないし、パリで買ったチョコであることは変わりないからセーフでしょう。

ベルヴィルにもモノポリはあるみたいだけど、こんな感じの品揃えならもっと助かるがどうだろう。

この付近には電子レンジもあった。温めたら食べられそうな商品がいくつかある。自炊めんどくせえ!みたいなフランス男子とかが使ってるんだきっと。(実際にその時温めている男性がいた)

うん、また来よう。
動物連れてる物乞いは強そうだなと思いながら、Musée de l’Orangerieへ。

チュイルリー庭園内を移動。

この後ろに数人の撮影者がいます実は。

建物は発見したが入り口は逆側の様子。

左奥に見えているのは国会議事堂。

観覧車の近くにあるオランジュリー美術館。

屋内に入り、まっすぐ進んで行くと、モネの睡蓮の間で、クーラーが効いていたというのもあり、別世界に入ってきたような感覚だった。
最初に撮ったのがパノラマのこの写真。すべてを写しきれてないし、右側の歩いている男の人バグってる。

部屋を1周するように展示されている贅沢な空間。本当の意味でモネの絵画に囲まれている。


陽の光が射し込む設計も素敵だ。寝室をこんな感じにできたらどんなに幸せだろうなんて考えたり。

次の間もまた睡蓮。そりゃみんなパノラマで撮るよね。

数日前レオナール・フジタについて友人と話していたが、ちょうど売店に本があった。日本人の中での知名度ってどの程度なんだろう。

扇子あるやん!と、いかにも日本のものというイメージが強い扇子があることに喜んだが、この旅中に結構な数見た。スペインなんかで特に。

ルノワールが描く女の子って、たまに、なかなか、可愛い。そうじゃないモデルのときもあるけど。

っていうかオーディオガイドの声…聞き覚えあるぞ…。

ルノワールは「神がおっぱいをあんな感じにしてなかったら俺画家になってないから」的な発言をしたらしい。あなたの絵画の何かがわかってきたような気がします。

パブロ・ピカソ「抱擁」
女の方は妊娠しているが、男女は明らかに幸福そうではない。青の時代の作品。

マリー・ローランサン良い。良い。

でもガイドは悪い。やっぱりこの男ブッてるわ。演技臭さはガイドにはいらないから、頼むから引き立て役に徹してくれ…。

またまたちびっ子たちが学習中。

アンリ・ルソー。税関職員を務めながら、仕事の休みに絵を描いていたといういわゆる日曜画家。このシュールさ、嫌いじゃない。

すべて見終わった後に、最後にまた睡蓮の間へ行って観賞を終えた。
仮設トイレのようだが、これを利用するにはコインが必要だった。トイレに行きたいのなら美術館等の有料施設に入っている間に済ませておくのが吉。

先程も見えていた国会議事堂。

セーヌ川に沿って歩くと見えてきたアレクサンドル3世橋。

真っ赤なドレスを着た女性。ウェディング系の記念撮影だった。

これもまたパリ万博に合わせて作られた橋。橋の名前はロシア皇帝アレクサンドル3世から。

女性の後姿ってほんと絵になる。なんなんだろう。絵にならない人もいるけど。

またまた前撮り。前じゃない可能性もあるが。

奥に見えているのは軍事博物館。ミュージアムパス対象なので当初は検討していたが、先日の予定変更で犠牲になった。

シャンゼリゼ通り経由で戻ろう。

正面から見たグラン・パレ。

向かい側はプティ・バレ。プチってデカさじゃないけど。

ん…?オベリスクに繋がるローズラインか…?


ズレとるやないかーいwww

トリコロールビキニキーホルダーが一番目立っております。

なんかクールなデザインのコンドームが売ってる。

SHIBAINU。

モノプリオペラ店に再度寄った。前を通り過ぎた日本人親子。

地下に来てみると更に食料品が揃っていた。でも迷う。宿に冷蔵庫はないし、ここからベルヴィルまで運ぶのはちと面倒だから。チョコレートの数は少なくても、飲み物やカットフルーツなどは向こう(のモノプリ)にもあるだろう。だが全体的な品揃えは間違いなくこちらの方がいいはず。悩ましい。

というかそもそも何が必要なんだろう。明日の朝、あれだったら昼も?簡単に食べられるパンが欲しいな等々、迷った末、何も買わなかった。
地下鉄の車内でColdplayのFix Youを聴いていた。以前のクリス・マーティンがくるくる回っていた例のタイミングに合わせて、目の前にいた子供もくるくると回っていて面白かった。
黒人の母親と黒ライダースジャケットを着た3人の子供。この国で黒人として生まれるというのはどういう意味を持つのだろう。深い意味があるかもしれないし、白人たちと何も変わらないかもしれない。
いや、テロを起こすのはムスリム信仰を持つ違う人種か。スーツでかっこよくキメた黒人が、白人の物乞いの前を通り過ぎるのも今日見たばかりだし。
ベルヴィルのモノポリに来てみた。想像していたよりずっと大きくて嬉しい。

チーズはめちゃくちゃあるけど、でも無性に食べたかったカットフルーツはパイナップルとマンゴーだけで残念だなーなんて思っていると、
突然、ネズミが猛スピードで前を横切って、そのネズミを挟んで反対側、つまり目の前にいた、同世代くらいの白人の女の子と目を合わせて笑った。

あれこれと探し続けて長い滞在だった。でも良い感じのスプーンは見つけた。小さなスプーンのついたジャポンスイーツも。

パンはやはり適当なサイズがないので、食べたいならパン屋に行った方がいい。でもなんかタイミングが合わない、という言い訳。躊躇ってるだけなんだけど。
そしてこの店に電子レンジがあるのかはわからなかったので、温める系も断念した。
チャイナスーパー前のポメラニアン。

収穫品ですこれが。ヨーグルトがとても美味しくて、それなりに見た目の大きさはあったが、あっという間になくなってしまった。

夜になると(といっても7時半頃は明るかったが)外からバンドの音が聴こえた。多分テラスのとこに人が集まっていたからそういう系のイベントかな。トランペット有り編成のジャズをパリで聴くということ。
今日は13km歩いている。明日からはちと休もう。充分パリを楽しんだ。そしてまだモン・サン・ミッシェルは残っている。
土曜日の夜だからか、演奏音や歓声以外も、外はずっと騒がしかった。
4月8日。
窓も開いていたし、夜通しというほど、外の演奏音は真夜中過ぎても聴こえ続けていた。早朝は掃除機の音がしたし、快適に眠るというのも難しい。
朝食はチョコチップマフィンを食べた。いまだにパリだと何でもオシャレに感じる。
天気予報は雨になっているのに、外は普通に晴れている。公園に行くのもありかな。日曜だから人は多いかもしれないけど。
二段ベッドの下段の光景。とにかくくつろいで、そして寝まくった。清掃の人が入ってきたときはドキドキしたが。

フロア案内。前にもちらっと書いたけど、日本でいう1階をこっちは0階としてるから、ここは実質5階。

本当にのんびり・だらだらと過ごし、15時頃に宿を出て、フランプリに行って、小銭を減らす計画で大きな方のオレンジジュースを買った。
手元にあれば水を飲むようにオレンジジュースを飲んじゃう人間なのです。もはやオレンジ飲みまくり旅といっても過言ではない。人によっては狂気も感じるだろう。Virtual Insanity。Orange Insanity。

そのままベルヴィル公園へ向かう。まったく観光地ではないから、観光客はほとんどいないと思う。

だがパリ市民で賑わっていた。ファミリー、カップルが多いが、一人で本を読んでいたり、昼寝をしてる人も多い。優雅な休日だ。

けんけんぱをする子供は可愛かったが、キスをするカップルはどう言えばいいのだろう。うーん、じゅてーむ!!!!!!

パリ中心地の方が見えなくもない。

いや、賑わっているを超えて、うんざりするほどいるな。

これだけの人数がいるので警察もいた。日曜もお勤めご苦労様です。

公園の裏にあったカフェレストランのMoncoeur Belleville。口コミは「ビューは良いが、サービスは悪い」という意見が多かった。

どこにだってサッカー(フットサル)をする場所はある。そりゃエムバペも育つわ。
日本が強くなるには子供たちの遊び方から変えていかないといけない。ゲルト・エンゲルスが日本のサッカー少年は練習が休みだと言うと全員が喜ぶと述べていた記事を先日読んだが、こっちの子供たちがサッカーをする姿は本当に楽しそうだ。

公園散歩終了。残念ながら落ち着いて座れるスペースは一切なかった。

見えているのはノートルダム・ド・ラ・クロワ教会。特に有名ってわけではないのでチェックもしておらず行ってないが、今調べてみると白くて美しい教会みたい。

またもやサッカーをする少年たち。彼らにとって楽しい遊びなんだろう。コートやゴールがないなら、ゴミ箱をゴールにすればいいのだ。

パニーニやピザを作っているみたいだが、子供たちのお目当ては綿菓子。

かなり広範囲で行われていた地下工事。

観光もしていないこの日、歩いていると早く巡礼を始めたいなーとつくづく思った。
行こうかと考えていたレストランは開いてなくて、ふとあの日韓のスーパーに行こうかなと思い立った。
予期せぬ遠出だがまあいいさ。あれだったら昨日見つけたうどん屋で食べてもいい。
撮りたかったど撮れていなかったこの鳩の広告。

パリ市街地ではたまに日本語を見つけることができる。300mlくらいのペットボトルの水を売っている男性はもっとどこにでもいる。

いや、来ちゃいましたねうどん屋。フランスにいるならフランス料理を狙うべきなのかもだけど、フランス料理のレストランって何か敷居が高い気がするし、特にこれが食べたいってメニューもないから、うん。正直食べ物は何でも良いし興味本位で来ちゃったよね。

うどん以外にもご飯ものや揚げ物があったりする。ちと高いけどね。まあ、一回で量食べておきたいってのもあるから気にしない。

「あー食ったー!」とフランスと日本のハーフっぽい男の子が日本人の母親と出てきた。

店員は日本人が多め。注文を聞きに来たのは日本語ができる系のフランス人女性だったけど。(なんかデジャヴなパターン)
店内の音楽はミスチルやリップスライム、安室奈美恵が流れていた。

隣の黒人カップルが超楽しそうに天ぷらうどんを食べているのが印象的だった。
この唐揚げはあまり日本では食べたことない感じだったけど、味はかなり美味しかった。

まあ痛恨のミスで鴨うどんの写真撮り忘れたんだけど、その理由は多分うどんが来たときに横の黒人彼氏にそれは何だと聞かれたから。
Beaf?と聞かれて、duck!と答えたら、Nice!貰いました。

あったかいうどんだったし、ぎゅうぎゅう詰めの店内で人の熱気もあり、汗をかいた。
店を出るときに黒人彼氏から味はどうだった?って聞かれてその流れで少し話した。英語が流暢だったけど、こっちに住んでるの?と質問すると、ロンドンからだと。2日滞在で来たらしい。そりゃ週末ちょっと~で来れるっちゃ来れる距離だもんな。9日滞在と言うと、長いね!と極自然な反応。
最後はグータッチを求められたのでそれに応えた。彼女の方もずっと笑顔だったし、彼氏はめっちゃノリの良い人だったので楽しい気持ちになれた。ありがとう。
ジュンク堂。

日系スーパーは他にもある。こちらは京子。

ベリービッグモフモフ。

ヨーロッパの人々の目には鯉のぼりもクールに映っているだろうか。

昨日に引き続き入店でございます。場所は完全に覚えていたわけじゃなかったし、地図アプリでも確認していなかったので、昨日撮った写真を見て思い出した。レジに並んでいる際のBGMはEminemのStanだった。

せっかくフランスにいるのにおにぎりとか日本でも買えるようなものばっかでつまんないなと思いつつ、でもメロンソーダとかチーズケーキとかどこにいても好きだし~と開き直り。おにぎりについてはこの手の一人用サイズの食べ物自体あまりないし。
それからまたモノポリオペラ店に行った。店内にあるパン屋は食べやすいサイズがあるんだけど、もうおにぎりとか買っちゃってるしやめた。

なんだかんだで今日も5kmは歩いている。これから宿に戻るのでまだ歩く。
地下鉄で停電かと思ったのは車内の電気が一瞬消えたから。ベルヴィルの地上に出るとぽつぽつと雨が降っていた。
左がモノポリ、右がKマート。柚子と抹茶のチーズケーキて。ルーヴル地下で気に入ったフランも買った。主食はスイーツ(笑)勢の偏食感半端ない。

これは宿で最初に貰った地図が載った案内。To Do Listは一番下以外はクリアしていない(大嘘)

正面のベッドは白人の白髪のおばちゃん。挨拶しようとしたが目を合わせようとせず、スマホを触っていたのでできなかった。彼女は到着した際に大きなため息をついていた。安堵のため息なのだろうか。
バスルームから戻るとカナダガールが何かを食べながら荷物を広げていた。自分も明日少しは荷造りをしておこう。明後日は忙しくて余裕がないだろうから。
下のカフェの朝食全種類制覇してやろうかと思ってたけど、Saltyは食べるタイミングをもう失ってることに気づいた。食べるなら明日しかないが、もう食料は用意してある。
このホステルについて考えた。冷蔵庫もランドリーも、キッチンもないし、長期滞在には微妙だったかもしれないと。でもそこまで不満はない。夜遅くに出歩いてないから治安も特別悪いとは感じてないし、そもそも宿を探しているタイミングで、9日近く泊まれる安宿なんてあまりなかった。
前買った水はかなり薄めた牛乳を混ぜたような嫌なまろやかさがあったが、今回のは普通で飲みやすい。
カナダガールがスマホのスピーカーを使い、無駄にでかい音量で電話をし始めた。おまけに相手のマイクの性能が悪いのか、たまに銃撃戦かというようなノイズまで入る。でもしばらくして廊下に行ったから許そう。
ぶんぶんと羽音が鳴る蜂のような虫が部屋に入っている。
電気消したいなー。いや、ってか電話うるさいなおい。廊下にいるのに。と思っていたら23時45分。事件が起きた。
あの白髪のおばちゃんがブチギレてってほどではないが、部屋の扉を開け、廊下で電話をしていたカナダガールに注意しに行った。恐ろしいが、強い。
長電話を切り上げたカナダガールは戻ってきた際に、I’m sorry…という謝罪から入った。根は良い子なんだろうな。しかしおばちゃんは一言も発しない。
な、なんだこの空気…。き、気まずいぞ…。下手に音を立てられない…。他の子も…荷造りをしていた他の子も…物を落としたときに小声でsorry…と謝っていた…。学校感があるというか…なんと緊張感のある夜なんだ…。
この日現れたばかりのおばちゃんが空間を支配している…。若者たちは支配されている…。その日若者は思い出した…ヤツに支配されていry
カナダガールではない荷造りをしていた女の子は、多分明日宿を出るのだろう。静かに作業をしていた。でも部屋の電気は消えていて、位置的に自分のベッドの明かりを必要としていたので、寝たかったがしばらく消さずにつけていた。iPhoneのライトも使ってたくらいだし。
正直おばちゃんが明日去る人であってほしいなと思った。彼女が100%正しいし、注意してくれてありがたい部分はもちろんあったが、こういうとこは若者だけで気楽に過ごせる方がいい。


