オアシス行けるし、群発頭痛も逝けるよ!

先週末までの最近起きた一番嬉しい出来事は、(最寄りが潰れて新たに最寄りになった)インネパことネパール人経営インド料理店は(ラッシー等はあるけど)チャイティーを出していないようなので一度も行ったことがなかったんだけど、Googleマップ内で久しぶりにチェックしてみたらアイスチャイがメニューにあることがわかったので行ってみたら、それはもう美味しいアイスチャイを出してくれたので、帰り際に「ホットチャイも飲める?」と聞いてみたら「ノメル、デキル」と答えてくれた。

ということで次の来店時に頼んでみた。本来のメニュー表にはないけど、ホットチャイを。
そしたらね、「ジカンカカルケドマッテ」と運ばれてきたそれはね、スパイスの配合も加減も甘さも文句のつけようがない、完璧な味で驚いた。これもう実質チャイ専門店やん…と。

今まで散々、福岡県内(外)のチャイ専門店、チャイティーラテを出すカフェ、ドリンクメニューとしてチャイを置いてあるインネパ系カレー屋で、チャイガチャを回してきたけど、ようやくURを引き当てたね。
大阪に行くたびに本町のAkash Cafeに行くけど、そのアカシカフェレベルの味だからね、間違いなく福岡県で一番美味しいチャイティーを出すお店。
いや、まさに灯台下暗し。美味しくないチャイを出してるカフェオーナーは一度研修に来てほしいレベル。多少時間掛かったっていいんだよチャイは、煮出すんだからさ。

このインネパ店のオーナーは今月頭で変わったらしく、店名やメニューも年末年始で変えるらしいけど、チャイの味は変えないでほしいな。今は以前から勤めている料理人が一人残って引き継ぎのような形で厨房で指導しているらしいからどうなるかはわからない。
新しいオーナーは帽子をいつも被っている男性で、ウェイトレスは彼の母親の可能性もあるくらいの年齢の女性でとても気さくで優しい方。店内のBGMもオーナー・店員交代と共にボリウッド系EDMから落ち着いた向こうの歌謡曲みたいな音楽になったからより過ごしやすくなった。前のオーナーの時は自分まで踊らないといけないような雰囲気だったからね()


そして先週土曜日は、Oasisの東京ドーム公演一般販売の日でしてね、正直先行抽選を逃した時点で厳しい戦いなのは理解しつつ、少しでも可能性があるのなら…と繋がらないチケットぴあに2時間以上アクセスしてはエラーでやり直すという作業をパソコンとスマホで続けてたんだけど、いやまあ、奇跡が起きまして、買えちゃいました。
内心無理なのはわかっているけど一縷の望みに託しダメ元で同じ作業を数時間繰り返すというのは、もはや気が狂いそうになるほどで、これ人生の無駄な時間すぎるだろう…とこの販売方法に決めたチケットぴあの人間の正気を疑いながら、絶対にオアシスが観たいというその一心、オアシス愛だけで粘り続けていたら突然座席選択画面に変わった。

その時点で土曜日は全部売り切れ、日曜日はVIP席とA席しか残っておらず、でもそこから先もまだアクセス集中エラーが出るもんだから、もうどっちでもいいから行きたい!頼む!買わせてくれ!と交互に選んでいたらA席が買えた。
でもね、今は正直かなり後悔してるんだ。どこかでVIPの7万5千円という値段に怯んだことで交互というやり方でAを選んでしまったのではないか…?オアシスが再結成して来日するというのに、もっと近くで観られるチャンスを自ら逃してしまったのではないか…?こんな貴重なライブにお金を出さずいつ出すんだ…?いくらでも他で節約できただろう…とね。
タイミング的にその時VIPを選んでいたらどちらも買えていなかったみたいな可能性もあるわけだし、行きたかったのに行けない人は何十万、何百万人といるわけだし、自分が幸せ者なのは間違いないんだけどね、人間心理というのはいつだってないものねだりだから、そう思っちゃうって話。

しかしチケットは手に入れた。手に入れたんだ。遠いAエリアからでも(またギャラガー兄弟が喧嘩しなければ)オアシスが観られる。来年10月に(まだ解散していなければ)彼らの曲を生でシンガロングできる。こんな素晴らしいことはないね。観られない人たちの分まで楽しむのが義務でしょう。
Green Dayの和訳が終わったらOasisやりまくろうかな。どうするかはまだ決めてないけど。


はい、だがしかし、自分が抱える爆弾の中身が一つ判明しまして、多分、自分は群発頭痛持ちです。
キーウ・クラシック・バレエの『くるみ割り人形』を観に行く日、またこれか…と心底失望するありえない痛みの頭痛で目が覚めた。
以前にも眼球が握り潰されるような痛み、もはや人間生活が送れない、起き上がれないほどの激しい頭痛や吐き気を感じることはあって、それは極度の眼精疲労が原因だろうと眼科に行ってみるも何の異常もなしという結果が出たけど、これ眼じゃなくて脳だわと気付いた。
平常時を0、天気痛(低気圧頭痛)を30とすると、群発頭痛の痛みは2万くらいある。いや、冗談抜きに。そして鎮痛剤も気休め程度にしか効かない(むしろ副作用の方が強くて気持ち悪くなる)。
有病率は全人口の0.1%で、これといった予防法はないのに、MRIで数万飛ばすのもなあ…とまだ専門外来には行ってないけど、症状ほぼ当てはまってるし、まあそうなんだろう。

理不尽だなと感じるのは、お酒や煙草は控えましょうと書いていたりすること。うん、どっちもやってねーわ。まったくやってない。
薬を使って寝てるけど最近はわりと規則正しい生活が送れてるし、自律神経も(自分ではどうすることもできないストレス以外は)本当に気を遣って生活してるわけ。
でもやってくるんだからね、嫌になるよね。もっと自堕落に生きてる奴のとこに起これよ!と言いたくなる。
だがまた襲ってくるだろう。いつ来るかもわからず怯えながら、急に襲ってくる尋常ではない痛みに再び苦しんで、吐き気を残してフェードアウトしていくのを待ち、そしてまた怯えて襲われての繰り返しなんだろうな。

普通は抱えなくていい爆弾をいったいいくつ抱えて歩き続ける必要があるのやら。多分前世の自分はもうパーフェクトすぎる人生を送ったから、来世の難易度をウルトラハードモードに設定したんだと思う。どこかパーフェクトだった面影はあるでしょ?でもまあ、うん。泣きっ面に蜂、メンタルヘルスに群発頭痛。たまったもんじゃないぜ。

まあ、何であろうと、やっていくしかない。動ける日に動けるだけ動く。問題はあるけど、何も問題はない。
とりあえず、美味しいチャイは最高って話さ。

自分が世界の神だったらなあ

今に始まったことではないけど、例えばニュースを見ていたりすると、最近は特に無力感を抱くことが多くて、なんで自分は神様じゃないんだろうなと考えたりする。絶対的な力があればこうするのになと。気は狂ってないと思うけど。

自分が神様だったなら、
ロシアやイスラエルの軍事侵攻なんて今すぐにストップさせるし、
闇バイトも不法移民も全部含めて犯罪者は自首させたり、性犯罪者に限ってはもう無人島にでも送っていいし、
LGBTだの男女平等教育だので、女子トイレに侵入されたり、体育の授業で男子に骨を折られる女子が生まれるようなアホらしい状況を変えてあげたい。いや、もうLGBTの方々ずっと苦しんでるらしいから正常な性的指向に戻してあげたいね。
病気や怪我の人も一瞬で治してあげたいし、介護で苦しむ障害児が産まれてこないようにしたり、毒親と呼ばれる存在を正したり。
政治家もね、もう操っていいから、不潔極まりない首相やグラドルと不倫する野党党首なんかに頼らずに、国民が生活に苦しまない政策で国家を運営したいね。

だがしかし、現実の自分は小さな小さな一人の人間でしかなく、
罪なき人々が無惨に殺されていく様子をテレビ越しに眺めることしかできないし、
犯罪者にも税金にも怯えることしかできない。
いや、参ったね。何の力も持たないんだから。
中学生みたいな思考に戻り、こんな世界の状況で身の丈にあった幸せを追い求めるような気分にもなれず、なんて自分の存在は小さいんだろうと感じるだけ。ただそれだけ。

うん、寒くなってきたから仕方ないね。いろいろ考えるけど、寒さが余計に悪さをする。
もっと自分を見つめれば、無気力がずっと続いていて、その原因が他者に対しての失望を引きずる自分にあって、それが自らの意思ではどうしようもないということも理解している。
久しぶりに会った家族の言葉に、家族を悲しませないためだけに少年の頃から自殺衝動に耐え続けてきたのに、いったい自分は何の為に二十年近く苦しんできたんだ…?と頭が真っ白になったり、
従兄弟が結婚するという話を聞いて、良いなあ、まともな環境で育てた奴は。お前んとこのハゲ親父が虐待から逃げてきた直後の少年に頓珍漢な説教なんてしてなければ心の傷も幾分マシだったかもしれないのに、良いなあ。でも謝罪どころか、罪悪感すら微塵も感じてないんだろうなと言葉を失ったり、
減っていくだけの貯金に対して、何も持たない自分が受かる中の、何の仕事なら、潰された人生の可能性について忘れられ、劣等感や惨めさに負けず、働いていけるんだろうと考えたり、
うん、そんなことばかり。
現実に向き合わなきゃいけないけど、その現実に向き合うという行為が自分には耐えられず、ただただ時間は過ぎて、何かをしようにも気力が起きずずっと沈んでいるだけ。年を重ねるごとに心が壊れていく感覚だけがはっきりと感じられるのみで。

良くない。良くないね。楽しさが続かないことも良くない。
「ああ、サカナクションのプラネタリウム、あっという間に終わっちゃったけど楽しかったな!」とドームを出たのに、その科学館から降りていくエスカレーターでもう辛い気持ちに戻ってたりね。
ちくしょう、嫌になるぜ。もうファイティングポーズを取ることもできない。元からそこまで取ってもいないけど。
でも、ふらふらと彷徨うことはまだできる。あまり遠出はできなくなっちゃったけど、あっちへ行ったりこっちへ行ったりという行為はまだできる。きっと右往左往の意味通りに混乱のままだけど。
そして、こういった文章は、狂っていく人間の観察日記にしたいわけではなく、自分だって幸せになりたいと願っている。ただ、未来の自分だけが自分自身を救えると信じていたその未来が現在のことなんだろうと気付いたり、その度に絶望するというだけ。

もう詰んでいるというのはずっと前から気付いている。その追い込まれた局面で悪足掻きをしているだけ。多分ただの時間稼ぎ。打開する選択肢が過去にあったならそれを選んでいたに決まっている。
だから、できる限り穏やかに過ごしていたいのに、身内だとか、わりと近しい存在から過去を攻撃されるのはここまで粉々になっている心でさえまだ折れそうになる。でも、家族という最小のコミュニティから自分の地獄は始まってるわけだから、ある意味お似合いの苦しみなのかもしれない。
家族ですらこうなんだから、自分が這い蹲る地獄を想像できる人も、そんな地獄から助け出してくれる人もいるわけがない。女に生まれていればまだ救いはあっただろうけど。

もう全部冬の寒さのせいにしよう。ヒョウだのアラレだのが降ってちゃ盛り上がれる時も盛り上がれない。
ただ春が来て、暖かい日々が戻ってくることを待っている。冬はこれからなのにね。
年が明けたら、Weezer, Green Day, Mogwaiのライブを観に大阪へ行きます。トム・ヨークと違って、福岡までは来てくれないからね。音楽の趣味はこのラインナップでなんとなくわかるでしょう?いや、わかんないか。
でもSay It Ain’t So / Boulevard Of Broken Dreams / Friend Of The Night辺りを生で聴いている時の気分はきっと悪くないと思うんだよ。そんな瞬間を一つでも多く拾っていくだけ。世界の神じゃなくて、ただの人間だから。
ずっと最低な気分だけど、最悪ではないよ。
世界最強のメンタル強者だから、この人生でも気を狂わせず、ライブやスポーツ観戦に行ったりできる。凄いでしょ。
まだ足掻ける。そこで見ながら笑っとけ、神よ。そんで、オアシスの東京ドームチケットも用意しやがれ(ハズレた、FUKOKA

高野山滞在

6時の奥の院の勤行(お勤め)に間に合うように念のため5時半にKokuuを出発。宿から御廟までは徒歩約20分。

空が美しい。一晩寝て疲労もかなり回復したし、もうあんなに歩かなくていいし、気持ちが良すぎる朝だ。肩は少し痛いけど。

落語家がお墓に落書きするのならここにしてねと作った楽書塚(本のような石碑)は、落書きよりシールやステッカーの方が目立っている。

明るくなって大杉林も供養塔もはっきりと見える。

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