サンティアゴ巡礼 -フランス人の道- Day 1

4月12日。
隣のカナダ人おばちゃんのいびきは徐々にうるさくなって、今まで聞いた中でも最大級の音量まで上がり、眠れるわけがなかった。彼女はこの先いろんな人を苦しめるだろうなと思った。
こんなことならベッドを変えてもらえばよかった。このまま眠れないのは最悪だと耳栓を途中で付けたが気休めにしかならない。それはまるで叫び声のよう、いや、耳の中にウシガエルでも詰め込んでいるような騒音だった。いびきだけでなく、タップダンスかのようなリズミカルな歯ぎしりも聞こえてきたときにはもう笑うしかなかった。
2時ごろにそのおばちゃんがトイレへ行ったとき、水を飲んだら喉の奥の気管に入ってしまい、むせて死ぬかと思った。他の2人は寝てるからできるだけ音を立てずに落ち着かせる必要があって、非常に苦しかった。
という災難な夜だった。可哀想。

朝になると、6時にロザンカのアラームが鳴り、外の通りの灯りもついた。他の部屋からはもう音が聞こえているので確実に起きている。
バスルームですれ違った韓国人家族の娘には挨拶を無視されたような気がする(あのバスで一緒だった家族は宿も一緒だったみたい)。戻ってきても自分の部屋はまだみんな寝ていた。まあ朝食は7時だから問題ないけど。
上述のいびき事件に巻き込まれたりもしたが、眠りの浅い人間にしては結構眠れたと思う。4,5時間は眠れたかな。
30分にそのこちゃんのアラームが鳴ったが、すぐには起きなかった。朝は弱いのか、それともまだ眠たいのかな。

ガイドブックに載っている情報はナポレオンルートのことばかり。

サンティアゴ巡礼 -フランス人の道- Day 0

4月11日。
5時に起きた。そして、大丈夫な気がした。いろいろと。
割れたクッキーを食べてから着替えて、ヒステリックマダムに怯えながら最後の荷詰めをした。(昨晩文句を言われたら、高級ホテルにでも行けと言い返そうとしてたのは内緒)
廊下で上半身裸のサファテみたいな男性とすれ違い、フロントへ下りた。チェックアウトの手続きを済ますと2ユーロが帰ってきた。カフェのBGMはBon JoviのI’ll Be There For Youが流れていた。

宿を出て、駅へと歩いていると荷物の重さに嘆きたくなった。これを40日続けるなんて、こんなのすぐに体壊すと。別に初めての経験ではないけど。
片側がやたらと重い気がするが、宿に着かないと弄れないだろう。一回中身を全部取り出して、パッキングをやり直したい。
Belleville駅に着いて一旦荷物を下ろしただけで肩が痛かった。久しぶりに10kg超えの荷物を背負うので体が悲鳴を上げている。

メトロをBelleville→Châteletと移動し、それからMairie de Montrouge行きに乗り換えてGare Montparnasseまで。

既にちょっと辛くて、気持ちは昂ぶりとは逆の状態。とりあえず乗り遅れませんように。

左に写っているのは颯爽と進むセグウェイマン。この駅の長い長い、動く歩道では通勤者が年間11.5時間も節約できているらしい。なんとも言えない。

Gareとは駅という意味。モンパルナス駅は主にフランス西部や南西部への始発駅となっている。

Happy Birthday To Summer Yankee And

サンティアゴ巡礼の初日と見せかけて、昨日誕生日でしたというネタです。26歳になって、遂にアラサーに突入しました。
クルーズ船に乗ってシャンパンを飲むわけでもなく、昨日もいつもとほとんど変わらない感じで過ごしてたんだけど、外で蝉が鳴いているのを聞いていると、ふと今までの誕生日にはなかった想いが浮かんだ。

26年前の今日、同じように蝉が鳴いていたであろう夏の暑い日に、まだ20代だった母が自分を産んでくれたということを想像すると、急に涙が出そうになるような感動があった。
遥かに大きな存在に見えていた20代や30代も、いざ近付いてみれば全然大したことのない、まだまだ若い甘ちゃんみたいな存在だと感じる。自分もそうだし、同世代の女性を見てもそう思う。
主人公は自分ではなく、そんな20代だった、自分の一番知っている女性。
今の自分の年齢とさして変わらない彼女はきっと大きな不安を抱えていたと思う。自分は長子だが、その前に一度流産があったりもしたらしいし。
何と表現すべきかな。年齢が近付いたり、家族を作るということに現実味が出てきたことで、その偉大さを知るというか、ありがたみが増すというか、そんな感じかな。
自分と母の似ている(受け継いでいる)ところは多い。甘い物が好きなこととか、お酒が苦手なこととか。ああ、この人から産まれてきたんだなと感じるようなこともまた、上の感情に繋がる部分があるはず。
まあ要は、自分がおめでとうと言われる日ってより、母親にありがとうって言いたい日だなと。
こんな風に感じたのはきっと、つい最近友人の初産があったり、自分も歳を重ねたからだろう。

ショッピングモールなんかを歩いていて、すれ違う若い母親と男の子を見てもそうだし、
きっと自分が結婚して子供が産まれたら、嫁と子供の姿を見て、また同じようなことを想う気がする。

とりあえず、まだまだ、いろいろと、時間は掛かりそうだけど、頑張ろうと思った。


はい。ブログまったく手つけてないですすみません。
ワールドカップに対応するためにヨーロッパで過ごしてるような時間で生活していたから、っていう言い訳をしましょう。日本ではただのサマーヤンキーだけど。
夜の睡眠が続かないから、今朝なんかジョギングしちゃったもんね。うん、だからなんだって話だ。
先日は九州国立博物館の「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」とMuseの「Drones World Tour」を観るような充実な1日があったけど、その日以外は基本忙しく、他の作業に追われてます。
多分、7月末には巡礼の記事書き始めるんじゃないかな…。多分ね…。多分…。

ってことで、誕生日おめでとうメッセージ本当にありがとうございました。幸せです。今週いっぱいはハッピーダンスいけます。

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