6月17日。
8時まで寝ようとしても5時台には起きて、6時には完全に目が覚めてるということが多い。この日もそうだった。
この辺りは住宅街だから、小さな子供の全力の騒ぎ声や泣き声、主婦の挨拶や世間話等が朝から聞こえる。
30リットルのバックパックとテントを見つめると、この大きさでこの荷物構成は無謀だなと、それなりに途方に暮れる。もう後には引けないけど。
朝食はパン2つではお腹が満たされず、砂肝の唐揚げも食べた。
そして、実は買っていた愛媛みかんチョコレート。てへっ。

体力が弱ってきたり、痛みが酷くなると、気にしないでいいことを気にしだす。
ああ、今余計なことを考えていたな、煩悩に支配されちゃってたなと気付くたび、強い肉体や精神力が欲しくなって、Creepかよってな気分になる。
読経はいいやと思っていたけど、徐々に読んでいないことへの後ろめたさが増していった。しかし途中からというのもそれまでのお寺にフェアじゃない気がして今回はいいか…と渋る。
悟りへの道としての遍路の究極は、やめてしまうことだよねと中野君は言っていた。悟りに一番遠いことの一つは執着心だろうから、歩くということへの執着を捨てて悟りに近付く…的な。まあ、ここまで来てるんだからと(いう執着心を持ち続け)この先も歩くけれど。
今日の夕飯はあつしさんにご飯を作ってもらうことになった。小銭は取るらしいけど楽しそうだ。午後6時半からとのこと。





