6月7日。
5時過ぎに起きると既に雨は降っていた。おっちゃんもわりとすぐに起きたので挨拶をすると、直後に寝起きの放屁をぶちかましていた。
雨の雪蹊寺を眺めながら朝食を取った。雪ではない。

お手洗いが本堂の横にあって、通夜堂からその場所までは屋根がないので走った。朝からダッシュ。
出発したのは6時20分頃。
おっちゃんとは爽やかに別れた。いろいろとお世話になりましたと言うと、またどこかでという言葉を返してくれた。
良い人だった。人を見た目では判断してはいけないと戒めになった。これからも、誰とでも接してみるというのは決して悪いことではないはずだ。
荷物は昨日までに比べればコンパクトにまとまったけれど、予想通り今度は縦へと膨らんでしまったから、バックパックの上の部分が歩くたびに笠に接触するので、かなり後ろが気になる状態だった。
途中から笠を隙間に挟んで歩いていたけど、このときはまだそこから水滴が荷物へと染み込んでいるとは露知らず。








