四国歩き遍路の旅 15日目

6月7日。
5時過ぎに起きると既に雨は降っていた。おっちゃんもわりとすぐに起きたので挨拶をすると、直後に寝起きの放屁をぶちかましていた。

雨の雪蹊寺を眺めながら朝食を取った。雪ではない。
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お手洗いが本堂の横にあって、通夜堂からその場所までは屋根がないので走った。朝からダッシュ。

出発したのは6時20分頃。
おっちゃんとは爽やかに別れた。いろいろとお世話になりましたと言うと、またどこかでという言葉を返してくれた。
良い人だった。人を見た目では判断してはいけないと戒めになった。これからも、誰とでも接してみるというのは決して悪いことではないはずだ。

荷物は昨日までに比べればコンパクトにまとまったけれど、予想通り今度は縦へと膨らんでしまったから、バックパックの上の部分が歩くたびに笠に接触するので、かなり後ろが気になる状態だった。
途中から笠を隙間に挟んで歩いていたけど、このときはまだそこから水滴が荷物へと染み込んでいるとは露知らず。
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四国歩き遍路の旅 16日目

6月8日。
4時半に目が覚めた。カーテンは自分のベッドからは離れているので、起きてからもいっときは真っ暗なままで過ごした。
もう少し寝ていたいと思うような、なんだか眠たい朝だった。太陽光の力を借りてほぼ強制的に起きるということがいかに人体に有効かを知った。

2人も起きると出発の準備を始めた。その準備のほぼ最終段階でペットボトルに水を汲んでいたら、奥さんが僕と中野君にアミノ酸が入ったスポーツドリンクの粉末をプレゼントしてくれた。ドラッグストアで聞いたらこれが一番良いと勧められたらしい。かっこいい兄貴のような存在だった。 
靴は乾ききっていなくて濡れたまま。でも仕方がない。このまま歩くしかない。

窓越しに見る太平洋と朝日。
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朝からキャワワ。
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6時からフロントでのチェックアウトOKということで、その時刻に合わせて3人で来たのに、誰も現れなかった。
実はこれから船に乗る予定だから、少し焦ったんだけど、そう時間経たずに来てくれたので良かった。

四国歩き遍路の旅 17日目

6月9日。
テントから出ると予想通り待ち構えていたもふもふテロリスト3連投。憎たらしい顔してるわ。可愛いっちゃ可愛いけど。
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意外と眠れたねというようなことを中野君が言ってくれたので気が楽になった。昨夜は本当に助けられた。中野君は襲撃者にテント越しに一度頭を踏まれたらしいけど。
奥さんと中野君は連絡先を交換していて、昨晩送っていたメールの返事が朝には返ってきていた。
なんと久礼の休憩所にはスプリングベッドがあったらしい。そ、そうなんだぁ…!へ、へぇ…! ま、まあこっちの方はもう峠越えてるしぃ!?と華麗に震えた。
笑えたのは旅ではハプニングも醍醐味だから。過ぎてしまえば笑い話になることばかり。

6時50分前、出発しようと思っていたら雨が強く降り出したのでレインウェアを着た。
足の裏は出発前から痛んでいた。通しの人は皆足ができていくという流れに逆らうこの我がパンク精神。

まじかよ、お前ついてくるのかよという衝撃。途中で引き返していったけど。さよなら。
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37番の岩本寺を目指す。残り距離は約16km。昨日一カ寺もお参りできていないように、高知はお寺感の距離が本当に長い。歩けば歩くほど修行の道場だということを実感する。
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