篠栗八十八ヶ所巡り 一日目

5月27日(土)
おそらく最も荘厳かつ長い呼び方をすれば「篠栗新四国八十八箇所霊場巡礼」もっと呼びやすくするのなら「篠栗遍路」その1日目を区切り打ちしてきたので書いていく。
四国遍路を歩き始めたのが2016年5月24日なので、(ほぼ)ちょうど7年ぶりのお遍路になった。

相変わらずの不眠症なので前夜は3時間未満の睡眠になり、1年前からの膝蓋腱炎もまだ少し痛む日があるくらいには治りきっていないので、途中でぶっ倒れないかと心配だけども行きましょう。
メンタルもまああれだけど、心身ともに好調な時期なんて人生であったんだろうかみたいな人間なので行きましょう。多分5才児くらいの頃はまともだったと思うけど。
うん、でも久しぶりの巡礼だったので気分は良かった。巡礼の楽しさを知っている人間だというのも間違いないから。

同行者は神社仏閣や御朱印集めが好きな福岡市の20代女性、ゆきちゃん。まったく運動をしないというわけではないけど、スポーツ女子というわけでもない。
今日の予定距離は約20km。さあ、どうなるか。

博多駅からは20分で篠栗駅。結構近いわけです。

四国でも使った白衣だけ持ってきていたので駅のベンチで着替えた。他は巡礼の定番というか、トレッキング系の服装で揃えた。

篠栗遍路の前に

四国遍路を歩き終えて福岡に戻る際に、篠栗遍路にも行くかもしれないからと白衣・菅笠・金剛杖をそのまま持ち帰ってきてから約7年の時が経った。
篠栗というのは福岡県糟屋郡篠栗(ささぐり)町のことで、篠栗遍路(篠栗四国八十八ヶ所めぐり)はいわゆる四国遍路を模したご当地の巡礼コース。その中でも「日本三大新四国霊場」として小豆島八十八ヶ所・知多四国霊場と共に数えられているので、それなりに重要視されている遍路ではあると思う。篠栗の町自体も明らかに寺院の多い町だし、最盛期からは減っていてもお遍路さん向けの旅館もまだまだ残っている。遍路に関心がなくても南蔵院の(ブロンズ製では世界一大きい)涅槃像をテレビで見たことがある人なら結構いるんじゃないかな。


その篠栗遍路にいつか行こうと思いつつ今まで行かなかったのは、簡単に通える距離にあるからこそ、いかにもな格好で移動するのが恥ずかしかったというのは正直ある。
四国のお遍路ほどの浸透度はないから、移動中に知り合いに会ったらどうしようだとかそんな理由で。四国だとあまり気にせず歩けたんだけどね。
そういった抵抗を取っ払うためにも、篠栗(観光協会)側は「SASAGURI 88 HENRO」 とプリントされただけの普段遣いもしやすそうなTシャツ等を販売したりといった努力をしていたりもする。

じゃあ今年行ってみるか、というきっかけになったのは、先日久しぶりに南蔵院に行って、お土産屋さんで篠栗遍路専用の納経帳を見ていたら、当たり前っちゃ当たり前だけど、手を伸ばせば、足を少し伸ばせば、遍路が歩ける場所にあるんだなと改めて実感したから。その場の勢いにも任せつつ納経帳と巡拝図を購入した。
 

宇佐新道 筑紫の路 第七段「宗像四塚」

5月17日。
精神的不調が身体的症状として現れて(なぜかヒゲが)円形脱毛症になったりしても、
このままだとウィリアム・ブレイクの絵画「ニュートン」のようにパソコンチェアと同化していくんじゃないか…?というくらい運動不足でも、
暖かくなったし、そろそろあれを再開しなきゃな、ってことでリスタート。

朝起きたらiPhoneがちゃんと充電できてなかったり、電車を逃して急遽バスtoバスの移動になっても問題はなし。
タイツ+ショーパンで朝の通勤時間に被るのは恥ずかしかったけど、車内で勉強する高校生や圧倒的に美しい白人女性や、宗像市役所の前で自分以外全員降りる光景もなぜか良いなと思った。
そして車窓が農村地域へと変わるにつれ感じる非日常感も、幼稚園の送迎バスを待つ親子も、特別支援学校のバスも悪くないなと思った。
こんな風に、どうにかして非日常的な感覚を定期的に取り入れつつ、生きていくしかないのかなとかなんとかも。

初っ端からだらだらと書きすぎなような気もするけど、この日はもう徐々に書くことがなくなっていくのでね。宗像市と岡垣町にある4つの山を縦走するというハードな1日でしたので。

門前バス停で下車し、湯川山登山口のある承福寺へ。

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