5月29日。
4時頃に目が覚めた。鳥は鳴いていたけど、そこまで騒がしくはなかった。
と思っていたけど時間が経つと少しだけ騒がしく鳴き出した。でも危惧していた虫はほとんどいなかったし、車も少なかった。耳栓とマットなしでここまでリラックスできるとは想像していなかったので助かった。
霧は晴れていたけど、さすがに寒いので寝袋の中にくるまっていた。
新聞配達のバイクや早朝出勤の車の人にちらちらと見られたけど別に気にはならなかった。
トイレに行くと大きな蜘蛛が壁に止まっていることに気付いたけど、電気もついたから問題なし。水場では顔も洗えて爽快だった。お店や自販機はないようだけど、寝床にする休憩所の近くにトイレと水場があるとこんなにも快適。

朝食にはクリームパンなどを食べた。水があるおかげでしっかりと歯磨きもできた。
なんとなく置かれてあるノートを読んでみたら、岐阜の24歳(同い年?)がメッセージを書き残していた。この今まで見た中で最も若い人が書き込んでいるのはこれまでの休憩所でもきっと見た気がする。自分の少し前をきっと歩いている。一度も会ったことがないのに存在を知っている(一方的だけど)って面白い。ここで読んだかは忘れたけど佐賀の26歳も序盤のノートで数回見かけた気がする。
ソファーがあるなんてアメイジングだ!的な外国人の英語による書き込みも。他にもいくつかの異なる言語での書き込みがあって国際色豊かだった。
――5月の終わりのこの日から離れて少し現在の話をする。断片的なメモからブログをこうして書いている今気付いたけど、この岐阜の24歳とは多分この先出会っている。本人に確認はしなかったけど(僕が読んだということを忘れていたから)、それに気付いた今思わず笑ってしまった。旅が終わって1ヶ月経つというのに、こんな楽しい気分になれるなんて。


