6月1日。
新しい月の朝は4時10分過ぎに来た。朝になれば体の痛みは、微々たるものだとしても少しは回復しているから、気分も少しは晴れる。
太陽が水平線から現れる姿が見れるかもと期待していたけど、その願いは叶わなかった。気付いたらもう空に浮かんでいた。
海から直接届く風は冷たかった。今日はあまり急ぐ必要もないし、例の箇所も痛むから、寝袋の中で座って、ただ海を眺めていた。

時間が経つにつれ、徐々に車中泊していた人達も起き始めているのがわかった。キャンピングカーの中からは中年の夫婦が出てきた。キャンピングカーの旅はいつもロマンを感じる。

コンビニに行った。サーファー向けの安宿等もあるから、やはりサーファーが多い。
問題の箇所をかばって歩いているからか、他のとこまで無駄に痛くなっている気がした。
安全ピンはすぐには手に入らないから、代用品として歯間フロスの先で溜まっている水を抜こうと試みたけど、そううまくはいかず。
午前6時を回った。太陽が昇っている。今日も暑くなりそうだ。






